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秋田県庁職員採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

秋田県は人口密度の低さが全国2番目で、世界遺産の白神山地や十和田湖、八幡平があり、自然豊かな地域で広々とゆったり暮らすことができます。主に県北、県央、県南の3つに分けられ、地域によって特色のある豊かな食文化やさまざまな観光名所があります。

 

ここでは、秋田県庁採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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秋田県職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

秋田県が求める人材像

  1. 「ふるさと秋田」の可能性を信じ、秋田に貢献するという気概を持ち行動力のある人
  2. 困難にも粘り強く、誠実に取り組み、前例にとらわれずに創意工夫のできる人
  3. 多様な主体と意識を共有しながらチームとして行動し、目標の達成と自らのさらなる成長に向け努力する人

 

採用試験の情報

 

大卒

・一般枠:行政A、行政B、心理判定、化学、農学(一般)A、農業農村工学、畜産、水産、林学A、電気、土木A、建築A、機械、教育行政A、警察官A
・早期枠(SPI方式):農学(一般)、林学、土木

短大卒 一般事務、土木、建築
高卒 一般事務、農業農村工学、林学、電気、土木、建築、教育事務、警察官B
社会人

・一般枠:行政C、教育行政B
・SPI方式:農学(一般)B、林学B、土木B、建築B

障がい者対象(高卒程度) 一般事務、教育事務、警察行政(事務)
就職氷河期世代 一般事務、教育事務、警察行政(事務)
その他 管理栄養士、保健師、食品衛生、司書

※R5年度実施

 

秋田県庁は、令和5年度から、6月に第1次試験を実施する大学卒業程度試験とは別に、「早期枠SPI方式」として、新たな大学卒業程度試験を実施しています。

 

そして、大卒は行政AとBの区分があり、Bについては卓越した実績や経験を持ち、その実績等を得るために培った「粘り強い精神力」、「迅速・柔軟な行動力」、「熱意や意欲」を県政の諸課題に対して発揮できる人を求めています。

 

「行政A」と採用後の職務内容や処遇に差異はありませんのでスポーツや国際又は全国規模の大会で優秀な成績を収めた経験、実績のある人、海外留学、青年海外協力隊、高度な社会貢献活動など実績がある人はチャレンジしてみると良いでしょう。

 

秋田県庁の各職種試験難易度&偏差値ランキング!

 

ここでは、行政&事務職をはじめ、警察官、技術職(土木、建築、電気、化学、農業、他)など、大卒、短大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省、都庁Ⅰ類

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

・大卒(行政A)
・大卒(行政B、教育行政A)

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

・大卒(警察官A、電気)
・職務経験者(行政C、教育行政)
・短大卒(一般事務)
・高卒(一般事務、教育事務)

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

・大卒(心理判定、化学、農学(一般)A、農業農村工学、畜産、水産、林学A、土木A、建築A、機械)
・高卒(警察事務、警察官B)

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

・短大卒(土木)
・高卒(農業農村工学、林学、電気、土木、建築)

※各ランクに相当するレベル

 

秋田県庁の技術職は難易度が低め!行政&事務系は偏差値50~59あたり

 

秋田県庁の職員採用試験で最も難易度が高いのはやはり、大卒程度の行政Aになります。大卒の行政Aは、政令都市よりか難易度は低いですが、Bランクギリギリの難易度と考えてもらうと良いでしょう。また、行政B、教育行政Aは試験そのものはそれほど難しいわけではないですが、倍率が高めなので、同じくBランクに位置づけしています。

 

そして、職務経験者や高卒の一般事務については例年、倍率が高めなので、短大卒と同じCランクに位置づけしています。また、大卒レベルの技術職は電気以外は例年、低い倍率を推移していることからDランクとし、高卒の警察事務、警察官Bと同等のレベルと考えても良いかと思われます。

 

次に短大卒・高卒レベルの技術職は、さらに難易度を下げてEランクに位置づけしました。技術職の試験は倍率も低く、教養のほかに専門試験が課せられますが、学校で専攻していた科目であればそれほど、難しくはないかと思われます。

 

事務(一般行政&警察官)の過去3年間の倍率推移

 

R4 R3 R2
行政A・B(大卒)

A3.2
B1.5

A5.5
B4.5

A5.5
B4.0

一般事務(短大卒) 3.2 4.3 6.0
一般事務(高卒) 5.7 8.4 16.7
行政C(職務経験者) 6.4 8.0 10.4
警察官A

1回2.6
2回10.0

1回3.3
2回3.5

1回3.7
2回3.0

警察官B 3.0 4.7 4.1

 

特に大卒の行政は難易度が高め!

