大和市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

神奈川県のほぼ中央に位置している大和市は、人口24万人が暮らす特例市になります。市内には相鉄線、小田急線、東急田園都市線の3線が乗り入れ、各所に駅が存在しているので、アクセス利便性の良いまちです。都内、横浜への通勤している人が多く、首都圏のベットタウンの特徴があります。

 

ここでは、大和市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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大和市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

理想の職員像『大和市に誇りを持つ職員』

 

大和市を誇れることは市を良くしようとする最大の動機となります。市民及び風土に誇りを持つ職員を大和市職員の理想としています。

 

採用試験の情報

 

4月試験(7月採用)

建築(大卒程度)
土木(大卒程度)
保健師
管理栄養士

6月試験

事務(大卒程度)※10月採用
事務(大卒程度)※4月採用
建築(大卒程度)
土木(大卒程度)
保育士

9月試験

事務(高卒/大卒程度/特別枠)
障がい者事務(高卒/大卒程度)
建築(高卒/大卒程度)、土木(高卒/大卒程度)
保健師

12月試験 建築(高卒/大卒程度)、土木(高卒/大卒程度)、電気(大卒程度)、保育士

※R5年度採用試験実施

 

大和市役所は、これまでの公務員試験のイメージとは異なり、公務員試験用の勉強は必要としない、人物重視の採用を行っています。

 

試験は4月に今年7月採用分として実施され、6月、9月は来年4月採用分として実施されました。※6月試験の事務大卒は今年10月採用になります。そして、事務は大卒、高卒、特別枠、障害者枠の区分を設け、技術職についても大卒、高卒の区分を設けています。また、保育士や保健師、管理栄養士など資格免許職も試験が実施されました。

 

大和市の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

なし

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

事務(大卒)
事務(高卒)
消防士(大卒・高卒)
管理栄養士
保健師

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

技術職(大卒)

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

大和市職員採用試験の難易度は県内平均並み!事務職はやや高め

 

大和市役所で最も難易度が高いと思われる事務大卒試験は、高い倍率であるもの試験は難しくはないので、Cランクに位置づけています。そして、事務高卒は、大卒と同じ試験内容でありながら、競争率の高い区分になるので、同じぐらいの難易度と思って試験の臨まれると良いでしょう。その他、資格免許職は平均より高い倍率になるので、難易度はやや高めと感じられます。

 

事務(一般行政)&消防士の過去3年間の倍率

 

R5 R4 R3
事務(大卒)6月

10月採用:4.9
4月採用:5.1

10月採用:7.6
4月採用:17.3

10月採用:ー
4月採用:ー

事務(大卒)9月 8.9 6.5 10.8
事務(大卒)12月 8.9
事務(高卒)9月 10.0 78.0 43.0
事務(特別枠) 合格者なし

消防職
(上級:大卒程度)

8.5 17.5

消防職
(初級:短大・高卒程度)

18.0 22.5

 

大和市事務の倍率は神奈川県で高め!特に高卒程度は高倍率推移

 

大卒程度試験は、近年、6月、9月に実施され、R4年度12月にも試験が行われ、いずれも高い倍率結果になっています。そして、大卒以上に高い倍率結果になっているのが高卒程度で、R5年度は10倍でしたが、それ以前は非常に高い倍率になっています。また、消防士についても大卒、高卒どちらも高い倍率で、大和市は高卒のほうが高倍率となっています。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

1次試験

・総合適性検査(Web方式)
・パーソナリティ検査(Web方式)

2次試験 ・個別面談
3次試験 ・個別面談

 

大和市事務試験は適性検査と面接2回!人物重視の採用試験

 

事務は、大卒・高卒区分とスポーツにおいて顕著な実績、成果を収めた人を対象にした特別枠を設け、どちらも教養試験なし、人物評価に重点を置いた試験内容になります。

 

総合適性検査は、言語能力や数的能力など一般的な知識を問うもので、公務員試験対策は不要になります。その分、面接練習に時間をかけることができますが、1次試験で振るい落とされないためにも、多少は筆記対策も必要と感じられます。

 

大和市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 599.2万円
平均年齢 43.3歳
平均給料月額 313,222円
平均給与月額 412,449円
平均ボーナス 155.2万円
平均諸手当総額 99,229円
平均退職金 2131.1万円

※2022年実績

 

市職員の年収は高い?安い?

 

20位/神奈川県内全34自治体
233位/全国地方公務員(全1788自治体)
166位/全国市役所(全772自治体)

 

大和市事務職の年収は全国高水準!神奈川県ではやや低め

 

大和市は、平均年齢が高めのわりに県内自治体のなかでは平均より低めの年収になります。ただ、全国地方公務員、市役所のなかでは高めの年収を得ている自治体で、平均10万近い諸手当が年収引き上げの要因と思われます。

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 180,510円
高卒 208,670円

 

※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 263,737円 42歳 338,3922円 47歳 370,600円 52歳 397,643円
高校卒 28歳 該当者なし 38歳 該当者なし 43歳 該当者なし 48歳 375,550円

※令和4年4月1日時点

 

経過25年までは一定のペースで昇給!右肩上がりに年収UP

 

大和市役所事務の給料は、急激に昇給するわけでなく、採用時から50歳ぐらいまでは徐々に給料がUPしています。そして、50代以降になると微妙ながら昇給しています。ただ、40代、50代になると管理職につく人、そうでない人の年収差が広がる傾向にあります。大卒と高卒の給料差はあまりありませんが、このように管理職手当が加算される年代になると学歴による年収差も見られるようになります。

 

級別職員の年代及び給料
等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合 1級 20~30代 主事 154,600円~304,200円 21.6% 2級 30~50代 主査 234,400円~381,000円 51.0% 3級 40~50代 係長 306,100円~393,000円 15.2% 4級 40~50代 課長・主幹 359,900円~410,200円 6.8% 5級 50代 次長・参事 362,900円~444,900円 3.4% 6級 50代 部長 408,100円~468,600円 2.0%

※令和4年4月1日時点
※大和市一般行政職員数861人

 

大和市職員(事務)は1級から6級までの等級があり、2級までは7割の職員が属し、新卒職員、20代、30代、40代、50代と幅広い年代の職員が占めています。そういったことから、2級主査で定年を迎える職員もいます、そして、経験値、能力&実績により、早ければ40歳ぐらいで係長へ昇格している職員もおり、また、その後主幹に昇格することも可能です。

 

ただ、課長以降になると一部の職員のみ昇任され、最高等級の部長になると900~1000万円近い年収が見込めるようになります。

 

大和市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 54.4歳 338,870円 418,250円
医師・歯科医師職 42.5歳 466,088円 1,094,267円
薬剤師・医療技術職 40.8歳 312,885円 418,974円
看護・保健職 40.8歳 308,567円 431,769円
消防職 38.1歳 320,620円 430,251 円

※令和4年4月1日時点

 

大和市職員のなかで最も年収が高いのは医師・歯科医師職で、その年収は1500万円ほどになります。そして、次に消防職、看護・保健師、薬剤師・医療技術職、そして行政職になります。また、職員のなかで低い水準になる技能労務職は、他の自治体に比べると高めの給料、給与で平均年収は600万円近く見込まれます。

 

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