鶴岡市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

山形県の庄内地方の南部にある鶴岡市は、東北地方では最も面積が広く、県内第2位の人口11万人を有する市です。そして、鶴岡市は、平成30年度から旧市町村単位に、「地域が個性を発揮し、その魅力を高め、人材を育成していくまちづくり活動を活性化する」ことを目的として地域まちづくり未来事業を実施しています。

 

ここでは、鶴岡市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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鶴岡市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

鶴岡市は、求める職員像について明記していませんが、市役所職員として下記のような人材を必要としているのではないかと思われます。

 

  1. 解決に向け積極的に行動する職員
  2. 市民の信頼に応える職員
  3. 市役所と仕事の変革に挑戦し続ける職員

 

採用試験の情報

 

上級(大卒程度) 上級行政、上級土木、上級建築、上級電気
初級(高卒程度) 初級行政、初級土木、初級建築、初級電気
社会人(UIJターン枠) 上級土木、上級建築、上級電気
障がい者対象 初級行政、上級行政
その他 看護師(助産師)、診療放射線技師、薬剤師、保健師、理学療法士、管理栄養士、臨床工学技士、消防士、技能職

 

鶴岡市は、上級大卒程度、初級高卒程度の区分に分けて試験が実施され、社会人については上級レベルとなります。そして、上級行政・上級土木・上級建築・上級電気・保健師、初級行政・初級土木・初級建築・初級電気・初級行政(障害者対象)・技能職・UIJターン枠・消防士については、全国共通の試験になっています。全国の試験会場(テストセンター)でオンライン受験することができます。

 

鶴岡市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政をはじめ、消防士、技術職(土木、建築、電気)、資格免許職など、大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

上級行政

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

・上級(土木、建築、電気)
・初級(行政)
・消防士
・看護師(助産師)、診療放射線技師、薬剤師、保健師、理学療法士、管理栄養士、臨床工学技士、技能職

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

・社会人(土木、建築、電気)

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

・初級(土木、建築、電気)

※各ランクの相当するレベル

 

試験自体は全国並み!倍率が高い職種は難易度も高い

 

鶴岡市役所の採用試験で最も難易度が高いのは上級行政で、全国共通テストなので試験はそれほど難しくはありませんが、倍率が高めなのでBランクに位置づけしました、また、初級行政についても倍率が高めなのでCランクに位置づけ、消防士も同レベルの難易度かと思われます。そして、技術職の土木、建築、電気は、それぞれ専攻分野として学んできた方にとってはそれほど難しくはないかと思われます。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
上級行政(大卒程度) 2.2 5.0 8.8
初級行政(高卒程度) 6.5 3.3 5.1
消防士 8.3 9.0 8.9
技能職 3.2 12.0 9.0

 

行政職は県内で高めの難易度!消防士は毎年、高倍率

 

R4年度の上級行政は、採用人数が例年よりもかなり多く募集していたため、倍率は2.2と合格しやすくなっていますが、それ以前は比較的高い倍率を推移しています。また、初級行政についても平均5.0倍ほど推移しているので、大卒、高卒程度の行政職は山形県内の市役所のなかでは難しい採用試験になると思われます。

 

そして、消防士について大卒、高卒区分に分けて試験が実施されているわけではないので、例年、難易度の高い消防士試験になっています。そして、用務員、清掃、調理、運転手など業務とする技能職については、R4年度については、それほど高くはありませんが、それ以前はかなり高い倍率になっています。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

上級(大卒程度) 初級(高卒程度)
第1次試験 教養試験・専門試験 教養試験
第2次試験 面接(オンラインの場合あり) 面接(オンラインの場合あり)

 

鶴岡市は全国共通テスト!1次に筆記、2次に面接試験

 

鶴岡市職員採用試験の内容は、HPに詳しく記載されていませんので、ここでは、全国型の市役所採用試験についてまとめています。

 

