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山形市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

四方を山で囲まれている山形市は、県庁所在地及び県内で人口が最多の市で、中核市に指定されています。そして、樹氷と温泉で名高い「蔵王」や、俳聖松尾芭蕉ゆかりの「山寺」など人気の観光スポットが有名です。また、山形市は2017年に日本で初めて「ユネスコ創造都市ネットワーク」の映画分野に加盟し、文化や芸術に触れる機会がたくさんあるのも魅力としています。

 

ここでは、山形市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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山形市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

求める職員像

  1. 山形の未来を見つめている職員
  2. 山形が大好きな職員
  3. いつもチャレンジしている職員
  4. みんなから愛される職員
  5. いつも健康な職員

 

市役所の仕事は、直接市民と接する職場がたくさんありますので、市民に対して丁寧かつ迅速に住民サービスが提供できる人を山形市役所は求めています。そのために、筆記試験後の二次試験では、市民から愛される人材の質を兼ね備えているか判断するため、面接試験に重視しているのが特徴です。

 

採用試験の情報

 

上級(大卒程度) 行政、土木、電気、建築、林業、消防士
初級(高卒程度) 行政、土木、消防士
社会人 行政(上級)
障害者対象 行政(上級)
医療職 薬剤師(病院業務)、看護師、臨床工学技士、作業療法士、言語聴覚士
資格免許職 獣医師(免許取得見込者)・獣医師(免許保有者)

※R5年度採用実施

 

山形市役所の採用試験は、上級、初級、医療職、資格免許職、消防職の試験区分に分けて実施しています。その他、自動車運転及び整備業務、道水路補修及び除排雪業務、学校技能技師業務等に従事する技能労務職についても採用試験実施されています。そして、R4年度においては上級・初級の行政については再募集(数名)が行われ、どちらも通年募集よりも高い倍率を推移しています。

 

山形市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政をはじめ、消防士、技術職(土木、建築、電気、林業、他)、資格免許職、医療職など、大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

・大卒(上級行政)
・資格免許職(管理栄養士)
・医療職(臨床検査技師、診療情報管理士)

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

・大卒(消防士)
・社会人(上級行政)
・上級技術職(土木、電気、建築、林業)
・資格免許職(獣医師)
・医療職(保健師、薬剤師、看護師)
・高卒(初級行政、消防士)

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

・技能労務職

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

・高卒(土木)

※各ランクの相当するレベル

 

受験生レベルが高い市役所採用試験!

 

山形市職員の採用試験で最も難易度が高いのは大卒程度の上級行政になります。政令都市よりかは偏差値、難易度が低いもの、県庁所在地で山形の中心都市ということもあり、受験生は県内学歴上位が多く占めています。そのためBランクに位置づけています。また、管理栄養士や医療職の臨床検査技師、診療情報管理士は、過去、高い倍率結果となっているのでBランクにしています。

 

そして、Cランクには大卒消防士や社会人行政、上級技術職、資格免許職、医療職が入っています。また、高卒の初級行政や消防士においては人気の職種ということもあり、レベルの高い受験生の競争試験になるためCランクに位置づけしました。そして、技能労務職はDランク、高卒の技術職(土木)については、Eランクに位置づけしました。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
上級行政(大卒程度) 3.6 4.9 7.9
初級行政(高卒程度) 3.3 3.0 12.4
上級行政(社会人) 3.2 12.0 30.5
消防士(大卒程度) 2.4 14.0 6.0
消防士(高卒程度) 7.2 9.3 15.0

 

上級(大卒・社会人)・初級(高卒)行政はやや高めの難易度

 

山形市行政の採用試験は、大卒、高卒に関しては過去2年間は3~5倍ですが、R2年度は高倍率を推移しています。また、社会人については、R4年度こそ低いですが、R3、4年度は高倍率となっています。そういったことから、どの試験区分も行政職については比較的、難易度の高い試験と感じられます。

 

そして、消防士は、R4年度高卒試験は例外ですが、大卒、高卒ともに毎年、高い倍率を推移しているので、県内の消防士のなかでも難易度が高いと感じられます。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