 

秋田県職員(大卒行政)は、Aに関してはR4年度3.2倍でしたが例年、5~7倍推移し、2016年は10.0倍となっています。逆にBについてはR4年度1.5に対し、それ以前は4倍以上推移しています。そして、短大卒、高卒、社会人においてもR4年度は低めの倍率としていますが、例年、高い倍率を推移しているので、秋田県庁の行政&一般事務は、どの区分も難易度が高いと思われます。

 

ちなみに、秋田県警察官については、偏差値はそれほど高くはありませんが、倍率は例年高めで、そこそこ難易度の高い試験になります。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

行政&一般事務は、知事部局の課又はその地方機関等が勤務地になり、主な職務内容は企画・立案、経理、予算、広報、調査、指導、渉外・折衝等になります。

 

大卒(A・B)・職務経験者(C) 短大卒・高校卒
第1次試験

・A 教養試験・専門試験・論文試験Ⅰ
・B 教養試験・論文試験Ⅰ・Ⅱ
・C 教養試験・論文試験Ⅰ・Ⅱ

・教養試験・専門試験(短大卒のみ)・作文試験
第2次試験

・個別面接Ⅰ(A・B・C)
・プレゼンテーション面接(B)
・個別面接Ⅱ(A・C)
・適性検査

・個別面接Ⅰ・Ⅱ
・適性検査

 

秋田県庁の行政&一般事務採用試験は、大卒、短大卒、高卒、民間経験者(社会人)、氷河期世代、障害者の試験区分に分けて実施されています。大卒についてはAとBの区分があり、Aに比べてBは人物重視の試験内容になっています。そして、どの試験区分も最終合格者は、第1次試験及び第2次試験の合計得点の高い人から成績順に決定されます。

 

大卒行政Aは従来の採用試験!行政Bと行政Cは人物評価の試験

 

  • 教養試験(A、B):社会、人文、自然、文章理解、判断推理、数的推理・資料解釈 ※択一式40 問120 分100 点
  • 専門(Aのみ):政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係 ※択一式40 問120 分150 点
  • 論文試験Ⅰ(A、B、C):文章による課題把握力、論理的思考力、文章表現力等を問う試験(論文用紙1 枚800 字以内)50点
  • 論文試験Ⅱ(B、C):行政Bは、試験区分に関連した課題の小論文によって、積極性、創造性、将来性や県政への意欲等を問う試験(論文用紙1枚800 字以内)、職務経験者は試験区分に関連した課題の小論文によって、県政への意欲等を問う試験(論文用紙1枚800 字以内)50点
  • 個別面接Ⅰ100点、プレゼン300点、個別Ⅱ300点

 

行政AとBに課せられる教養試験は、大卒レベルの問題が出題され、従来の教養試験と共通性の高い試験となっています。そして、Aについては専門試験が課せられ、筆記試験の総合得点は250点になりますが、1次の論文50点と2次試験の口述試験で合計450点になるので、Aについても人物重視した試験が特徴です。

 

また、行政Bについては専門試験がない分、論文試験が2回、個別面接1回、プレゼンテーション1回が課せられ、試験内容からみても典型的な人物中心の試験になります。そして、民間経験者の行政Cについても行政Bとほぼ同じ試験内容で人物重視した試験となっています。

 

短大卒&高卒は教養試験と同時に人物試験対策が必須

 

  • 教養試験(短大卒・高卒):社会、人文、自然、文章理解、判断推理、数的推理・資料解釈 ※短大卒は択一式40 問120 分100 点、高卒は択一式50 問120 分100点
  • 専門(短大卒のみ):政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係択一式40 問120 分150 点
  • 作文:文章による課題把握力、論理的思考力、文章表現力等を問う試験(1 枚800 字以内)50点
  • 口述試験:「秋田県が求める人材像」を前提とした、職務遂行上の適格性に関する人物面からの面接試験 ※個別Ⅰ100点、個別Ⅱ200点

 

高卒は筆記試験100点、人物試験(作文含む)350点なので、人物試験のほうがかなりウエイトが高いのが特徴です。その一方で、短大卒は筆記試験250点、人物試験(作文含む)350点でやや人物重視の試験になっています。どちらにしても、秋田県庁は1次、2次の総合得点で最終合格者が決定されるので、筆記、作文、面接試験に向けて万全な対策をして試験に臨む必要があります。

 

秋田県職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 575.9万円
平均年齢 43.1歳
平均給料月額 325,400円
平均給与月額 391,555円
平均ボーナス 148.7万円
平均諸手当総額 66,155円
平均退職金 2201.7万円

※2022年実績

 

秋田県職員の年収は高い?安い?

