大崎市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル
宮城県北西部に位置する大崎市は、県内4番目となるSDGs未来都市として令和4年5月に選定。そして、世界農業遺産にも認定された「大崎耕土」が広がる自然豊かな市です。また、都市機能も整っており、都心へのアクセスも便利なので移住先として注目されています。
そこで、将来、公務員として大崎市で働きたいと思っている人のなかには、試験の内容や難易度、また年収が気になる方もいることでしょう。そして、公務員受験先で各自治体等で迷われている方もいるかと思われます。ここでは、採用試験だけでなく、給料、賞与、年収、退職金など大崎市役所職員についてまとめていますので参考としてご覧ください。
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大崎市職員採用試験の難易度を徹底検証!
大崎市は求める職員像として下記のように揚げています。
- 市民とともに創造・実現できる職員
- 信頼される職員
- 課題解決に向け,自ら政策提言できる職員
採用試験の情報
上級(大卒) | 行政、土木、建築、保健師 |
---|---|
初級(高卒) | 行政、土木、建築 |
初級(社会人) | 行政 |
障がい者対象 | 行政 |
※R5年度採用試験実施
大崎市は、大きくわけて上級(大卒)、初級(高卒・社会人)、障害者対象の試験区分を設け、採用試験が実施されています。
事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ
上級(大卒) | 初級(高卒・社会人) | |
---|---|---|
第1次試験 | 教養試験・専門試験 | 教養試験 |
第2次試験 | 論(作)文試験・適性検査・人物試験 | 論(作)文試験・適性検査・人物試験 |
- 教養試験(40題・120分):時事,社会・人文,自然に関する一般知識を問う問題(20 題)、文章理解,判断・数的推理,資料解釈に関する能力を問う問題(20題)
- 専門試験(40題・90~120分):憲法,行政法,民法,経済学,財政学,社会政策,政治学,行政学,国際関係
- 論文試験(120分):公務員として必要な識見,判断力,思考力等についての筆記試験
- 適性検査(90分):職務を行うのに必要な適性についての検査
- 人物試験:公務員としての適格性についての人物面からの試験
大崎市は従来の筆記試験+人物重視
大崎市事務職の採用試験は、1次に筆記試験、2次に人物試験が行われ、大卒の筆記は教養と専門試験が課せられ、高卒は教養試験のみで、一般的な市役所の採用試験になります。そして、教養試験は公務員として必要な一般的知識(20題)、知能(20題)についての筆記試験が学歴に応じて出題されます。
Standard(標準タイプ)で、従来の教養試験と共通性の高い試験が特徴です。大卒は、ボーダーライン5.5割~6割、高卒なら5.5割を目指した対策が必要です。
人物試験は論作文、面接による試験で、筆記試験と同時に、自己アピール、面接官からの質問に柔軟に受け答えできるよう何度も練習を繰り返しておくことが大切です。
事務(一般行政)の過去3年間の倍率
大崎市は職員採用試験についての過去実績が公表されていませんが、例年、採用人数は少なく、R5年度においては上級行政は7名程度、その他は若干名なので、非常に厳しい採用試験になると思われます。
大崎市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!
平均年収 562.7万円
平均年齢 43.4歳
平均給料月額 305,756円
平均給与月額 359,871円
平均ボーナス 152.4万円
※2022年実績
平均年収5位/宮城県全36自治体
大崎市職員(一般事務)の平均年収は、宮城県の自治体のなかでは上位にランクインしており、また、全国の地方公務員(全1788自治体)のなかでは702位で全国平均より高めの給与、賞与が見込まれます。そして、一般サラリーマンの全国平均年収461万円に対し、市職員の年収は高く、さらに、大崎市平均所得(年収)342万円に比べてもかなり高額であると感じられます。
大崎市役所の退職金(60歳定年退職の場合)は平均2198万円円
サラリーマンの平均退職金は約2,000万円としていますが、大企業は約2500万円、中小企業で約1,100万円と大きな開きがあります。また、大卒や高卒といった学歴や業種によって異なります。定年まで働くことで、安定した給与と賞与、そして退職金を得ることができるのは公務員の強みでもあり、人気の理由になっていると思われます。
職員の初任給
上級
4年制大学新卒(採用時 22歳) 182,200 円
4年制大学卒業後5年民間会社へ勤務した場合(採用時27歳) 221,100円
初級
高校新卒(採用時 18歳)の場合 154,600 円
4年制大学卒業後10年民間会社へ勤務した場合(採用時 32歳) 253,000 円
※令和5年4月1日
※期末・勤勉手当,通勤手当,住居手当,扶養手当等がそれぞれの支給要件により支給
※学歴や職歴により加算されることがあります
経験年数&学歴別平均給料月額
大崎市役所は、学歴別、経験年数に応じた平均月額給料についての資料が見当たりませんでしたが、大崎市事務職においても学歴による給料の差があると思われます。ただ、大学にかかった学費を考えると生涯年収においては大卒、高卒ともにそれほど変わらないとも考えられます。
級別職員及び給料
等級 | 職務内容 | 1号給~最高号給の給料月額 |
---|---|---|
1級 | 主事・技師 | 150,100円~247,600円 |
2級 | 主事・技師 | 198,500円~304,200円 |
3級 | 係長・主査 | 234,400円~350,000円 |
4級 | 課長補佐・主幹 | 266,000円~381,000円 |
5級 | 課長補佐・主幹 | 290,700円~393,000円 |
6級 | 課長・副参事 | 319,200円~410,200円 |
7級 | 参事 | 362,900円~444,900円 |
8級 | 部長 | 408,100円~468,600円 |
※令和4年4月1日時点
大崎市行政職は945人が従事し、1級、2級の主事・技師は全体の31.1%で、高卒・大卒の新卒者や20代の職員が属しています。3級、4級になると全体の45.9%で、30代、40代、50代まで幅広い年代の職員が属しています。さらに5級の課長補佐は全体の12.8%で、大卒職員が多く占めるなか、能力次第では高卒でも昇級できる役職になります。
ただ、6級の課長、7級の参事、8級の部長は全体の10.3%で大卒職員が占め、特に7級、8級はほんの一握りの職員が昇級できる役職となっています。そして、最高級の部長になると平均年収900~1000万円近く見込めると思われます。
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