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深谷市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

深谷ねぎで有名な深谷市は、埼玉県の北西部に位置し、県内有数の農業地域の特徴があります。そして、市内市外への移動がスムーズで、アクセスの良さと豊かな自然、子育てのしやすさなど注目されているまちになります。

 

ここでは、深谷市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

 

 

深谷市職員採用試験の難易度を徹底検証！

 

深谷市では、人の意見を尊重し、かつ自分の主張も出来る、住民のみなさんとの間にお互いを認め合う関係を築ける人材を求めています。

 

採用試験の情報

 

一般事務	大卒・短大卒・高卒※見込者含む
一般事務（デジタル）（身体障害者）	大卒・短大卒・高卒※見込者含む
専門職	保育士、幼稚園教諭、保健師

※Ｒ５年度採用試験実施

 

Ｒ５年度の深谷市役所採用試験は、事務職・専門職のみ実施されました。また、事務職は、大卒や短大卒、高卒、障害者のほかに、デジタル枠を設けています。そして、一般事務（デジタル枠）の基礎能力試験の受験会場は、深谷市役所本庁舎ではなく事前（８月２１日～９月１１日）にテストセンター会場での受験となります。

 

深谷市の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職をはじめ、消防士、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA～Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク（偏差値60以上） ※国家一般職（大卒）、外務省	なし
Bランク（偏差値59～55） ※地方上級（政令都市）、東京消防庁	一般事務（大卒・短大卒・高卒）
Cランク（偏差値54～50） ※地方中級、国家一般職 （高卒）、消防士（大卒）	消防士（大卒・短大卒・高卒） 技術職（土木・建築・電気） 資格免許職（保育士、幼稚園教諭、保健師）
Dランク（偏差値49～45） ※地方初級、警察官（大卒）、消防士（高卒）	なし
Eランク（偏差値44～40以下） ※警察官（高卒）、自衛官	なし

※各ランクの相当するレベル

 

深谷市役所の事務職は比較的難易度が高い！それ以外は平均水準

 

深谷市は、学歴区分ごとに募集しているわけではないので、学歴に関係なく一般事務採用試験の難易度はＢランクに位置づけています。過去3年間でみると平均10.0倍を推移しているので厳しい試験になると思われます。また、技術職においても土木・建築・電気合わせての少ない採用になるため、例年、4～5倍を推移し、技術職としては高い倍率であることからＣランクにしています。

 

事務（一般行政）の過去3年間の倍率

 

	R４	R３	R２
一般事務（大卒）	12.6	9.8	10.4
一般事務（短大卒）	6.0	合格者なし	合格者なし
一般事務（高卒）	合格者なし	6.0	12.0
消防職（大卒・短大高卒）	5.4	5.2	3.7

 

深谷市一般事務は高倍率推移！消防職は平均並み

 

深谷市役所は、一般事務全体（大卒、短大卒、高卒、障害者対象等）の倍率が、Ｒ４年度8.0、Ｒ３年度9.5、Ｒ２年度11.3で例年、高い倍率を推移している自治体です。消防職においては、Ｒ２年度は倍率が3.7倍と低めですが、毎年、5.0倍以上を推移しているもの、消防職としては全国平均並み倍率と思われます。

 

事務（一般行政）の試験内容！対策まとめ

 

	一般事務	一般事務（デジタル）
第1次試験	教養試験・作文試験・適性試験	基礎能力試験・作文試験・適性試験
第2次試験	集団討論・グループ作業	集団討論・グループ作業
第3次試験	個人面接	個人面接

 

深谷市役所は3次試験まで実施！人物重視の採用試験

 

1次試験は筆記、2次、3次は人物試験で、深谷市は明らかに人物に重点を置いた試験になります。集団討論やグループ作業は、決められたテーマについてグループで討論、作業する試験で、「協調性」「チームワーク」「役割に対する貢献度」など試される試験になります。様々な状況に対応できるよう練習しておくことが大切です。

