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【2024年】福岡市役所の難易度・就職偏差値を判定

九州地方の行政・経済・交通の中心地を担う福岡市は、東区、博多区、中央区、南区、西区、城南区、早良区の7区で構成されている政令都市になります。その市役所では、現在、約3万9000人が働いており、学生や転職を検討している社会人など、公務員受験先の一つとして考えている方もいることでしょう。

 

そこで、福岡市役所の採用試験は、上級、消防A、獣医師、助産師、保健師、管理栄養士、海技(機関)、上級行政事務(特別枠)、中級、初級、消防B、保育士、運輸業務従事者、海技(航海)、就職氷河期世代、社会人経験者、障がいのある人向けに実施しています。

 

ここでは、福岡市職員試験区分別の難易度、偏差値、倍率を検証!事務職、技術職、公安職合格を目指す人は参考にして下さい。また、他の政令都市や市町村役場等の地方公務員、国家公務員で迷われている方も受験先の比較としてご覧くださいね。

 

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福岡市職員採用試験の難易度・偏差値

 

上級行政

 

Aランク/偏差値65~67

 

試験勉強時間/期間

 

1000時間 / 1年間

 

福岡市上級行政(大卒程度)採用試験の難易度は、政令都市のなかでも高倍率を推移している自治体で、個々の知識、能力、資質において高いレベルが求められます。また、福岡県職員よりも倍率が高く、難易度、人気からしても福岡市職員の方が一つ上に位置づけられています。

 

そして、2019年度から、特別枠として試験が実施されるようになったことから、その年の一般枠は8.0倍で以前よりかは合格しやすくなっています。その一方で、特別枠の1次試験筆記は、民間企業等でも採用されている「SPI」を実施。民間企業併願者や様々な学部の人など、多くの人が受験しやすいように新設した区分です。

 

最初に実施した2019年度は、8人の採用枠に対し238名の方が受験し、29.8倍という結果になりました。数字から見ても容易に合格できる試験ではないということがわかります。

 

また、定期採用に比べて早期採用の方が若干ですが、倍率は低い傾向にあります。いずれにしろ、2020年の採用試験についても、福岡市上級行政試験は高倍率であることが考えられます。両方の試験に受験することはできませんので、選択する採用方法によって緻密な試験対策が必要になります。

 

消防史員A

 

Cランク/偏差値54

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~1年間

 

福岡市消防士A試験の難易度は、政令都市のなかでもトップクラスの高倍率を推移し、過去3年間平均は16.1倍になります。一次試験の教養試験で高得点を狙うつもりで試験勉強する必要があります。また、2次試験に行なわれる、体力試験・身体検査は配点はありませんが、一定の基準を満たす必要があるので、勉強しながら体力維持しておくことも重要です。

 

さらに、配点比率が高い論文、面接試験についても、十二分に対策して試験に臨むことが合格のポイントになります。

 

初級・中級行政

 

Cランク/偏差値50~54

 

試験勉強時間/期間

 

500~600時間 / 6ヵ月~12ヵ月

 

中級、初級行政事務については、上級行政と同様に定期採用、早期採用の試験に分けて行われています。人気の自治体であることから、どちらにしても毎年、倍率は高い傾向にあります。中級は専門試験も課せられるので、当然のことですが初級試験よりも難易度は難しくなります。ただ、初級についても、他の自治体よりも倍率が高いので、簡単に合格することはできません。

 

そして、学校事務は、行政事務よりかは倍率が低い傾向にありますが、それでも過去3年間平均(定期採用)は中級5.9倍、初級6.6倍と、たやすく試験突破できる公務員試験ではありません。

 

消防史員B

 

Cランク/偏差値52

 

試験勉強時間/期間

 

400~500時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

福岡市消防Bの採用試験難易度は、非常に難しく、過去3年間の平均が18.6倍と、競争率の激しい自治体になります。人気のある政令都市であることと、受験者数の割に採用人数が30人未満と少ないことが高倍率に繋がっています。

 

試験自体は決して難しい内容ではありませんが、一次試験で高得点を狙う必要があります。また、配点率の高い二次試験の論文(作文)、面接試験の対策も重要になります。

 

福岡市役所職員の出身大学が気になる!