行政職の業務分野は非常に幅が広く、市政のあらゆる分野において活躍の場が準備されています。

 

大卒 社会人 高校卒
第1次試験 教養試験・専門試験・作文試験 書類選考 教養試験・作文試験
第2次試験 性格検査・事前面談・面接試験

・職務基礎力試験又は同程度の教養試験
・作文試験・性格検査・面接試験

性格検査・面接試験

 

山形市行政(大卒・高卒程度・社会人)の試験は人物重視

 

山形市役所の行政試験は、上級が大卒、社会人、障害者対象、また、初級が短大卒、高卒程度の試験になります。そして、どの区分も二次試験(面接試験)の点数配分を高くし、人物重視の採用を行っているのが特徴です。また、大卒、高卒程度試験で実施される作文試験は、2次試験に加点される仕組みになっており、どの区分も最終合格者は1次、2次の合計得点が高い順に決定されます。

 

1次試験でかなりふるい落とされる!筆記試験の万全な対策が必須

 

山形市は人物評価の採用試験とHPに記載していますが、R4年度実施では、大卒の場合受験者122人のうち1次合格者は47人で約3分の2が不合格になっています。最終合格者は、1次合格者47人のうち34人という結果になります。1次突破すれば最終合格までの難易度は易しいと感じられます。

 

  • 教養試験(多肢選択式):時事、社会、人文及び自然に関する一般知識並びに文章理解、判断推理、数的推理及び資料解釈に関する一般知能 ※大卒・高卒程度試験のみ
  • 専門試験(多肢選択式):それぞれの試験区分に応じた専門知識等についての筆記試験憲法、行政法、民法、経済学、財政学、社会政策、政治学、行政学、国際関係 ※大卒程度試験のみ
  • 職務基礎力試験又は同程度の教養試験(多肢選択式):社会についての関心や基礎的・常識的な知識、職務遂行に必要な基礎的な言語能力・論理的思考力を検証する問題 ※社会人のみ

 

大卒・高卒程度の行政試験に課せられる教養試験は、公務員として必要な、学歴に応じた一般知識及び一般知能についての筆記試験になります。従来の教養試験と共通性の高いスタンダード(標準タイプ)と思われますが、これまでと比べて時事を重視し、社会的に幅広い分野の題材(ICT、環境問題、社会保障など)も出題されるようになっています。

 

また、社会人については、公務員として必要な、基礎的な知的能力についての筆記試験で、大卒、高卒の教養試験よりも難易度が低い問題で、公務員試験対策が不要と感じられますが、基礎的・常識的な知識問題が出題されるので多少は対策しておく必要があります。

 

最終合格のためには筆記試験と同時に作文・面接対策も重要

 

  • 作文試験:文章による表現力、内容、構成等の筆記試験
  • 性格検査:職務の遂行に必要な性格の確認
  • 面接試験:個別面接試験

 

作文・面接の配点は筆記試験よりもウエイトが高いので、最終合格に至るにはやはり万全な対策が必要です。特に、面接試験では自己アピール、面接官からの質問に柔軟に受け答えできるよう繰り返し練習しておくことが大事です。

 

山形市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 569.1万円
平均年齢 41.1歳
平均給料月額 319,500
平均給与月額 417,490
平均ボーナス 150.3万円
平均諸手当総額 97,990円
平均退職金 2301.8万円

※2022年実績

 

山形市職員の年収は高い?安い?

