那須塩原市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

首都圏及び関東地方の最北部に位置している那須塩原市は、温泉や名所・文化を求め多くの人が訪れる観光地として人気のあるまちです。県内5番目の人口を有し、約11万人の人が暮らしています。

 

ここでは、那須塩原市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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那須塩原市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

採用試験の情報

 

行政職 行政A(大卒以上)、行政B(高卒程度)、行政C(障がい者)
専門職 建築、土木、機械、電気
資格職 保育士、保健師

※R5年採用試験実施

 

募集人数は、行政A15名、その他職種は若干名となっています。そして、那須塩原市は、職員の年齢構成等を考慮し、R5年度採用試験から行政職(行政A・B・C)、専門職(建築、土木)、資格職(保育士、保健師)の受験資格年齢の上限を29歳から31歳に引き上げています。行政Aは22歳から31歳まで、行政BとCは18歳から31歳までの受験資格年齢になっています。

 

そして、R5年度は、行政A、B、C若干名の2次募集を行っています。

 

那須塩原市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職や技術職、資格職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

なし

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

・行政職A

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

・行政職B・C
・専門職
・資格職

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

行政Aは専門試験がない分、難易度は高くない

 

那須塩原市の採用試験は、倍率に関係なく試験自体は、全体的に難易度の易しい試験と思われます。そのなかで、最も難易度が高いのは大卒レベルの行政Aになりますが、筆記試験は教養のみなので、他の市役所に比べると比較的、易しい試験と感じCランクに位置づけています。ただ、倍率が高い傾向にあればやはり全国水準並みの難易度かと思われます。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

那須塩原市は、過去の採用試験実施結果の公表がなされていないため、行政職の倍率は不明です。ただ、R5年度においては2次募集を行っているので、それほど高い倍率ではないかと思われます。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

1次試験 教養試験・性格特性検査
2次試験 集団面接・グループワーク
最終試験 個別面接

 

那須塩原市行政は、3次試験まで実施!A、B、Cどの区分も試験科目は同じ

 

1次試験の教養試験は、公務員として必要な一般知識及び教養(大卒程度、高卒程度)について、択一式による筆記試験が行われます。性格特性検査では公務員に求められる資質について、性格特性を見るための検査でストレス耐性チェックも行われます。

 

そして、2次試験、3次試験では人物評価となる集団面接、グループワーク、個別面接が課せられ、配点は公表されていないもの、筆記試験よりも人物試験のほうがかなりウエイトが高いと思われます。そのため、最終合格のカギは、教養試験はもちろんですが、面接に重点を置いた試験対策が必須です。

 

那須塩原市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 552.5万円
平均年齢 41.7歳
平均給料月額 314,800円
平均給与月額 400,265円
平均ボーナス 145.0万円
平均諸手当総額 85,465円
平均退職金 2171.2万円

※2022年実績

 

職員の年収は高い?安い?

 

13位/栃木県全26自治体
871位/全国地方公務員(全1788自治体)
554位/全国市役所(全772自治体)

 

那須塩原市職員の年収は全国自治体の平均水準!

 

栃木県自治体のなかでは中間、また、全国地方公務員のなかでも中間あたりの年収になりますが、全国市役所のなかでは低めとなっています。ただ、那須塩原市は、一般サラリーマンや那須塩原市民の平均年収よりもかなり高めの水準になります。

 

職員の初任給

 

大卒 158,900円
短大卒 169,800円
高卒 185,200円

※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに通勤手当、期末手当、勤勉手当、時間外勤務手当、扶養手当、住居手当等がそれぞれ条件によって支給
※最終学校卒業後に職歴等がある場合は、その内容に応じ、市の基準に基づき加算調整され、初任給の給与の額が決定

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数15年 経験年数20年
大学卒 32歳 253,075円 37歳 305,282円 42歳 348,133円
高校卒 28歳 該当者なし 33歳 該当者なし 38歳 292,750円

※令和4年4月1日時点

 

採用20年後の40歳あたりが給料UPのピーク!その後は緩やかに上昇

 

那須塩原市事務職員は、採用時から20代にかけては年収300万円ほどですが、30代になると400万円以上、そして、40代になると550~650万円以上見込まれます。30代から40代にかけてが最も給料上昇率の高い年代になります。そして、高卒の職員は少ないですが、生涯年収にすると大学でかかった学費の分を差っ引くと、学歴による給料差はあるもの、高卒、大卒はそれほど変わらないと思われます。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事・技師 150,100円~247,600円 11.3%
2級 20代後半 主事・技師 198,500円~304,200円 12.2%
3級 30代~ 主任 234,400円~350,000円 12.3%
4級 30~50代 主査 266,000円~381,000円 24.7%
5級 40~50代 副主幹・主幹 290,700円~393,000円 26.8%
6級 40~50代 主幹・副参事 319,200円~410,200円 8.7%
7級 50代 副参事・参事 362,900円~444,900円 2.4%
8級 50代半ば~ 参事 408,100円~468,600円 1.6%

※令和4年4月1日時点
※那須塩原市事務職員数551人

 

那須塩原市(事務)は、新卒の場合、1級の主事に任命され、その後、経験、能力により昇格していきます。1級、2級は20代の職員が属し、3級の主任は、採用10年後の30歳ぐらいに昇級している職員が多いようです。そして、採用20年後の40歳ぐらいになると4級の主査、5級は能力次第では高卒職員も昇進できる役職になります。

 

ただ、6級の主幹以降は大卒職員が占め、副参事、参事は、大卒でも一部の職員のみが昇格できる役職になります。ちなみに最高等級の8級になると900万~1000万近い年収が見込めます。

 

那須塩原市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 52.8歳 342,400円 364,838円

 

那須塩原市職員のなかでは最も年収が低いと思われる技能労務職は、それでも同年代の一般サラリーマンに比べても同等、それ以上の年収を得ることができます。そのため、決して低い給料、給与ということではなく、また、公務員職ということで、将来、退職金や年金など安定した収入を得ることができます。

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