【2020年】京都市役所の難易度・偏差値を判定

【2020年】京都市役所の難易度・就職偏差値を判定

1,000年以上にわたって日本の首都として平安京が置かれていた京都市は、歴史的建造物や文化などが今も残され、日本人のみならず外国人も魅了する都市になります。近年は、大学が集積していることから学園都市の特徴もあり、若者が多く住んでいます。そして、学生や社会人として働いている人のなかには、公務員受験を検討している方もいることでしょう。

 

そこで、京都市職員採用試験は、大卒程度の上級ⅠⅡ一般事務職、一般技術職、消防職、免許・資格職や、高卒程度の中級一般事務職、学校事務職、一般技術職、消防職、免許・資格職が行われています。また、身体に障害のある方を対象とした試験や、11月には民間企業等職務経験者(一般事務職・一般技術職),青年海外協力隊等活動経験向けの採用試験も実施しています。

 

ここでは、京都市役所試験区分別の難易度、偏差値、倍率を検証!事務職、技術職、公安職合格を目指す人は参考にして下さい。また、政令都市や市町村役場等の地方公務員、国家公務員で迷われている方も受験先の比較としてご覧くださいね。

 

京都市職員採用試験の難易度・偏差値

 

上級Ⅰ・Ⅱ(大学院生)行政、上級Ⅰ一般事務職行政(京都方式)

 

Aランク/偏差値65~67

 

試験勉強時間/期間

 

1000時間 / 1年間

 

京都市職員の上級行政・一般事務は、教養試験、専門試験(行政Ⅰのみ)、作文試験が課せられる一般方式と、人物試験を中心にした京都方式があります。受験生の得意分野を生かして試験方式を選ぶことができるのが特徴です。ですが、筆記試験がない京都方式は、毎年の倍率が18~19倍に推移し、合格するには非常に難しい試験になります。

 

また、、筆記試験がある一般方式は、過去3年間の平均倍率が行政Ⅰ6.7倍、行政Ⅱ10.0倍と高く、いずれにしろ京都市の大卒行政採用試験は、他の政令都市と比較しても難易度が高い傾向にあります。また、京都市役所の上級(大卒)行政は、最終合格までに3次試験があるのが特徴です。その分、他の地方公務員よりも緻密な学習スケジュールが必要になります。

 

上級消防

 

Cランク/偏差値52

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~1年間

 

京都市消防採用試験は、AとBの2回に分けて実施しています。過去3年間の倍率はAが9.6倍、Bは6.7倍になります。どちらにしろ、高倍率になりますので、教養試験、作文試験、個別面接、体力試験をバランス良く対策しておく必要があります。

 

中級(一般事務・学校事務)

 

Cランク/偏差値53

 

試験勉強時間/期間

 

400~500時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

京都市中級(高卒程度)の事務系試験は、非常に難易度が高く、一般事務は過去3年間の平均倍率が22.5倍、学校事務については30倍近い結果となっています。元々、採用人数が少数のところに大勢の方が受験していることもあり、政令都市トップクラスの高倍率を推移しています。受験生レベルも高いこともあり、合格するには並みならぬ努力が必要です。

 

中級消防職

 

Cランク/偏差値50

 

試験勉強時間/期間

 

400~500時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

京都市消防(高卒程度)の採用試験は、毎年、倍率10倍を推移しており、簡単に合格することはできません。また、高卒現役で合格できるのはほんのわずかになります。専門学校等でしっかり対策して合格している人が大半を占めます。

 

京都市役所職員の出身大学が気になる!

 

関西のMARCHと言われる関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の関関同立出身者が多く占め、その他、大阪市立大学、大阪府立大学など関西の大学出身者が多数存在しています。そして、超難関の京大出身者も一定数、京都市役所の職員として従事しています。

 

また、中級合格を目指す高校生については、京都府内トップ5に入る名門私立や公立高校であれば、高校現役合格を目指すことも可能です。

 

京都市職員採用試験の受験者・合格者・倍率推移

 

上級Ⅰ一般事務職行政(京都方式)5月試験

 

試験区分 平成31年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

上級Ⅰ行政

(京都方式)

802人/44人/18.2 1026人/54人/19.0 873人/44人/19.8

 

免許・資格職6月試験

 

