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鈴鹿市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

日本のモータースポーツの聖地とも言われている鈴鹿市は、自動車部品工場が多く立地し、三重県財政力指数ランキングでは4位にランクインしているまちです。また、海や山など自然が豊かで、日常的に不便を感じることもなく、都市部へのアクセス至便の良さから住みやすいまちとして約19万人が暮らしています。

 

ここでは、鈴鹿市採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

 

 

鈴鹿市職員採用試験の難易度を徹底検証！

 

 

採用試験の情報

 

6月試験	事務 1（障がい者対象）、事務 2、技術（土木）、保健師、労務（調理員）
9月試験	事務1（障がい者対象）、事務2、事務3（学芸員）、事務4（社会福祉士）、技術（土木）、技術（建築）、技術（機械）、保育士・幼稚園教諭（一般）、保育士・幼稚園教諭（経験者）、保健師、消防
Ｒ6,1月試験	事務（社会福祉士）、保健師、看護師

※Ｒ５年度採用試験実施

 

鈴鹿市役所は、事務や技術職、保健師、保育士・幼稚園教諭、消防など募集し、6月、9月、令和6年1月に採用試験が実施されました。そして、事務は学歴区分を設けておらず、大学院，大学，短期大学，専修学校専門課程，高等専門学校，高等学校，特別支援高等学校卒業、または令和6年3月卒業見込み対象になります。

 

鈴鹿市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政＆事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職など、大卒、短大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA～Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク（偏差値60以上） ※国家一般職（大卒）、外務省	なし
Bランク（偏差値59～55） ※地方上級（政令都市）、東京消防庁	事務2
Cランク（偏差値54～50） ※地方中級、国家一般職 （高卒）、消防士（大卒）	事務3（学芸員） 事務4（社会福祉士） 消防 保健師 保育士・幼稚園教諭（経験者） 技術（土木）、技術（建築）、技術（機械） 保育士・幼稚園教諭（一般）
Dランク（偏差値49～45） ※地方初級、警察官（大卒）、消防士（高卒）	労務（調理員）
Eランク（偏差値44～40以下） ※警察官（高卒）、自衛官	なし

※各ランクの相当するレベル

 

鈴鹿市の職員採用試験難易度は、事務２が最も高い！それ以外は平均並み

 

鈴鹿市事務試験は6月、9月の2回実施され、総合的に高い倍率結果になっており、また、受験生レベルの高さから難易度は高いと思われます。

 

事務（一般行政）の過去3年間の倍率

 

	R４	R３	R２
事務２	13.3	4.9	10.6
消防	4.5	5.6	12.7

 

鈴鹿市事務の倍率は高倍率を推移！消防は過去２年は平均水準

 

事務2の試験は、学歴区分を設けておらず、幅広い年齢の受験生がチャレンジしていることから、毎回、高い倍率結果になります。

 

事務（一般行政）の試験内容！対策まとめ

 

1次試験	教養試験(120 分)、事務適性検査(10 分)
2次試験	集団面接、適性検査
3次試験	個別面接

 

鈴鹿市事務は、1次に筆記試験、2次、3次に人物試験実施！

 

鈴鹿市役所は試験内容からして人物重視の採用試験になり、教養試験対策はもちろんですが、面接試験に重点を置いた対策が必須になります。一人での練習に不安を感じている方は、面接試験に熟知している専門講師の指導が受けられる公務員予備校の活用がおすすめです。

 

鈴鹿市職員（一般行政職）の年収・給与・賞与について徹底調査！

 

※2022年実績

 

鈴鹿市役所の年収は高い？安い？

 

 

鈴鹿市事務の年収は県内トップ！全国上位常連の自治体！

 

三重県の最大都市である四日市市や県庁が置かれている津市よりも高い年収を得ており、全国地方公務員、市役所のなかでもかなり高水準の自治体になります。

 

新卒職員の初任給（地域手当含む）

 

※Ｒ５年４月１日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給　

 

経験年数＆学歴別平均給料モデル

 

	経験年数10年	経験年数20年	経験年数25年	経験年数30年
大学卒	32歳　267,250円	42歳　360,781円	47歳　388,014円	52歳　403,423円
高校卒	28歳　237,260円	38歳　330,350円	43歳　356,800円	48歳　388,938円

※令和4年4月1日時点

 

鈴鹿市事務の給料は、大卒、高卒の差が少ない！？

 

学歴による給料の差が気になる方もいるかと思われますが、大卒42歳と高卒43歳、また、大卒47歳、高卒48歳を同年齢で換算して比べるとやや大卒のほうが高めですが、それほど大きな差は感じられません。ただ、管理職手当が加算される40、50代ぐらいになると管理職につく人、そうでない人の年収差は大きく、管理職につく割合が多い大卒職員のほうがどうしても年収が高い傾向にあります。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級	職務内容	１号給～最高号給の給料月額	職員割合
1級	20代　定型的な業務を行う職務師	14万円～24万円	9.0%
2級	20～30代　高度の知識又は経験を必要とする業務を行う職務	19万円～30万円	12.6%
3級	20～40代　副主幹、主査、副主査	23万円～35万円	26.6%
4級	30～50代　主幹	26万円～38万円	11.2%
5級	40～50代　主幹（困難な業務）	28万円～39万円	13.6%
6級	40～50代　課長	32万円～41万円	19.8%
7級	50代　次長	36万円～44万円	5.4%
8級	50代　部長	45万円～52万円	1.8%

※令和4年4月1日時点
※鈴鹿市一般行政職員数707人

 

鈴鹿市職員（事務）は、3級までにおよそ5割の職員が占め、新卒職員は1級からスタートし、経験を経て2級に昇級します。そして、20代後半に3級の副主査に昇進し、30代のうちに主査、副主幹に昇任されている職員が多いようです。その後、能力＆業績により40代で主幹、課長に昇進することも可能ですが、主幹で定年を迎える職員もいます。

 

そして、次長、部長は、職員全体の7.2％でほんの一握りの職員のみ昇進できる管理職で、最高等級の8級は1000万円以上の年収も期待できます。

 

鈴鹿市職員（行政職以外）の給与、平均年収を調査！

 

職種	平均年齢	平均給料月額	平均給与月額
技能労務職	47.6歳	294,877円	352,948円
教育職	43.4歳	361,365円	493,826円

※令和4年4月1日時点

 

鈴鹿市役所の職員年収は、行政職と教育職を比べると、給料、給与ともに教育職の方が高水準になります。そして、職員のなかでは低い年収になる技能労務職は、他自治体の同業種と比べると平均より高めで、50歳にならずにして500万円の年収を得ています。そのため、一般サラリーマンや鈴鹿市民の平均年収に比べても高水準の年収を得ていることになります。

 

 

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