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【インタビュー】国税専門官に3ヶ月で独学合格体験記!勉強法の全知識

今回は国家公務員専門職である国税専門官の独学合格体験記を紹介します。

 

企業・個人の税金申告が適正の指導、納税の指導、税務に関する捜査・差押等の強制調査などをプロ集団であり、社会的な影響力も強い職業の1つでもあります。

 

当然、国税専門官になるための公務員試験は簡単ではありません。その中でも予備校を使わずにたったの3ヶ月半で合格した久慈田孝志(仮名)へインタビューしてきました。

 

 

久慈田孝志(くじた たかし)さんのプロフィール

 

※写真は全てイメージです。受験年度が古いため、試験情報は最新ではない可能性があります。各採用情報ページより最新の内容をご確認ください。

 

 

職業/性別/ Fラン大学4年生 男性
出身地 埼玉県さいたま市
学習時間/学習期間

1日平均3~4時間(トータル250時間)/3ヶ月
受験先及び受験結果

⓵国税専門官:一次合格→二次合格→最終合格(内定)
⓶特別区Ⅰ類:一次不合格
⓷さいたま市役所:一次合格→二次不合格
⓸国家一般職(大卒):一次不合格

 

Fラン大学出身者は公務員志望者が多い

 

 

はじめまして「公務員予備校ラボ」の管理人です。「国税専門官試験に3ヵ月で独学合格したFラン大学生の勉強法」というテーマでインタビューしていきたいと思います。今日はどうぞよろしくお願いします!
早速ですが、質問に入りたいと思います。Fラン大学出身ということですが、元々勉強は苦手だったのですか?
また、何となくイメージはできるのですが、Fランって何ですか?


 

 

お手柔らかにお願いします。
まずFランの定義から説明させて頂きたいと思います。簡単に言えば偏差値の低い、受験すれば誰でも合格できるレベルの大学を指します。勿論、実際には受験しても落ちる人もいますし、低偏差値と言っても中には優秀な学生もいます。
私の場合ですとギリギリ入学できたレベルですので、Fラン大学の生徒の中でも下位レベルの学力と考えて頂いて差し支えないです。


 

 

Fラン大学に関する説明ありがとうございました。大体イメージ通りですね!分かりやすかったです。
Fラン大学の学生で公務員試験を受験されるケースって結構多いのですか?


 

 

民間企業の場合ですと大学名を見られるケースが多くあります。それに対して公務員試験の場合ですと学歴よりも実力重視の傾向がありますので、Fラン学生の就職先としては非常に人気があります。ただ、勉強の苦手な学生が多いので、警察官・消防士などの公安系や教養型の市役所を受験される方の割合が多いですね。私たちのとって公務員試験は人生一発逆転のチャンスだったんです。


 

国税専門官を第一志望にした戦略的理由

 

 

公務員試験と言えば複数の試験を受験する”併願”が当たり前です。
久慈田さんも国税専門官、特別区Ⅰ類、さいたま市役所、国家一般職(大卒)を受験されています。
第一志望先はどこだったのですか?


 

 

当初は特別区Ⅰ類が第一志望でした。転勤範囲が限られますので、家庭を持った時に人生設計を考えやすいことに魅力を感じました。また、平均年収も高めですし、採用募集人数も多かったので魅力的と感じて決めました。まあ、結局不合格になってしまったのですが・・・。


 

 

ただ、特別区Ⅰ類試験は受験生のレベルが高いので、現実的に考えると合格するのは難しいと受験勉強を開始する前に早々と判断しました。そこで現実的に合格を目指すことができ、魅力的な仕事だと考えたのが国税専門官という訳です。
勉強をスタートする頃には国税専門官合格を第一基準に学習スケジュールを作成していました。国税専門官は他の公務員試験とは出題内容が若干異なるので、早めに第一志望先を変更して良かったです。


 

 

見事最終合格を果たした国税専門官を受験した決め手を詳しく教えてください。


 

 

受験先を決めるにあたって、合格率・受験者レベルなど徹底的にデータ分析をしました。それで国税専門官の合格倍率が年々低くなって、難易度が落ちていることを発見したんです。その割には受験者数は増えるどころか、年々減っていたのです。
私の分析では国税専門官は数ある公務員試験の中でも合格しやすい狙い目の職種だったんです。これから受験する人は滑り止めとして国税専門官は候補に加えておくべきだと思います。