試験区分 令和元年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

薬剤師 21人/6人/3.5 24人/15人/1.6 32人/8人/4.0
獣医師 6人/4人/1.5 10人/6人/1.7 12人/4人/3.0
保健師 68人/28人/2.4 61人/31人/2.0 58人/25人/2.3
自動車検査技師 25人/14人/1.8 募集なし 募集なし
管理栄養士 募集なし 96人/5人/19.2 募集なし
心理職員 25人/7人/3.6 27人/5人/5.4 募集なし

 

上級(Ⅰ・Ⅱ(大学院生)行政、Ⅰ福祉、一般技術職、消防職、免許・資格職)6月試験

 

試験区分 令和元年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

上級Ⅰ行政

(一般方式)

563人/84人/6.7 727人/107人/6.8 663人/99人/6.7
上級Ⅱ行政 30人/3人/10.0 43人/5人/8.6 59人/4人/11.5
福祉 44人/8人/5.5 38人/11人/3.5 38人/8人/4.8
土木 45人/22人/2.0 56人/30人/1.9 60人/29人/2.1
建築 22人/9人/2.4 34人/10人/3.4 29人/11人/2.6
電気 11人/5人/2.2 21人/10人/2.1 32人/10人/3.2
機械 15人/7人/2.1 11人/5人/2.2 17人/7人/2.4
化学 15人/1人/15.0 14人/1人/14.0 37人/2人/18.5
造園 6人/2人/3.0 募集なし 2人/2人/1.0
畜産 29人/3人/9.7 募集なし 40人/1人/40.0
農業 8人/1人/8.0 13人/2人/6.5 5人/1人/5.0
農林整備 5人/1人/5.0 6人/4人/1.5 8人/2人/4.0
環境 12人/3人/4.0 16人/5人/3.2 17人/3人/5.7
消防職A 166人/17人/9.8 187人/22人/8.5 200人/19人/10.5
消防職B 108人/15人/7.2 102人/17人/6.0 126人/18人/7.0

 

中級(一般事務職、学校事務職、一般技術職、消防職、免許・資格職)9月試験

 

試験区分 令和元年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

一般事務 49人/2人/24.5 35人/3人/11.7 63人/2人/31.5
学校事務 297人/13人/22.8 379人/13人/29.2 483人/13人/37.2
土木 15人/5人/3.0 29人/13人/2.2 20人/10人/2.0
建築 3人/1人/3.0 3人/1人/3.0 8人/1人/8.0
電気 1人/0人/採用なし 4人/1人/4.0 8人/2人/4.0
機械 1人/0人/採用なし 1人/1人/1.0 1人/1人/1.0
消防職 253人/21人/12.0 267人/26人/10.3 249人/25人/10.0
理学療法士 10人/1人/10.0 4人/3人/1.3 募集なし
保育士 46人/12人/3.8 39人/9/4.3 78人/6人/13.0
看護師

(経験者)

募集なし 30人/5人/6.0 募集なし
歯科衛生士 募集なし 16人/2人/8.0 募集なし
作業療法士 募集なし 申込者なし 募集なし
言語聴覚士 募集なし 4人/2人/2.0 募集なし
自動車検査技師 募集なし 16人/12人/1.3 募集なし

 

京都市採用試験概要

 

上級Ⅰ京都方式一般事務職(行政)

 

試験科目 試験内容
1次試験

口述試験

個別面接
2次試験

口述試験

個別面接
3次試験 ●基礎能力検査(1時間程度):言語的能力,数理的能力,論理的思考力及び英語知識

 

●グループディスカッション(1時間程度):特定のテーマについてグループで議論し,提案・発表を行うもの(テーマは試験当日に発表)

 

●課題作文(1時間):京都市政に関する内容を問うもの(課題は試験当日に発表)

4次試験

口述試験

個別面接

※第2次試験から第4次試験までの合格は,それぞれその試験の結果に基づき決定し,前段階の試験結果は反映されません(リセット方式)

 

上級Ⅰ・上級Ⅱ一般事務職(行政〈一般方式〉)

 

試験科目 試験内容
1次試験

教養試験

文章理解,判断推理,数的推理,資料解釈などの一般知能分野及び時事問題等<大学卒業程度>

 