 

5位/山形県全36自治体
597位/全国地方公務員(全1788自治体)
409位/全国市役所(全772自治体)

 

山形市職員(一般事務)の年収は、山形の自治体のなかでは上位にランクインしており、また、全国の地方公務員のなかでは高めの給与が見込まれます。ただ、全国の市役所のなかでは平均よりやや低めの水準になります。しかし、一般サラリーマンや山形市平均所得(年収)329万円に比べるとかなり高額であると感じられます。

 

職員の初任給

 

大卒 188,100円 
高卒 156,300円

※令和5年4月1日時点
※期末・勤勉手当の支給、また状況に応じて通勤手当、扶養手当、住居手当等が支給

 

経験年数&学歴別平均月額給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 251,795円 42歳 366,240円 47歳 391,262円 52歳 409,359円
高校卒 28歳 220,943円 38歳 311,600円 43歳 367,867円 48歳 380,130円

※令和4年4月1日時点

 

山形市職員(行政)は初任給で3.2万円の差があり、これはどの自治体でも同じぐらいの給料差になっています。そして、採用後10年にしても3万円ですが、20年経過すると約5.5万円とかなり差が広がっています。その後は緩やかですが給料の差は縮まり、30年経過の50代になると2万円程度になっています。

 

そして、大卒、高卒ともに30代から40代の中堅になると最も給料上昇率が高い時期で、山形市行政職員は40歳を超えると年収570万円が見込めます。

 

また、同じぐらいの年齢で比較してみると大卒42歳では約36.6万円、高卒43歳では約36.7万円で、同年齢で考えると同等の給料になります。これらに諸手当や管理職手当などプラスされると若干、大卒のほうが高めになるかもしれませんが、それほど変わらないということになります。そして、生涯年収で考えると、大学でかかった費用を考慮すると高卒も大卒もそれほど変わらないと思われます。

 

級別職員の年齢及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事 147,700円~252,500円 19.9%
2級 20代後半~30代前半 主任 198,300円~310,500円 16.9%
3級 20代後半~30代 主査 234,700円~357,300円 8.7%
4級 30~50代 主幹 267,800円~389,000円 27.1%
5級 30~50代 課長補佐 294,200円~401,200円 13.2%
6級 40~50代 課長 325,200円~418,600円 6.8%
7級 50代半ば~後半 次長 370,100円~454,100円 5.0%
8級 50代半ば~後半 部長 416,600円~478,400円 2.3%

※令和4年4月1日時点
※山形市行政職員数940人

 

山形市役所(行政)は、採用後、最初は「主事」・「技師」等に任命され、その後は経験年数と勤務実績等を参考に、能力主義で昇任が行われます。1級主事、2級主任は新卒採用者から20代~30代前半の職員が属し、3級の主査、4級の主幹は大卒、高卒に限らず30代から50代の職員が属しています。

 

そして、上級職の場合、採用後20年後あたりで5級の課長補佐に昇任する職員が多く、能力次第で高卒でも昇級できる役職になります。ただ、6級の課長や7級の次長になると大卒でもほんの一握りの職員が昇級できる役職になります。そして、最高等級の7級は主に50代半ばから後半の職員22人が属し、1000万円近い年収が見込めます。

 

山形市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 48.9歳 344,600円 372,328円
高等学校教育職 48.8歳 409,600円 454,557円

 

職種別の平均給料、給与は、平均年齢が高いこともあり、行政職より技能労務職、教育職のほうが高めになります。同じ48歳で比べると、行政職は技能労務職より高く、教育職とほぼ同じぐらいになっています。

 

そして、消防士については、「令和3年4月1日地方公務員給与実態調査結果」によれば、全国平均基本給月額は約335,532円で、平均給与は約400,344円、平均年収は約635万円となっています。山形市においても同等ぐらいと思って良いかと思われます。

 

技能労務職・教育職の年齢&職種別の給料モデル

 

初任給 30歳 40歳 45歳 50歳

技能労務職
(高卒)

150,100円 27万円 32万円 34円

高等学校教育職
(大卒)

42万円 43万円 43万円

 

山形市の技能労務職、教育職(高等学校)は、行政職と同様に30代から40代にかけて給料UPがピークで、45歳以降になると緩やかな給料UPになります。そして、初級行政と技能労務職(高卒)を比較してみると、初任給から20代、30代、40代、50代と生涯において行政職のほうが高くなっています。また、上級行政と高等学校教育職(大卒)の40歳、50歳になるとほぼ同じぐらいの給料になっています。

 

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