白山市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル
2005年2月1日に1市2町5村が新設合併して誕生した白山市は、県内最大の面積を有し、県都金沢のベットタウンとして住宅都市化が進み、人口は県下第2位の都市です。
そして、東洋経済が発表した「住みよさランキング2023」では全国5位にランクインするなど地方移住先として注目されている自治体になります。
ここでは、白山市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。
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白山市職員採用試験の難易度を徹底検証!
白山市役所は、健康で明るく、市民の奉仕者として勤務意欲、責任感があり、かつ、職務に耐えうる方を職員として求めています。
採用試験の情報
6月試験 | 行政(上級)、土木(上級)、建築(上級)、保健師、精神保健福祉士、保育士、図書館司書 |
---|---|
9月試験 | 行政(初級)、土木(初級)、建築(初級)、建築 (職務経験者)、行政 (障害者対象) |
※R5年度採用試験実施
白山市職員採用試験は、6月に上級、資格免許職の試験を実施し、9月に初級、職務経験者、障害者対象に試験が行われました。そして、より幅広い層から多様で有為の人材を確保するために、従来からの受験資格(年齢要件等)、試験科目、申込方法と異なる、受験しやすい試験となっています。
白山市役所の各職種試験難易度ランク
ここでは、事務職をはじめ、資格免許職、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。
Aランク(偏差値60以上) |
なし |
---|---|
Bランク(偏差値59~55) |
なし |
Cランク(偏差値54~50) |
上級事務 |
Dランク(偏差値49~45) |
初級技術職 |
Eランク(偏差値44~40以下) |
なし |
※各ランクの相当するレベル
白山市役所の採用試験は全体的に平均水準の難易度
白山市は、初級事務と図書館司書が高めの倍率を推移していますが、それ以外は平均並みの倍率になっています。また、専門試験がなく、教養試験、作文、面接試験になるので、試験内容からみて、難易度の低い自治体と感じられます。とは言っても公務員を目指す受験生は学歴の高い学生や社会人が多いので油断できず、万全な対策は必須になります。
事務(一般行政)の過去3年間の倍率
R4 | R3 | R2 | |
---|---|---|---|
行政(上級)6月 | 2.9 | 4.4 | 4.0 |
行政(初級)9月 | 4.5 | 9.0 | 合格者なし |
行政(上級)2次募集10月 | 2.1 | ー | ー |
白山市役所事務の倍率は初級高め!上級平均並み
高卒程度の初級事務試験は、R4年度は4倍でしたが、R3年度9倍、R2年、R元年は受験者がいたもの採用に至っていません。採用人数が少ないこともあり、厳しい試験になると思われます。その一方で、大卒程度の上級事務試験は、4~3倍で安定しており、平均水準の倍率になります。
事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ
1次試験 | 筆記試験 ・作文試験 ・適性試験 |
---|---|
2次試験 | 面接試験 |
白山市事務は2次試験まで実施!筆記&面接対策が必須
白山市役所の上級、初級の事務試験は、1次に教養、作文、2次に面接試験が課せられ、シンプルな試験内容になっています。1次試験突破するためには、教養試験対策で得点力UPしておく必要があります。
上級試験
時事、社会・人文に関する一般知識並びに文章理解、判断・数的推理、資料解釈に関する一般知能についての筆記試験(120分)
初級試験
社会についての関心や基礎的・常識的な知識、職務遂行に必要な基礎的な言語能力・論理的思考力に関する筆記試験(75分)
上級の教養試験は、知識より論理的思考等の知能を重視する試験で知能分野27題、知識分野13題かと思われます。そして、初級は基礎的な知的能力を検証するコンパクトで易しい試験になります。
面接試験の攻略が最終合格のカギ
2次試験は面接試験のみなので、面接練習に十分時間をかけて対策しておく必要があります。専門講師の指導が受けられる公務員予備校の活用が得策です。効率的かつ効果的に合格力を身につけることができます。
白山市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!
平均年収 578.8万円
平均年齢 45.3歳
平均給料月額 330,742円
平均給与月額 382,495円
平均ボーナス 157.0万円
平均諸手当総額 51,735円
平均退職金 2030.4万円
※2022年実績
白山市職員の年収は高い?安い?
