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盛岡市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

北東北の中心都市、中核市として発展している盛岡市は、岩手県の県庁所在地、政治、経済、交通の中心地になります。総人口は約28万人、周辺ベッドタウンを含めた盛岡都市圏としての人口は約47万人となっています。そして、ニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市が選出されるなど、魅力的な観光地として国内のみならず海外からも注目されています。

 

そこで、将来、公務員として盛岡市で働きたいと思っている人のなかには、試験の内容や難易度、また年収が気になる方もいることでしょう。そして、公務員受験先で岩手県各自治体等で迷われている方もいるかと思われます。ここでは、採用試験だけでなく、給料、賞与、年収、退職金など盛岡市役所職員についてまとめていますので参考としてご覧ください。

 

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盛岡市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

盛岡市が求める職員像
少子・高齢化、国際化、高度情報化の進展、環境問題の深刻化など、社会環境が変化する中で、地域の課題を自らの知恵と工夫で解決していく自治体への転換が求められています。これらの課題に取り組み、市民の負託に応えるために、本市では人材育成基本方針に掲げる「挑戦する職員」「協働する職員」「信頼される職員」を求めています。

 

採用試験の情報

 

大卒 事務、事務(福祉)、土木・建築・電気・化学
短大卒 事務・土木・建築・電気
高卒 事務・土木・建築・電気
社会人 事務・土木・建築・電気
障がい者対象 事務・事務(社会人)
その他 技能労務職(全般)(調理員)、移住定住(事務)、DXデジタル・トランスフォーメーション(事務)、氷河期世代(事務)

※R5年度採用試験実施

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

盛岡市の一般事務職は、大卒程度、社会人、高校卒程度、短大卒程度、障がい者、障がい者(社会人)、移住定住・DX(デジタル・トランスフォーメーション)、就職氷河期など幅広く試験区分を設けて採用試験が実施されています。ここでは大卒、社会人、短大卒、高卒区分についてまとめてみました。

 

大卒 社会人 短大卒・高校卒
第1次試験 教養試験・論文試験

・職務基礎力試験
・職務適応性検査
・論文試験

・教養試験
・事務適性試験(高卒)
・論作文試験

第2次試験 人物試験(個別面接) 人物試験(個別面接) 人物試験(個別面接)

※R5年度採用試験実施

 

盛岡市役所採用試験はオーソドックス!大卒は専門試験なし

 

盛岡市の事務職試験は、2次試験で最終合格が決定されます。そして、大卒の1次試験は専門試験はなく、教養と論文のみになります。短大・高卒程度においても教養試験、論作文が課せられ、高卒のみ事務適性試験が課せられます。そして、社会人においては、職務基礎力試験と職務適応性検査、論文試験となっています。

 

2次試験は、どの区分も個別面接が課せられ、総合的に人物試験のウエイトが高い採用試験であると感じられます。筆記試験と同時に面接の練習も十分に行っておく必要があります。

 

どの区分も教養試験はスタンダードタイプ

 

大卒・短大卒・高卒程度の教養試験は、時事、社会・人文、自然に関する一般知識を問う問題。文章理解、判断・数的推理、資料解釈に関する能力を問う問題がそれぞれ学歴に応じて40題出題されます。従来の教養試験と共通性の高い試験内容になっており、大卒程度は6割がボーダーライン、短大・高卒においては5割から5.5割程度がボーダーラインとしています。

 

満点の必要はなく、過去問を繰り返し解くことで安定した点数を取れるよう対策しておくと良いかと思われます。

 

社会人枠は公務員試験対策が不要

 

社会人は、教養試験の変わりに、基礎試験(職務基礎力試験、職務適応性検査)が課せられ以下の内容になります。

 

  1. 社会的関心と理解について問う分野、言語的な能力を問う分野、論理的な思考力を問う分野
  2. 社会人の職務・職場への適応性を性格傾向の面から検証する

 

職務基礎力試験については、公務に必要な基礎的な知的能力の検証を目的とする試験で、受験者が仕事をしながら受験することを考慮し、受験のための特別な準備が必要のない内容になります。そして、職務適応性検査は、面接などへの参考資料となる程度のものであるため、実質的な試験は「職務基礎力試験」と考えて良いと思われます。

 