 

 

素晴らしい分析力です。戦略的な受験だったのですね。
「公務員予備校ラボ」でも毎年、国税専門官試験の難易度を検証しているのですが、倍率、受験者の偏差値、今後の難易度の見通しを考慮して大学2年生~3年生で学力に自信が無い人にはおすすめしています。
結果として国税専門官を受験する判断が功を奏した訳ですね。


 

予備校ではなく、独学を選んだ理由

 

 

一般的に大卒程度の公務員試験を受験する場合ですと効率性を考慮して予備校を選ぶケースが多いと思うのですが、なぜ独学を選択したのですか?国税専門官対策講座の取扱があるスクールは結構多いと思うのですが・・・


 

 

私の知り合いや同級生で公務員試験を受験した人も大体は公務員予備校か大学内講座を使ってました。
一部の無料セミナーや無料講座には参加しましたが、お金が無かったですし・・・
消費者金融からお金を借りたり、アルバイトをすれば資金は工面することができたかもしれないのですが、独学で頑張ってみようと思いました。また、同じ大学の先輩で国税専門官試験に合格した人がいたのですが、その人も独学だったので「俺も独学で合格できる!」と強気になりました。


 

 

大学生の場合ですと予備校に通いたくても、金銭的な理由で独学を選択する人は結構多いですね。
費用も通信でも20万円~30万円、通学であれば40万円~50万円くらいしますからね。家庭事情によっては厳しいと思います。
お金に余裕があれば予備校は利用されましたか?


 

 

もちろんです!ただその場合ですと通学ではなく、スマホで勉強できる通信講座を利用していたと思います。
学生で移動する機会が多かったので、学生には電車の中などスキマ時間を活かせる通信講座が合っていると思います。


 

独学で使用したテキスト教材

 

 

独学で合格する上で重要になるのがテキスト教材選びです。
実際に使用した参考書、過去問等を教えてください。
また、教材を選ぶ上でのアドバイスがあれば教えてください。


 

 

メインで使っていたのはTAC公式教材のVテキストシリーズです。国税専門官の出題科目に合わせて購入しました。
あとは資格試験研究会「過去問500シリーズ」、LECの「最新過去5年本試験問題集」なども利用しました。
教材を購入する時に重要なのは無駄に何冊も購入しないことです。同じ教材を繰り返し使うのが効率的です。教材によって同じような問題でも解説内容が異なりますので、統一させた方がいいです。


 

独学での勉強法について

 

 

勉強方法等で何か工夫されたことはありますか?


 

 

試験本番まで3ヶ月程度しか期間が無かったので、とにかくスピードを意識しました。
例えば、分からない箇所があった場合に普通は分かるまで考えたり、調べたりするのですが私の場合は割り切って飛ばしていました。
兎に角、一問でも多く問題を解くことを徹底的に意識していました。過去問を解く時も30秒考えて分からなかったらすぐに答えを見てました(笑)
結構考えて、一問一問丁寧に勉強している受験生は多いと思うのですが、それはおすすめできません。国税専門官試験は教養試験6.0割、専門試験6.5割の正解率があれば合格できると言われていますので、完璧に拘る必要はないのです。実際に私も教養試験、専門試験共に7.0割以下でしたが、無事通過することができました。


 

独学での面接対策について

 

 

面接対策の方法を教えてください。また、いつ頃から準備していましたか?


 

 

国税専門官試験の一次試験で好感触だったので、合格を確信してすぐに面接対策の準備をスタートさせました。
準備が遅いと思われるかもしれないのですが、それまでは筆記試験対策で精一杯だったんです(笑)
対策方法としては大学内での面接講座を利用しました。そこで、面接カードの書き方、志望動機・自己PRなどを考えました。
あとは書店で面接対策の本を1冊購入して、それを見て質問されそうなことを想定して回答を考えていました。


 

 

今日はたくさんの質問に答えて頂きありがとうございました。きっと受験生の参考になるはずです。


 

インタビュー終了

 

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