 

また、個別面接は特にウエイトの高い試験になりますので、あらゆる質問にしっかりと受け答えできるようしっかりと練習しておく必要があります。

 

2次試験に進むためにも1次の筆記対策も必須

 

 

教養試験は、大学卒は大卒レベル、短大卒・高卒は高校卒業レベルの試験問題になります。知識より論理的思考等の知能を重視する試験が予想され、知能分野27題、知識分野13題が予想されます。過去問等で得点力ＵＰできるよう対策しておくと良いでしょう。

 

また、デジタル試験区分の基礎能力試験は教養試験よりも易しい問題になりますが、1次試験で振るい落とされないためにもボーダーラインよりやや高めの点数がとれるよう対策しておく必要があります。

 

深谷市職員（行政職）の年収・給与・賞与について徹底調査！

 

※2022年実績

 

市職員の年収は高い？安い？

 

 

深谷市事務職の年収は全国高水準！平均年齢が比較的高い

 

埼玉県自治体のなかではトップテン内、そして、全国地方公務員、市役所のなかでも高い年収を得ている自治体になります。平均年齢が高いこと、また、諸手当等も平均より高めであることが要因と考えられます。

 

職員の初任給

 

※Ｒ５年４月１日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給

 

経験年数＆学歴別平均給料モデル

 

	経験年数10年	経験年数20年	経験年数25年	経験年数30年
大学卒	32歳　253,236円	42歳　336,544円	47歳　383,938円	52歳　423,265円
高校卒	28歳　215,733円	38歳　299,000円	43歳　355,000円	48歳　356,417円

※令和4年4月1日時点

 

深谷市事務職の給料は、採用後10年から20年後にかけて上昇ＵＰ

 

大卒、高卒限らず深谷市役所は、初任給や20代の給料こそ多くありませんが、30代、40代にかけて給料ＵＰと同時に、一般サラリーマンよりも高年収を得ることができます。30代で480万円、40代で630万円、50代で700万円近い年収が見込めると思われます。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級	職務内容	１号給～最高号給の給料月額	職員割合
1級	20代　係員	146,100円～247,600円	2.5%
2級	20代後半　係員	171,700円～304,200円	12.4%
3級	30代　高度な職務の係員	209,600円～355,100円	28.9%
4級	40～50代　係長	240,200円～406,000円	31.2%
5級	40～50代　課長補佐	289,700円～425,800円	12.8%
6級	50代　課長	362,900円～468,900円	6.0%
7級	50代　次長	408,100円～494,200円	3.0%
8級	50代半ば　部長	417,300円～497,400円	3.2%

※令和4年4月1日時点
※深谷市一般行政職員数564人

 

深谷市事務職員は、1級から8級まで等級があり、新卒職員は1級係員に任命され、その後、2級の係員へ昇進します。そして、採用10年後には3級、20年後の40歳ぐらいになると、係長へ昇級している職員が多くいます。1級から4級までは、全体の75％が属しており、係長で定年を迎えることも珍しくはありません。

 

そして、経験、実績、能力等による評価により、課長補佐、課長へ昇進している職員もいますが、次長、部長はほんのわずかな職員しか昇級することはできない役職になります。ちなみに、最高等級の8級になると900万から1000万円ほどの年収が見込めるようになります。

 

深谷市職員（行政職以外）の給与、平均年収を調査！

 

職種	平均年齢	平均給料月額	平均給与月額
技能労務職	53.4歳	332,289円	389,077円
幼稚園教育職	39.3歳	263,912円	304,220円

 

深谷市職員の年収は、行政職と教育職（幼稚園）で比べると給料、給与ともに行政職のほうが高い傾向にあります。そして、職員全体で最も低い水準になる技能労務職は、50代半ばで年収600万円が見込めます。同年代のサラリーマン平均年収より高めで、深谷市民の平均年収に比べるとかなり高い水準になります。

 

 

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