大卒の教養試験よりか難易度が低いもの、余裕を持って1次試験突破するためにも、事前に対策しておくことが良いかと思われます。基礎力系の問題集を何度か繰り返し解くことで良い結果を得ることが期待できます。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
一般行政(大卒枠) 3.7 6.1 4.1
一般行政(短大卒枠) 28.5 5.9 6.5
一般行政(高卒枠) 27.0 3.9 5.1
一般行政(社会人枠) 10.7 5.6 11.0

 

盛岡市はやや高めのの難易度

 

盛岡市の行政&事務は、大卒については過去3年の実績が4~6倍で地方自治体のなかではやや高めの難易度と感じられます。そして、短大卒・高卒については、R4年度において非常に高い倍率となっていますが、この年の採用人数が2名と少ないことが理由としています。とはいっても過去、短大卒は6倍、高卒は4~5倍を推移しているので、大卒同様にやや高めであると思われます。

 

また、社会人に関しては、どの自治体も10.0以上の倍率は珍しくはないので、平均並みと考えられます。

 

盛岡市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 536.8万円
平均年齢 40.8歳
平均給料月額 303,299円
平均給与月額 375,130円
平均ボーナス 139.7万円

※2022年実績

 

平均年収19位/岩手県全34自治体

 

盛岡市職員(一般事務)の平均年収は、岩手の自治体のなかでは中位よりやや下にランクインしており、また、全国の地方公務員(全1788自治体)のなかでは1188位で全国平均より低めの給与、賞与となります。そして、市役所内のランキングについても下位にあり、全国的に低い水準となっています。

 

ただ、一般サラリーマンの全国平均年収461万円に対し、市職員の年収は高く、さらに、盛岡市平均所得(年収)321万円に比べてもかなり高額であると感じられます。

 

盛岡市役所の退職金(60歳定年退職の場合)は平均2261.6万円

 

サラリーマンの平均退職金は約2,000万円としていますが、大企業は約2500万円、中小企業で約1,100万円と大きな開きがあります。また、大卒や高卒といった学歴や業種によって異なります。定年まで働くことで、安定した給与と賞与、そして退職金を得ることができるのは公務員の強みでもあり、人気の理由になっていると思われます。

 

職員の初任給

 

大卒 186,800円
短大卒 168,500円
高卒 155,900円
社会人 (年齢・採用時)
35歳 約20万円~約24万円
45歳 約22万円~約25万円

※R5.4.1時点
※上記金額のほかに、扶養、通勤、住居、期末、勤勉、寒冷地手当等がそれぞれの要件で支給

 

経験年数&学歴別平均給料月額

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 258,748円 351,786円 379,021円 390,679円
高校卒 該当者なし 309,100円 365,300円 364,863円

※令和4年4月1日時点

 

学歴による給料、年収の格差は一般企業でも見られ、盛岡市おいても同じ経験年数であればやはり大卒のほうが高卒に比べて高い給料を得ています。初任給では約3万円の差になりますが、経過20年では約4.2万円と差が広がっています。そして、経過25年で1.3万円に縮まりますが、その後30年経過では2.5万円の差となっています。ただ、生涯年収で考えると、大学でかかった費用を考慮すると高卒も大卒もそれほど変わらないと思われます。

 

級別職員及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額
1級 主事、技師 147,400円~249,800円
2級 主事、技師 197,200円~306,900円
3級 主任、主査 233,500円~353,100円
4級 主査、係長 266,500円~387,600円
5級 副主幹、室長、課長補佐 292,300円~397,500円
6級 課長、主幹 322,100円~411,900円
7級 次長、参事 366,200円~448,900円
8級 部長、監 411,800円~472,800円

※令和4年4月1日時点

 

盛岡市一般行政(事務)職員は1152人が従事し、1級、2級の主事、技師は全体の33%を占め、主に新卒採用者、20代の職員が属しています。そして、3級、4級は全体の41.1%を占め、大卒、短大・高卒、社会人経験者を含め30~40代の職員が属しています。さらに5級の副主幹、室長、課長補佐は全体の14.5%で、多くが大卒職員となりますが、高卒でも能力次第で昇級できる役職になります。

 

ただ、6級の課長、主幹になると全体の6.7%、さらに7級の次長、参事は3.0、8級の部長、監はわずか1.7%で、特に7級、8級は大卒職員でも一握りの役職となっています。最高等級の部長クラスになると年収は1,000万円近く見込まれると思われます。

 

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