公務員試験の服装(スーツ・シャツ)を教えて!※男女別解説付き
1次試験においてはラフな格好で受験を受ける方が多いのですが、個別・集団面接においては服装などのマナーに気を遣うのが一般的になります。
おそらく、人事担当者へ服装(スーツ・シャツ)に関するお問い合わせをしても「好きな格好でいいですよ~」と言われるでしょう。
特に高級フレンチレストランのようにドレスコードが決まっている訳ではないのですが、やはり人間ですので第一印象として評価基準の1つに自然に加えられると考えておくべきでしょう。
そこで今回は受験生必見の身だしなみについて紹介していきたいと思います。
【男性編】
ビジネスの戦闘服と言われているのがスーツですね。ただ実は種類が豊富にあって、どれを購入すればいいのか?夏の場合は小池百合子が提案したクールビズでOKなのか?などいろいろと公務員試験の面接前に悩まされている方も結構多いのではないでしょうか?まずはどのようなタイプがあるのか?簡単にまとめてみましたので、ご覧頂ければと思います。
- シングルスーツ
- ダブルスーツ
- ツーピーススーツ
- スリーピーススーツ
ブリティッシュスタイル、イタリアンスタイル、アメリカンスタイルでタイプ別にされることもありますが、
大きく分けると「シングル」と「ダブル」の2種類に分類されるケースが多いのが特徴的になります。公務員試験を受験する時の服装としてどっちが理想的なのか?悩まされている方は結構多いと思います。まずは自分の体格に合わせるというのも大切な作業になります。細身で引き締まった体型、ガッツリと鍛えられた体型、ぽっちゃり系、デブ系・・・いろいろあると思います。それに合わせてスーツ選ぶをすることで、公務員面接の服装として理想的になると考えることができます。また、リクルートスーツのカラーとして王道なのが紺、グレー、ダークグレーになります。黒(ブラック)については葬式など不幸を連想させてしまう可能性がありますので、避けるのが無難という意見と別にOKでしょ!?という2つの意見で猛烈に対立されています。
少々気になるのであればブラックではなく、紺色やグレーを選ぶのがいいでしょう。また、面接に着ていくシャツについてですが、スーツと合わせるのであれば派手さの無いワイシャツが無難です。近年においてオシャレファッションとして赤、ピンク、黄色、青などカラフルなワイシャツも多数販売されていますが、どちらかと言えば地味目がおすすめです。プロシャツ、デニムシャツ、ニットシャツを着て行ったからと言って不合格になる訳ではないのですが、筆者の個人的なアドバイスとしてはできればワイシャツを選択するといいと思います。
【女性編】
よく悩まされている方が多いのは「パンツ」と「スカート」どっちがいいの?という問題になります。単刀直入に言えば合否にそれほど関係しないのでどっちでもいいと思います。
自信のある美脚を披露したいのであれば相当短いスカートで面接官にPRしたい気持ちもあるでしょう。しかし、公務員試験に色気は必要ありません。基本的には膝が少し見えるくらいのスカートの長さがベストです。
なお、女性のスーツの色についてはブラック、紺、グレーなどが就職活動で人気があります。
クール・ビズ(COOL BIZ)とは夏のビジネスマン・キャリアウーマンのスーツを軽装するための企画です。具体的に言えばノーネクタイ、ノージャケットのキャンペーンになります。当初は抵抗のあった企業や官公庁の職員についても次第にネクタイや上着をできるだけ避けるようになって、現在においては6月~8月くらいの期間においてはクールビズで仕事をするのが一般的になっています。9月中旬~下旬くらいまで継続されている方もいます。スーパークールビズになるとアロハシャツ、ポロシャツ、Tシャツ、チノパンツ、サンダル、スニーカーなどもOKとされる場合もあります。
実際に経済産業省の官僚がかなり派手だけど涼しそうなアロハシャツで登庁された姿がニュース番組で取り上げられて当時は話題になりました。
さて、公務員試験においてクールビズはOKなのか?というテーマに答えていきたいと思います。
単刀直入に言えばクールビズはOKです。実際に自治体によっては採用試験Q&Aコーナーの服装に関する質問内容でクールビズを推奨されているケースも多いのが特徴的になります。公務員面接は半袖でOKです。長袖など熱い服装で受験をして体調を崩せばこれまで頑張ってきた意味が無くなりますからね。
但し、スーパークールビズは避けた方がいいでしょう。さすがにサンダルやアロハシャツはドン引きされるかも・・・。
また、上から何個のボタンを外すべきか?という問題もありますが、基本的には第一ボタンまで外すのはOKですが、暑くても第二ボタン、第三ボタンは付けておいた方がいいでしょう。
夏場であればネクタイを外して受験すればいいのですが、秋・冬・春の場合ですと男性は着用するのが一般的なスタイルになります。まず、どのような型や色が理想的なのか?はじめての就職活動をされている方の中には戸惑っている人もいるでしょう。もしかすると初めて自分で購入するネクタイになるのかもしれないですね。
ポイントとして抑えておきたいのは「お笑いの要素は不必要である」中には面接官から爆笑を取るために仮装パーティーで付けるようなネクタイを選択したり、自分がいかにユニークであるか?を伝えたいと様々なアイデアを考える人もいますが、公務員試験の面接にはお笑いは必要ありません。これを勘違いしてミスると最悪の場合不合格になることもあります。
また、ゴールドで目の前が見えなくなるほどキラキラしているタイプやアニメキャラクターが散在しているネクタイを選ぶ方が0.1%程度の確率で存在しますので、簡単に柄やカラーの王道をまとめておきましたので、参考にして頂ければと思います。
【柄・タイプ】
- チェック
- レジメンタル
- 小紋
- リバース
【色・カラー】
- グレー
- 青(紺)
- 水色
- 黄色
- 赤色
大切なことですので、もう一度言いますが、ネクタイは第一印象を決める重要なアイテムです。面白さを追求するのではなく、幅広い方に共通する意識が大切です。
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