 

福岡市役所の職員は、九州大学、福岡大学、北九州市立大学、西南学院大学、久留米大学、九州国際大学、九州共立大学 など地元国立大学、私立大学出身者が多く占めています。また、地元に戻って従事している東大や京大出身者も一定数、存在しています。

 

そして、福岡市初級採用試験は、県立、私立上位10位ぐらいのレベルの高校生であれば、筆記試験は容易に突破できると思われます。筆記とあわせて作文や面接対策をしっかりすることで、現役合格が期待できます。

 

福岡市職員採用試験の受験者・合格者・倍率推移

 

上級及び消防史員A等(定期採用)

 

試験区分

平成31年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

行政一般 366人/45人/8.1 501人/27人/18.6 580人/33人/17.6
行政特別枠 238人/8人/29.8 なし なし
福祉 21人/2人/10.5 25人/1人/25.0 25人/1人/25.0
心理 7人/3人/2.3 12人/2人/6.0 18人/1人/18.0
土木 46人/20人/2.3 71人/16人/4.4 69人/18人/3.8
建築 23人/7人/3.3 18人/4人/4.5 24人/6人/4.0
電気 27人/6人/4.5 33人/6人/5.5 42人/7人/6.0
機械 21人/7人/3.0 22人/7人/3.1 26人/6人/4.3
造園 10人/3人/3.3 7人/1人/7.0 13人/2人/6.5
衛生管理A 40人/11人/3.6 45人/9人/5.0 25人/4人/6.3
衛生管理B 19人/4人/4.8 32人/3人/10.7 20人/2人/10.0
文化財専門職 16人/1人/16.0 募集なし 募集なし
消防史員A 261人/22人/11.9 356人/18人/19.8 366人/22人/16.6
獣医師 5人/2人/2.5 4人/2人/2.0 6人/2人/3.0
保健師 59人/13人/4.5 76人/10人/7.6 68人/6人/11.3

 

上級及び消防史員A等(早期採用)

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

行政一般 64人/10人/6.4 98人/5人/19.6
行政特別枠 58人/4人/14.5 なし
土木 11人/1人/11.0 17人/3人/5.7
建築 6人/2人/3.0 5人/2人/2.5
電気 5人/2人/2.5 募集なし
機械 4人/1人/4.0 募集なし
海技(機関) 3人/2人/1.5 募集なし
文化財専門職 募集なし 6人/1人/6.0

 

中級、初級、消防吏員B、保育士、運輸業務従事者及び海技(定期採用)

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

中級行政事務 208人/33人/6.3 229人/35人/6.5 347人/39人/8.9
中級学校事務 37人/5人/7.4 76人/19人/4.0 82人/13人/6.3
初級行政事務 382人/40人/9.6 415人/38人/10.9 333人/40人/8.3
初級学校事務 49人/6人/8.2 68人/23人/3.0 119人/14人/8.5
土木 51人/16人/3.2 50人/13人/3.8 74人/14人/5.3
建築 10人/4人/2.5 11人/3人/3.7 8人/3人/2.7
電気 14人/5人/2.8 27人/4人/6.8 23人/6人/3.8
機械 18人/5人/3.6 20人/6人/3.3 30人/5人/6.0
消防史員B 486人/29人/16.8 474人/22人/21.5 489人/28人/17.5
保育士 41人/11人/3.7 28人/11人/2.5 34人/6人/5.7
運輸業務従事者 54人/5人/10.8 60人/7人/8.6 79人/12人/6.6
海技(航海) 5人/1人/5.0 3人/1人/3.0 募集なし

 

中級、初級、技術職(早期採用)

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

中級行政事務 25人/4人/6.3 24人/2人/12.0 募集なし
初級行政事務 34人/6人/5.7 17人/2人/8.5 募集なし
土木 受験者なし 募集なし 募集なし

