農業簿記検定の通信講座おすすめランキング
簿記の知識は全てのビジネスに通じますが、近年においては専門的な簿記知識が求められています。
今回紹介する「農業簿記」は現代的な農業経営をするために必須のスキルになりますので、農業系の経理担当・経営者は取得しておきたいところです。
このページでは農業簿記の学習を効率化するための通信講座・予備校を紹介して行きたいと思いますので、最後までチェックして頂ければと思います。
主なコース種類&料金
※2024年5月時点
- 農業簿記3級コース [公式教科書・公式問題集付]8,100円
- 農業簿記3級コース [公式教科書・公式問題集なし]6,500円
- 農業簿記2級コース [公式教科書・公式問題集付]14,200円
- 農業簿記2級コース [公式教科書・公式問題集なし]12,400円
取扱については主に3級、2級試験になります。まずは3級コースを受講して合格後のステップアップに2級コースを受講する流れが一般的になります。
農業経理の即戦力としての知識を身に着けたいのであれば2級までは取得しておきたいところになります。
料金に関しては3級であれば1万円以下になりますので、控えめに言っても安いと言えるでしょう。挑戦するハードルは低く、独学での勉強が厳しい方であれば気軽に受講できる価格帯になります。2級の場合ですと流石に1万円を超えてきますが、それでも他の資格講座に比べると格安レベルの水準と言えるのではないでしょうか。
身に着けることができるスキルに対するコスパは抜群に高いと評価できます。
カリキュラム内容
3級の場合ですと6講義、2級の場合ですと12講義になります。
3級コースは易しい内容で個人農業者を前提としています。学習経験が無い方でも収支記録方法や農業の決算書作成を無理なく学ぶことができるでしょう。
2級コースになると難易度は高くなります。農業の法人経営を前提としていますので、求められる知識が幅広くなります。実践的な記録方法・原価計算などを学ぶことができます。
大原の特長
- 学習メディアは通信講座
- 業界大手の資格予備校
- 資格の合格実績が高い
- 信頼性が高い
大手で実績に優れていますので、資格の学校選びに失敗したくない方にはおすすめできます。様々な資格コースで高い評価を得ていますので、選んで間違えないスクールの1つと言えるでしょう。
基本的には農業簿記を学ぶのであれば大原一択と言えるでしょう。
約30秒のカンタン入力↓
農業簿記検定について
概要について解説して行きます。
試験区分の種類
- 1級
- 2級
- 3級
3級(初級)→2級(中級)→1級(上級)の順で難易度が上がって行きます。
就職や実践で役立てるためには3級でも良いのですが、2級以上の取得をおすすめしています。
受験資格はあるの?
誰でも受験OKです。学歴・年齢・国籍などの制限無し。
最初から2級、1級にチャレンジすることも可能です。
基本的には3級→2級→1級の順に学習するのがベストですが、既にある程度の簿記知識がある場合は2級から勉強する選択も有りです。
合格基準は?
問題の総得点の70%が基準になります。
競争試験では無いので、受験者全員が合格することも可能な試験になります。
その年度の受験者レベルに左右されないので努力が報われやすい資格試験と言えます。
受験課目(参考出題範囲)
3級の試験範囲
- 農業簿記の概要
- 簿記一巡の手続き
- 勘定科目
- 収益・費用の記帳方法
- 流動資産及び流動負債など
- 固定資産
- 決算書の作成
2級の試験範囲
☆原価計算編
農業簿記の基礎
農業簿記の記帳体系
材料費会計
労務費会計
経費会計
製造間接費会計
部門別計算
製品別計算
農企業の財務諸表
標準原価計算
原価・生産規模・利益関係の分析
直接原価計算
☆財務会計編
簿記一巡の手続き
伝票会計
固定資産・繰延資産
引当金・準備金
株式会社
農事組合法人
その他の取引
決算
収入保険
1級の試験範囲
☆財務会計編
総論(会計学の基礎)
財務諸表
損益計算論
資産会計論
農業における収益取引の処理
諸取引の処理
税効果会計
本支店会計
連結会計
企業結合会計
キャッシュ・フロー会計
集落営農組織等の任意組合の会計
☆原価計算編
農業原価計算総論
費目別計算
部門別計算
個別原価計算
総合原価計算
☆管理会計編
短期利益計画のための管理会計
直接原価計算
意思決定会計
標準原価計算
活動基準原価計算
試験時間
1級 120分(13:00~15:00)
2級 120分(13:00~15:00)
3級 90分(10:00~11:30)
検定料
1級 5,280円
2級 2,750円
3級 1,980円
※2024年度
試験日
年度内1回目:7月第1日曜日
年度内2回目:11月第4日曜日
※申込み期間は例年4月上旬~6月上旬、8月下旬~10月下旬
試験会場
北海道:札幌市・帯広市・函館市
東北:盛岡市・仙台市・山形市・郡山市・会津若松市
関東:水戸市・宇都宮市・高崎市・行田市・千葉市・東京都千代田区・横浜市
中部:新潟市・富山市・金沢市・福井市・甲府市・静岡市・浜松市・長野市・松本市・
岐阜市・名古屋市・安城市・津市
近畿:京都市・大阪市・神戸市・和歌山市
中国四国:岡山市・広島市・徳島市・高松市・松山市
九州:福岡市・北九州市・大分市・宮崎市・熊本市・鹿児島市
沖縄:那覇市
合格率・難易度
3級→50%~60%
2級→40%~50%
1級→20%~40%
3級は易しい、2級は普通、1級は少し難しいを難易度の評価とさせて頂きます。
おすすめの予備校
参考サイト