 

2位/秋田県全26自治体
497位/全国地方公務員(全1788自治体)
32位/47都道府県庁

 

秋田県庁は県内自治体のなかでトップクラスの平均年収で、全国自治体のなかでも高めの給与・給料が見込めます。ただ、47都道府県のなかでは、比較的低い水準となっています。

 

職員の初任給

 

大卒 190,096 円
短大卒 170,149 円
高卒 156,046 円

※令和5年4月1日時点
※上記金額のほか扶養手当、住居手当、通勤手当、期末手当、勤勉手当、寒冷地手当等の諸手当がそれぞれの支給要件に応じて支給
※職務経験等のある者については、修学年数・経歴その他の事項を勘案の上決定

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 269,200円 42歳 350,900円 47歳 388,600円 52歳 396,200円
高校卒 28歳 225,200円 38歳 297,600円 43歳 361,700円 48歳 387,100円

※令和4年4月1日時点

 

秋田県庁職員は採用後、大卒、高卒ともに毎年給料UPし、特に30~40代が最も上昇率の高い年代になります。そして、初任給で約3万円の差はあるもの、年齢でみると大卒42歳と43歳で比べるとそれほど差がないことがわかります。生涯年収で考えると、大学でかかった費用がある分、大卒、高卒もそれほど変わらないと思われます。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事・技師 145,079円~249,283円 13.2%
2級 20代後半 主事・技師 195,319円~306,268円 13.4%
3級 20代後半~30代 主査・主任 231,564円~352,380円 18.3%
4級 30~50代 副主幹・主査 264,788円~383,590円 15.0%
5級 30~50代 主幹・副主幹 290,864円~395,672円 29.1%
6級 40~50代 本庁課長・主幹 321,370円~412,989円 7.9%
7級 50代前半 本庁課長 365,367円~447,925円 1.2%
8級 50代半ば 本庁次長 410,875円~471,786円 1.4%
9級 50代半ば~後半 本庁部長 461,517円~531,087円 0.6%

※令和4年4月1日時点
※秋田県庁事務職員3680人

 

秋田県職員は、採用時に主事・技師に任命され、その後、20年後には、大卒、高卒に関わらず主幹・副主幹あたりに昇進する人が多くいます。そして、高卒で昇任できるのは、ほぼ5級あたりとしていますが、能力次第では6級の主幹あたりで、本庁課長や7級以降の役職は大卒がほとんど占めています。また、8級や9級は大卒でもほんの一握りの職員が昇級できる役職になり、年収は1,000万円見込めると思われます。

 

秋田県庁職員(行政職以外)の平均給料・給与を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 54.0歳 322,600円 364,328円
高等学校教育職 48.0歳 397,400円 440,858円
小・中・幼教育職 47,5歳 378,500円 410,974円
警察職 38.8歳 319,900円 417,790円

※高等学校は特別支援・専修・各種含む
※技能労務職は、自動車運転、用務員、守衛など

 

教育職・警察官の年齢別給料モデル

 

初任給 30歳 40歳 45歳 50歳
高等学校教育職 20.3万円 31万円 38.5万円 41万円 42万円
小・中・幼教育職 20.3万円 30.5万円 38万円 40万円 41万円
警察官A 21.1万円 28万円 37万円 40万円 40万円
警察官B 17.2万円 26万円 35万円 38万円 39万円

 

秋田県職員の給料は最も高いのが教育職で次に警察官、一般行政、技能労務職の順になっています。ただ、警察職は、諸手当が充実しているので、給与、年収になると教育職よりも高い水準であると思われます。

 

そして、全ての職種において、新卒採用(22歳)から30~40半ばまでが最も給料UP時期と見られ、その後はゆるやかに給料上昇し、50後半~定年に至るまでは微々たるほどになります。

 

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