 

福岡市職員採用試験概要

 

上級、消防吏員A、専門職、技術職

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験

公務員として必要な一般教養についての5肢択一式による筆記試験
150分・50問、海技(機関)のみ120分・40問

100点

1次試験
専門試験

各募集区分に必要な専門知識及び能力について5肢択一式による筆記試験
120分・40問、文化財専門職は120分・記述式、助産師は90分・記述式
※消防史員、海技除く

100点

1次試験
口頭試問

個別面接
※行政一般のみ

180点

2次試験
実技試験

遺物の実測を行います
※文化財専門職のみ

可否判定

2次試験
体力試験・検査
身体検査

基礎体力についての試験・検査を行います。
健康状態についての医学的検査を行います。
※消防史員・海技のみ

可否判定

2次試験
論文

論文試験90分・1200文字
※海技・助産師除く

40点

2次試験
口頭試問

個別面接を行います。
※口頭試問の参考にするため適正検査実施

200点

 

上級行政事務(行政(特別枠))

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験(SPI)

公務員として必要な基礎能力(言語的理解、論理的思考、数量的処理能力といった知的能力)についての試験を行います。
※口頭試問の参考とするために、性格検査を実施します。

100点

1次試験
口頭試問

個別面接を行います。
※「アピールシート」による自主的アピールを含みます。

270点

2次試験
論文試験

課題解決シート作成(45分・450字程度) 40点

2次試験
口頭試問

個別面接を行います。
※論文試験で作成した「課題解決シート」の説明を含みます。
※口頭試問の参考とするため、適性検査等を実施します。

300点

 

中級、初級、消防史員B

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験

公務員として必要な一般教養についての5肢択一式による筆記試験
150分・50問

100点

1次試験
専門試験

各募集区分に必要な専門知識及び能力について5肢択一式による筆記試験
120分・40問
※中級行政事務・学校事務、行政技術、保育士のみ

100点

1次試験
口頭試問

個別面接
※中級行政事務のみ

180点

2次試験
体力試験・検査

基礎体力についての試験・検査を行います。
※消防史員・保育士・海技のみ

可否判定

2次試験
身体検査

健康状態についての医学的検査を行います。
※消防史員・運輸業務従事者・海技のみ

可否判定

2次試験
適正検査

職務に対する適正について検査します。
※運輸業務従事者のみ

可否判定

2次試験
実技試験

ピアノ演奏及び歌唱を行います。
※保育士のみ

可否判定

2次試験
論文・作文

論文試験(90分・1200文字)、作文試験(60分・800文字) 40点

2次試験
口頭試問

個別面接を行います。
※口頭試問の参考にするため適正検査実施

200点

 

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福岡市職員採用試験 概要ページ

 

https://www.city.fukuoka.lg.jp/shisei/syokuin/index.html

 

福岡市役所公務員試験対策

 

九州地方のなかでも高倍率、難易度の高い自治体になる福岡市役所採用試験は、まず、一次試験の筆記対策が重要になります。受験生レベルが高いので、教養試験、専門試験でライバルと差をつけておく必要があります。ただ、大学生や社会人の受験生は、学校、仕事と両立して勉強しなければなりませんので、効率的に高い学習効果を得るためには、公務員専門の予備校の利用が必須です。

 

スケジュール管理や質問、相談などサポート体制が整っているので、初めて受験する方も不安なく試験対策できます。福岡市には、東京アカデミーや大栄、LEC、大原、TACなど地方公務員に強い資格予備校、専門学校が集積しています。通学タイプや通信タイプがあるので、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

 

また、通学せずに自宅やスキマ時間に試験勉強したい方は、オンライ学習サービスがおすすめです。現在、公務員講座を開講している学校(通学・通信)はたくさんあり、高校生や大学生、社会人、フリーターなど様々な受験生が利用しています。

 

学校選びの際は、受講相談や無料体験など積極的に試してみると良いでしょう。各校の公務員無料セミナーのみで、見事に高校生現役合格を果たしている受験生もいます。

 

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