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武蔵野市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

特別区に隣接している武蔵野市は、昭和22（1947）年に市制誕生し、郊外住宅都市として発展してきたまちです。そして、井の頭公園を筆頭に、たくさんの緑豊かな公園が点在し、医療や教育水準が高く特に子育て世帯から人気があります。また、若者から中高年層まで人気の街、吉祥寺は大型商業施設が充実しています。

 

ここでは、武蔵野市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

 

 

武蔵野市職員採用試験の難易度を徹底検証！

 

武蔵野市は、市民生活に根ざした先進的な市政運営の伝統を継承し、行政のプロフェッショナルを目指す、以下のような人材を求めています。

 

採用試験の情報

 

※Ｒ５年度採用試験実施

 

武蔵野市は、一般事務のほかに技術職や資格免許職の職員募集を行っており、一般事務は上級と障害者の区分を設けています。そして、上級試験は教養試験が課せられる一般方式と公務員試験対策不要のWeb方式（ＧＡＢ）のどちらか選ぶことができます。

 

武蔵野市の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職をはじめ、資格免許職、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA～Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク（偏差値60以上） ※国家一般職（大卒）、外務省	なし
Bランク（偏差値59～55） ※地方上級（政令都市）、東京消防庁	一般事務（上級）
Cランク（偏差値54～50） ※地方中級、国家一般職 （高卒）、消防士（大卒）	一般技術（土木／建築／電気） 保育士 保健師
Dランク（偏差値49～45） ※地方初級、警察官（大卒）、消防士（高卒）	なし
Eランク（偏差値44～40以下） ※警察官（高卒）、自衛官	なし

※各ランクの相当するレベル

 

武蔵野市採用試験は全体的に難易度が高め！特に上級一般事務は超難関試験

 

非常に高い倍率を推移している一般事務は、試験内容、受験生レベルからして、Ｂランク、偏差値59あたりかと思われます。また、技術職や資格免許職についても、都内自治体より高めの倍率を推移しているので、難易度は高めと思われます。

 

事務（一般行政）の過去3年間の倍率

 

	R４	R３	R２
一般事務 （一般方式・Ｗｅｂ方式）	30.1	47.6	37.9

 

武蔵野市役所事務職は非常に厳しい試験！類を見ない高い倍率

 

一般事務は、一般方式とWeb方式のどちらか選択でき、ニーズに応じて試験にチャレンジできるため、毎年、1000人以上と多くの受験者数になっています。そのため、過去３年間の倍率は平均40倍と全国自治体トップクラスの倍率になっています。

 

事務（一般行政）の試験内容！対策まとめ

 

	一般方式	WEB試験方式
第1次試験	教養試験	WEBテスト（GAB）
第2次試験	集団討論・小論文	集団討論・小論文
第3次試験	個別面接	個別面接
最終試験	個別面接	個別面接

 

武蔵野市事務採用試験は、4次試験まで実施！人物試験は３回

 

試験内容からみても、武蔵野市役所はあきらかに人物重視の採用試験になります。最終合格者は、最終試験の面接で決定されますが、そこに至るまでには2次の集団討論、論文、そして3次の個別面接に合格する必要があります。そのため、人物試験にむけて万全な対策が必須になります。効率的かつ効果的に合格力を身につけるためにも面接指導のプロがいる公務員予備校の活用が得策です。

 

2次試験に進むためにも筆記試験対策も大事

 

一般方式は、従来の教養試験と共通性の高い試験で、過去問題集など活用して得点力ＵＰできるよう学習する必要があります。また、Ｗｅｂ方式のＧＡＢは、教養試験より易しい問題で、言語理解、計数理解、性格検査になります。試験傾向を知っておくためにも問題集に取り組んでおくと良いでしょう。

 

武蔵野市職員（行政職）の年収・給与・賞与について徹底調査！

 

※2022年実績

 

市職員の年収は高い？安い？

 

 

武蔵野市職員（事務）の年収は、平均年齢が若いわりに高水準！

 

都内自治体の年収ランキングで15位の武蔵野市は、全国地方公務員、市役所のなかでも高年収を得ている自治体です。諸手当が含まれる給与が他市と比較して高いことが年収引き上げにつながっていると思われます。

 

新卒職員の初任給

 

　

※Ｒ４年４月１日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給

 

経験年数＆学歴別平均給料モデル

 

	経験年数10年	経験年数20年	経験年数25年	経験年数30年
大学卒	32歳　282,337円	42歳　394,413円	47歳　387,400円	52歳　428,954円

※令和4年4月1日時点

 

事務職の昇給は採用10年から20年がピーク！その後、緩やかに上昇

 

武蔵野市役所（事務）は、20代の平均年収が300万円で、毎年の昇給により年々年収ＵＰし、30歳で480万円、35歳で540万円、40歳で630万円の年収が見込めます。同年齢のサラリーマンより高年収を得ることができ、50代になると給料ＵＰは緩やかですが、管理職手当の加算により、さらに高い年収が見込めます。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級	職務内容	１号給～最高号給の給料月額	職員割合
1級	20～30代 定型的な業務または相当高度の知識もしくは経験を必要とする業務を行う職務	141,300円～324,300円	27.1%
2級	30～50代　主任	199,100円～362,500円	32.8%
3級	30～50代　係長・課長補佐・主査	224,800円～415,100円	26.1%
4級	50代　課長	284,000円～455,000円	10.6%
5級	50代　部長	494,000円～494,000円	3.2%

※令和4年4月1日時点
※武蔵野市一般行政職員数697人

 

武蔵野市職員（事務）は、1級から5級の等級があり、1級から2級までは6割の職員が属しています。1級は新卒職員、20代が占め、2級は30代から40代の職員が属しています。そして、早ければ、採用１０年後の30歳あたりで3級に昇級している職員もいますが、40代で昇級する職員もいます。

 

また、課長以降になると全ての職員が昇進できるわけではなく、経験値や能力、実績など人事評価された一部の職員のみになります。そして、最高等級の部長になると1000万円の年収が見込めます。

 

武蔵野市職員（行政職以外）の給与、平均年収を調査！

 

職種	平均年齢	平均給料月額	平均給与月額
技能労務職	57.1歳	321,000円	396,238円

 

武蔵野市職員の技能労務職の年収は、行政職と比べるとかなり低い水準になるもの、600万円近い年収が見込まれ、一般サラリーマンや武蔵野市民の平均年収より高水準を得ています。

 

 

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