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福島県庁職員採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

47都道府県の中では3番目の面積を誇る福島県は、東北地方の最南端ある13の市、31の町、15の村のあわせて59市町村からなる都市です。「会津地方」「中通り」「浜通り」の3つに大きく分けることができ、それぞれ食文化や伝統などが残され、豊かな自然に恵まれたところになります。

 

ここでは、福島県庁採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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福島県職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

福島県が求める人物像

  1. 仕事や自らの行動の向こう側には「いつも県民がいる」ことを意識できる人
  2. 失敗を恐れずにチャレンジできる人
  3. よく聴き、よく考え、わかりやすく伝えることができる人

 

そして何よりも福島県をより良くしたいという熱い思いのある人を求めています。また、社会人枠については、採用後すぐに中堅係員として県政のために、即戦力として活躍できる人材を求めています。

 

採用試験の情報

 

大卒 行政事務・警察事務、農業、農業土木、林業、土木、建築、化学、農芸化学、薬学、畜産、水産、機械、心理、福祉
高卒 行政事務、警察事務、土木、学校事務
社会人 行政事務、農業土木、土木、建築、薬学、心理
資格免許職 司書、栄養士

 

福島県庁の採用試験は、大卒程度、高卒程度、民間経験者、資格免許職(司書・栄養士)、警察官の区分に分けて実施されます。そして、令和5年度より、これまで技術系職種のみ東京会場を設けていましたが、事務系職種(行政事務、警察事務)も東京会場での受験が可能になります。地元だけでなく、幅広い地域の方がチャレンジできるようになっています。

 

福島県庁の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政&事務職をはじめ、警察官、技術職、資格免許職など、大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

・大卒(警察事務、行政事務)
・社会人(行政事務)
・司書

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

・大卒(技術職、警察官A)
・栄養士
・高卒(警察事務、行政事務、学校事務)
・社会人(行政事務、技術職)

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

・高卒(警察官B)

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

・高卒(技術職)

※各ランクの相当するレベル

 

福島県職員の採用試験で最も倍率が高く、また難易度が高いのは大卒の警察事務で、その次に行政事務になります。いずれもBランクに位置づけてはいるもの、政令都市の自治体よりかは易しいと思って良いかと思われます。そして、例年、高倍率を推移している司書や、社会人の行政事務においても、試験自体は大卒行政よりか難易度が低いもの、毎年、高倍率を推移しているのでBランクにしています。

 

そして、Cランクの警察官Aは、2回試験を実施しているものどちらも高めの倍率となっています。また、高卒の事務職のなかでも警察事務の倍率が毎年、高い傾向にあり行政事務や学校事務よりも難易度が高いと思われます。さらに、高卒警察官Bに関しては、毎年、落ち着いた倍率で、他の県警よりか低めの難易度かと思われます。

 

行政&事務職の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
行政事務(大卒程度) 2.4 3.9 4.4
警察事務(大卒程度) 5.0 5.6 5.4
行政事務(高卒程度) 3.0 3.0 5.9
警察事務(高卒程度) 4.1 7.2 6.0
学校事務(高卒程度) 3.5 5.0 4.8
行政事務(社会人) 9.2 19.5 17.1
警察官A1回 4.3 3.8 3.1
警察官A2回 4.6 4.2 4.6
警察官B 2.3 3.9 2.6

 

大卒・高卒ともに警察事務の倍率が例年高い!社会人行政職は熾烈な争いになる採用試験と感じられます。

 

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

行政事務は、知事部局、 教育委員会等の本庁又は出先機関等において、各種施策の企画立案や事業推進、 庶務・経理等の警察事務以外の一般行政の事務に従事します。

 

大卒程度 社会人(短大卒程度) 高卒程度
第1次試験 教養試験・専門試験・論文試験 教養試験・アピールシート・論文試験 教養試験・作文試験
第2次試験

適性検査及び口述試験(個別面接(第1回))
口述試験(集団討論及び個別面接(第2回)

個別面接(プレゼンテーションを含む)
適性検査

適性検査及び口述試験(個別面接(第1回))
口述試験(集団討論及び個別面接(第2回))

 

どの区分も人物試験の配点が高い!

 

大卒、高卒、社会人にしても配点は、1次試験の筆記よりも2次試験の人物試験のほうがウエイトが高いのが特徴です。そして、大卒、高卒の最終合格者は、第1次試験と第2次試験の合計得点の高い順に決定されるので、筆記試験と人物試験のどちらも十分な対策が必要です。

 

その一方で、社会人の最終合格者は1次試験合格者の2次試験結果の得点の高い順に決定されるので、1次の教養については満点ではなく、ボーダラインクリアできる程度の対策で良いかと思われます。面接試験に重点を置いて練習を繰り返すことが最終合格のカギと言えるでしょう。

 

各試験区分の試験傾向に応じた対策が必須

 