※択一式30問全問解答、1時間30分

1次試験

専門試験
行政Ⅰのみ

政治学,行政学,憲法,行政法,民法,労働法,経済学,財政学,経営学,社会政策,国際関係

 

※択一式40問中30問解答、1時間30分

1次試験

作文試験

専門知識ではなく,一般的な内容を問うもの

 

※600字以内、40分

1次試験

口述試験

●行政Ⅰ個別面接:対象者は1次の教養、専門試験の総合得点で決定

 

●行政Ⅱプレゼンテーションによる個別面接:対象者は、1次の教養試験の成績で決定

2次試験

口述試験

個別面接
3次試験

口述試験

個別面接

 

上級Ⅰ消防職A・B

 

試験科目 試験内容
1次試験

教養試験

文章理解,判断推理,数的推理,資料解釈などの一般知能分野及び時事問題等<大学卒業程度>

 

※択一式30問全問解答、1時間30分

1次試験

作文試験

専門知識ではなく,一般的な内容を問うもの

 

※600字以内、40分

2次試験

体力試験・身体検査

●体力試験:握力,上体起こし,長座体前屈,反復横跳び,SST(10m往復持久走),立ち幅跳びです。なお,体力試験については,男女の体力差を考慮します。

 

●身体検査:消防吏員として職務遂行に必要な身体的条件についての検査を各自医療機関等で受検し,人事委員会事務局が指定する様式で提出。

2次試験

口述試験

個別面接

 

中級 一般事務職(行政・学校事務)

 

試験科目 試験内容
1次試験

教養試験

文章理解,判断推理,数的推理,資料解釈などの一般知能分野及び人文科学,社会科学,自然科学などの一般知識分野<高校卒業程度>

 

※択一式50問中45問解答(一般知能分野25問全問解答,一般知識分野25問中20問解答)、2時間

1次試験

作文試験

専門知識ではなく,一般的な内容を問うもの

 

※600字以内、50分

1次試験

口述試験

●行政:教養試験及び作文試験の総合得点で決定

 

●学校事務:教養試験一定点数以上の方が対象

2次試験

口述試験

個別面接

 

中級消防職

 

試験科目 試験内容
1次試験

教養試験

文章理解,判断推理,数的推理,資料解釈などの一般知能分野及び人文科学,社会科学,自然科学などの一般知識分野<高校卒業程度>

 

※択一式50問中45問解答(一般知能分野25問全問解答,一般知識分野25問中20問解答)、2時間

1次試験

作文試験

専門知識ではなく,一般的な内容を問うもの

600字以内、50分

2次試験

体力試験
身体検査

●体力試験:握力,上体起こし,長座体前屈,反復横跳び,SST(10m往復持久走),立ち幅跳びです。なお,体力試験については,男女の体力差を考慮します。

 

●身体検査:消防吏員として職務遂行に必要な身体的条件についての検査を各自医療機関等で受検し,人事委員会事務局が指定する様式で提出。

2次試験

口述試験

個別面接

 

京都市役所公務員試験対策

 

公務員予備校などに通わず、大卒採用試験突破している人は一定数います。ですので、独学でも合格することは可能ですが、政令都市のなかでも競争率の激しい京都市役所採用試験は、高得点を狙った筆記対策と緻密な人物試験対策が必須となります。学業と両立しながら試験勉強しなくてはならないので、短期間で効率的に合格力を身につけるには、専門の受験スクールの利用が必然的です。

 

京都市は、東京アカデミーや大栄、LEC、大原、TACなど地方公務員(行政事務、学校事務、消防、技術職、免許資格職)合格実績のある資格予備校が点在しています。試験までのスケジュールはもちろん、受験ノウハウのあるカリキュラム、教材を用意。また、1次試験対策だけでなく、論文や作文、面接対策も含まれていますので、最終合格するための実力を身につけることができます。

 

また、通学せずに自宅やスキマ時間に試験勉強したい方は、オンライ学習サービスがおすすめです。現在、公務員講座を開講している学校(通学・通信)はたくさんあり、ライフスタイルに合わせて選ぶことができるので、高校生や大学生、社会人、フリーターなど様々な受験生が利用できます。

 

学校選びの際は、受講相談や無料体験など積極的に試してみると良いでしょう。各校の公務員無料セミナーのみで、見事に高校生現役合格を果たしている受験生もいます。