【2024年】福岡県庁の年収(給料)モデル~年齢・役職別一覧
人口約511万人、全国の都道府県中9位の福岡は、福岡市と北九州市の2つの政令指定都市を抱え、九州の政治、経済の中心地になります。
ここでは、職員数3万9000人が働く福岡県庁の職種別、平均給与、ボーナス、年収などまとめていますので、公務員受験や将来の職業の指針として参考にしてみて下さいね。特に、県内の市町村職員、隣接する県庁、国家公務員や、民間企業で迷われている方はご覧ください。
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福岡県庁公務員の平均年収~生涯賃金まで徹底検証!
全職種
給与424,112円、賞与1,738,000円、年収682.,6万円
年齢42.6歳 退職金(60歳定年)2,234万円
一般行政職
給与407,074円、賞与1,662,700円、年収654,6万円
年齢42.8歳 退職金(60歳定年)2,242万円
教育公務員
給与417,403円、賞与1,831,947円、年収683,5万円
年齢44.3歳 退職金(60歳定年)2,265万円
警察職
給与449,842円、賞与1,632,300円、年収702万円
年齢38.3歳 退職金(60歳定年)2,189万円
※総務省(H31年給与・定員等の調査結果)参考
- 全地方公共団体:401,242円
- 都道府県:413,909円
- 政令都市:427,624円
- 国家公務員:410,940円
福岡県の職員は、47都道府県年収ランキングで16位にランクインしています。地方公務員47都道府県平均年収が約654万円に比べ、682万円の福島県庁は、給料、給与、賞与が他の自治体よりも高いです。そして、政令都市ラスパイレス指数は100.6になります。
諸手当
全職種 | 82,312円 |
---|---|
一般行政職 | 84,374円 |
教員職 | 54,710円 |
警察職 | 131,142円 |
内訳(職種によって異なる) | 扶養手当、地域手当、住居手当、初任給調整手当、通勤手当、単身赴任手当、特殊勤務手当、管理職手当、へき地手当、特地勤務手当、定時制通信教育手当、産業教育手当、義務教育等教員特別手当、時間外勤務手当、宿日直手当、管理職員特別勤務手当、夜間勤務手当、休日勤務手当 |
生涯賃金
47都道府県の平均生涯年収は2億6429万8,000円で、福岡県庁の職員はそれよりか微弱ながら、高い金額であると考えられます。また、高卒は大卒よりも少ないですが、大学でかかる費用を考えると、最終的に大卒の職員と変わらないとも言われています。
福岡県庁VS民間企業年収比較
九州・沖縄地方の経済の中心地である福岡県は、通信業、輸送用機器、食品、電機・機械、卸業、サービス業、銀行など上場企業が集積しています。そして、福岡県民間企業年収ランキング1位は、RKB毎日ホールディングス1,316万円、続いて2位、西日本フィナンシャルホールディングス 920万円、3位、三井松島ホールディングス863万円、4位、安川電機792万円、5位、シノケングループ780万円になっています。
そこで、福岡県庁職員は、9位のOCHIホールディングス700万円、10位の西部電機676万円あたりの企業と同じくらいで、数ある上場企業トップ10内の平均年収になります。県内にある会社・企業よりも給与、賞与が高いと言えるでしょう。
福岡県職員の職種・学歴別初任給
職種 | 初任給 |
---|---|
一般行政職 |
大卒:185,500円 |
技能労務職 |
高卒:144,800円 |
高等学校教育職 |
大卒:207,200円 |
小中学校教育職 | 大学:207,200円 |
警察職 |
大学:204,900円 |
国家公務員の初任給は、一般職(大卒)179,200円、高卒程度147,100円で、福岡県庁職員(行政職)の初任給のほうが高めになっています。ちなみに、国の警察職は、大卒208,000円、高卒169,500円になっています。
福岡県職員の職種・学歴・年齢別平均給料月額
区分 | 20~30歳 | 40歳 | 45歳 | 50歳 |
---|---|---|---|---|
一般行政職 |
26,5万円 | 36,2万円 | 38,4万円 | 40,7万円 |
一般行政職 |
22,8万円 | 31,5万円 | 35,9万円 | 38,2万円 |
高等学校教育職(大卒) | 30,8万円 | 39,3万円 | 42,3万円 | 43,5万円 |
高等学校教育職(高卒) | - 円 | 33,8万円 | 36,0万円 | 39,0万円 |
小中学校教育職(大卒) | 30,6万円 | 38,6万円 | 41,2万円 | 42,2万円 |
警察職(大卒) | 27,4万円 | 38,1万円 | 40,4万円 | 41,6万円 |
警察職(高卒) | 25,5万円 | 33,8万円 | 39,7万円 | 40,6万円 |
大卒、高卒区分がある一般行政職、警察職は、20代~30代のあいだこそ給料の差はあるもの、40代後半、50代と年齢があがると給料差が縮まっていくのが上の表を見てみても分かります。年功序列で基本給が上がっていく仕組みが公務員の特徴でもあり、高卒は同期になる大卒と比べ、出世は遅いですが、40歳頃になるとほぼ同じポジションにつくことになります。
最終的に2~3万円ほど、大卒、高卒の給料差があり、役職や管理職昇格によって、それ以上の給与の差が生じることになります。
福岡県≪一般行政職≫役職別の月額給料・年収
区分(役職) | 年代 | 給料 | 年収 |
---|---|---|---|
1級(主事技師) | 20代 | 142,300~273,300円 | 340~470万円 |
2級(主任) | 20~30代 | 192,400~349,300円 | 420~570万円 |
3級(主査) | 30~40代 | 228,600~387,800円 | 480~640万円 |
4級(係長) | 30~50代 | 261,700~395,300円 | 560~710万円 |
5級(課長補佐) | 40~50代 | 287,700~410,500円 | 570~730万円 |
6級(課長) | 40~50代 | 318,200~444,200円 | 630~750万円 |
7級(次長) | 40代半ば~50代 | 407,400~467,900円 | 740~840万円 |
8級(事務局長) | 50代 | 457,700~526,800円 | 850~900万円 |
9級(部長) | 50代半ば | 521,000~558,800円 | 920~1000万円以上 |
福岡県(一般行政)は、職員の78%が1~4級(係長)に属し、努力、能力次第では高卒者も5級課長補佐、6級課長まで登りつめることが期待できます。そして、次長クラス以上になると、大半が大卒者になります。ただ、7級の次長は職員全体の0.9%、8級の事務次長は0.2%、最高級の9級は0.1%とわずかで、大学卒業しているからと、誰しも昇格できる役職ではありません。
努力、能力はもちろん人望、資質も問われ、1000万円以上の年収を得ている福岡県庁職員は一部に限られています。
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福岡県職員 情報提供(人事・給与等)
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/8/56/255/
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