  • 大卒教養試験:社会科学 5 人文科学 9 自然科学 5 文章理解 6 判断推理 9 数的推理・資料解釈 6
  • 高卒教養試験:社会科学 8人文科学 10 自然科学 7 文章理解 8 判断推理 9 数的推理・資料解釈 8
  • 社会人教養試験:社会科学 9 文章理解 7 判断推理 8 数的推理・資料解釈 6

 

大卒&高卒は従来の教養試験と共通性の高い試験になっています。その一方で、社会人は知識より論理的思考等の知能を重視する試験が特徴です。

 

福島県職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 581.6万円
平均年齢 43.0歳
平均給料月額 326,500
平均給与月額 411,880
平均ボーナス 152.5万円
平均諸手当総額 85,378円
退職金 2145.7万円

※2022年実績

 

福島県職員の年収は高い?安い?

 

6位/福島県全60自治体
409位/全国地方公務員(全1788自治体)
25位/47都道府県庁

 

県内では高めの年収!全国地方公務員のなかでも高め

 

福島県庁行政職は、県内60ある自治体のなかで6位にランクインするなど、高い給料、給与が見込まれます。そして、全国の地方公務員のなかでは高めの年収になりますが、47都道府県庁のなかでは中間に位置しています。ただ、一般サラリーマンや、福島県平均所得(年収)に比べるとかなり高い年収になります。

 

職員の初任給

 

大卒 196,100 円
高卒 162,400円

※R5年4月1日時点
※扶養手当、住居手当、通勤手当、超過勤務(残業)手当、期末・勤勉手当(ボーナス)などが、それぞれの支給要件に応じて支給

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 268,100円 42歳 363,200円 47歳 403,600円 52歳 416,500円
高校卒 28歳 225,100円 38歳 310,700円 43歳 361,000円 48歳 382,300円

※令和4年4月1日時点

 

大卒は30代後半、高卒なら40歳あたりで年収580万円!

 

大卒と高卒では初任給から給料の差があり、それはどこの自治体でもそうですし、一般企業においても同じことが言えます。そして、福島県職員は、採用10年後の30代から20年後の40代が最も給料の上昇率の高い時期になります。また、大卒42歳の給料が約36万円に対し、高卒43歳の給料が36万円で、多少大卒のほうが高いですが、年齢で比較するとそれほど大差がないことがわかります。

 

そのため、大学でかかった学費を考えると大卒も高卒も生涯年収は変わらないと思われます。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事・技師 149,300円~253,300円 12.2%
2級 20代後半 主事・技師 199,900円~311,100円 13.7%
3級 20代後半~30代 主査、副主査 235,800円~358,200円 19.4%
4級 30~50代 主任主査、主査 269,200円~393,300円 27.7%
5級 30~50代 副課長、主任主査 295,500円~404,900円 11.2%
6級 40~50代 本庁課長、主幹 326,400円~424,100円 12.0%
7級 50代前半 本庁部次長、本庁課長 371,500円~371,500円 2.3%
8級 50代半ば 本庁部次長 418,300円~480,800円 0.9%
9級 50代半ば~後半 本庁部長 470,000円~540,900円 0.5%
10級 50代半ば~後半 本庁部長 535,000円~573,900円 0.0%

※令和4年4月1日時点
※福島県行政職員数6105人

 

福島県職員に採用されるとまずは主事・技師に任命され、その後、副主査、主査、そして20年後の40歳あたりには4級の主任主査、主査に多くの職員が昇任されています。また能力次第では5級の副課長は、高卒職員でも昇級できる役職になります。ただ、6級の本庁課長・主幹になるとほとんどが大卒職員が占めています。

 

さらに、7級以降の本庁部次長、本庁部長は、大卒でもほんの一握りの職員が昇任できる役職としています。ちなみに、本庁部長クラスになると、900~1000万円の年収が見込め、最高等級10級になると1000万以上の年収になります。現時点では2名の職員が属しています。

 

福島県職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 54.8歳 321,200円 357,610円
高等(特殊・専修・各種)学校教育職 46.3歳 395,000円 441,846円
小・中学校(幼稚園)教育職 46.7歳 380,100円 419,833円
警察職 37.5歳 326,100円 442,677円

 

年齢&職種別の給料モデル

 

初任給 30歳 40歳 45歳 50歳
高等学校教育職 215,400円 30万円 42,万円 45万円 45万円
小・中・幼教育職 215,400円 30,5万円 38万円 41万円 41,5万円
警察官A 220,500円 28万円 38万円 41万円 42万円
警察官B 180,100円 27万円 36万円 41万円 42万円

 

福島県職員のなかで、最も給料が高いのは警察官で、大卒、高卒は初任給こそ差があるもの採用25年、30年になると同等の金額になります。ただ、管理職やその他役職手当等によりやはり大卒のほうが高めの年収になると思われます。そして、警察職の次に年収が高いのは教育職の高等学校、小・中・幼教育職で、その次が行政職になります。

 

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