3位/石川県全20自治体
449位/全国地方公務員(全1788自治体)
318位/全国市役所(全772自治体)
白山市事務の年収は全国平均水準!県内ではトップ3
石川県自治体年収ランキングでは3位にランクインするなど県内では高水準の年収を誇る白山市ですが、全国市役所では中間あたりの水準になります。平均年齢が高いわりに諸手当が低いことが年収を引き下げていると思われます。
新卒職員の初任給(地域手当含む)
大卒 185,600円
高卒 155,000円
※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給
経験年数&学歴別平均給料モデル
経験年数10年 | 経験年数20年 | 経験年数25年 | 経験年数30年 | |
---|---|---|---|---|
大学卒 | 32歳 259,856円 | 42歳 358,564円 | 47歳 371,686円 | 52歳 391,280円 |
高校卒 | 28歳 235,000円 | 38歳 301,300円 | 43歳 ー円 | 48歳 374,567円 |
※令和4年4月1日時点
白山市は30~40後半にかけて年収上昇率が高い
公務員は新卒、20代こそ民間企業より安い給料ですが、毎年の昇給により右肩上がり年収がUPし、30代中間あたりになると民間企業の平均年収より高くなります。白山市役所では、10年経過すると高卒、大卒ともに370~380万円前後、20年後の40歳ぐらいになると550万円前後の年収が見込まれます。
大卒、高卒など学歴による給料差は、経験年数ではなく年齢で比べると、大卒47歳、高卒48歳を同年齢ではそれほど大きな差は見られないようです。ただ、管理職につく40代、50代になると大卒職員の年収が大幅に高くなる傾向があります。
級別職員の年代及び給料
等級 | 職務内容 | 1号給~最高号給の給料月額 | 職員割合 |
---|---|---|---|
1級 | 20代 主事・技師 | 146,500円~248,200円 | 9.8% |
2級 | 20~30代 主事・技師 | 196,000円~304,900円 | 11.9% |
3級 | 20~40代 主査 | 232,100円~350,800円 | 16.7% |
4級 | 40~50代 課長補佐・主幹・係長 | 264,800円~381,900円 | 38.5% |
5級 | 40~50代 課長・担当課長・課参事・課長補佐 | 290,400円~393,900円 | 13.7% |
6級 | 50代 部次長・課長 | 320,000円~411,200円 | 7.6% |
7級 | 50代 部長・局長・参事 | 363,800円~446,000円 | 1.8% |
8級 | 50代 部長・局長 | 409,100円~469,700円 | 0.0% |
※令和4年4月1日時点
※白山市一般行政職員数714人
白山市役所の事務職員は、1級から8級までの階層がありますが、現在、8級は0人となっています。ということで1級から7級までに職員が属しており、主に1級は新卒、20代職員が占め、数年後に2級の主事に昇級します。そして、だいたい30歳すぎたぐらいで主査に昇任されている職員が多いようですが、20代で昇任されるケースもあります。
さらに、採用から20年後の40歳ぐらいになると4級に昇進し、5級からは経験値だけでなく能力、実績等による人事評価で昇任が決定されます。そして、6級の部次長、7級の部長、局長は大卒でもほんの一握りの職員のみ昇進できる役職になります。ちなみに、7級になると900万円以上の年収が見込めます。
白山市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!
職種 | 平均年齢 | 平均給料月額 | 平均給与月額 |
---|---|---|---|
技能労務職 | 56.9歳 | 272,800円 | 307,416円 |
教育職(幼稚園) | 46.8歳 | 340,086円 | 391,513円 |
※令和4年4月1日時点
白山市職員の年収は、行政職と教育職を比べると給料、給与ともにほぼ同じぐらいになります。平均年齢45歳の時点で年収580万円が見込まれます。そして、職員全体のなかで低い水準になる技能労務職は、他市と比べると低い水準で、平均年収500万円に届かない金額になります。とは言っても白山市民の平均年収367万円に比べれば高年収になります。
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