  • 教養試験(一般知能25問、一般知識25問、全部で50問)、専門試験(40問) ※専門試験は上級のみ
  • 論(作)文試験
    ※論(作)文試験は、一次試験で行われる場合と、二次試験で行われる場合がある
  • 面接試験(個別面接・集団面接、集団討論)

 

全国タイプの採用試験は、広く全国的に分布し、地方上級試験のベースとなっている出題タイプになります。教養試験は、試験時間が120~150分、出題数50問で、ほとんどの場合、全問必須解答です。

 

上級試験の行政専門科目

 

  • 法律系科目(憲法、民法、行政法、労働法、刑法、商法など)
  • 経済系科目(ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学、統計学など)
  • 行政系科目(政治学、行政学、社会学、国際関係論など)

※全ての科目が出題されるわけではなく、出題科目や選択回答・必須回答は異なります

 

鶴岡市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 586.7万円
平均年齢 44.2歳
平均給料月額 338,232円
平均給与月額 398,653円
平均ボーナス 157.5万円
平均諸手当総額 60,395円
平均退職金 2227.8万円

※2022年実績

 

鶴岡市職員の年収は高い?安い?

 

2位/山形県全36自治体
346位/全国地方公務員(全1788自治体)
253位/全国市役所(全772自治体)

 

鶴岡市職員(一般事務)の年収は、山形の自治体のなかでは2位にランクインしており、また、全国の地方公務員のなかでも高めの給与が見込まれます。そして、全国市役所のなかでも253位にランクインするなど、鶴岡市役所の給料、給与は比較的、高い水準であることがわかります。

 

また、全国平均年収461万円とする一般サラリーマンや鶴岡市平均所得(年収)339万円に比べてもかなり高額であると感じられます。

 

職員の初任給

 

大卒 185,100円 
高卒 152,300円

※令和4年4月1日時点
※期末・勤勉手当の支給、また状況に応じて通勤手当、扶養手当、住居手当等が支給

 

経験年数&学歴別平均月額給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 254,256円 42歳 368,230円 47歳 386,382円 52歳 404,286円
高校卒 28歳 218,470円 38歳 325,175円 43歳 371,240円 48歳 383,875円

※令和4年4月1日時点

 

鶴岡市職員(行政)は、30~40代において給料上昇率が高くなっています。そして、大卒、高卒の給料を比べると、初任給で3.4万円、採用後の10年後も約3.5万円の差があります。20年経過で約4.3万円の差が広がり、25年~30年では2万円前後の差に縮まっています。

 

ただ、同じぐらいの年齢で比較してみると大卒42歳では約36万円、高卒43歳では約37万円で、同年齢で考えると同等の給料で、役職等の手当が加算されることでやや大卒のほうが高めとなります。

 

級別職員の年齢及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事・技師 147,700円~252,500円 12.8%
2級 20代後半 主事・技師 198,300円~310,500円 9.0%
3級 30代前半~50代 係長・専門員・主任 234,700円~357,300円 15.1%
4級 30~50代 主査・係長・専門員 267,800円~392,200円 30.3%
5級 30~50代 課長補佐・主査 294,200円~401,200円 20.5%
6級 40~50代 課長・主幹 325,200円~416,600円 8.0%
7級 50代後半 部長・次長・参事 370,100円~454,100円 4.4%

※令和4年4月1日時点
※鶴岡市行政職員数689人

 

鶴岡市行政職は、採用後、主事・技師等に任命され、その後、順調であれば20年後には係長、主査に昇任する職員が多くいます。遅かれ早かれ大卒、高卒が昇進できる役職になります。そして、5級の課長補佐は大卒が多く占めるもの、能力次第では高卒職員も昇進できる役職になります。

 

ただ、6級の課長・主幹、7級の部長・次長になると、大卒でもほんの一握りの職員が昇級できる役職になります。そして、最高等級の7級は主に50代半ばから後半の職員が属し、1000万円近い年収が見込めます。

 

鶴岡市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 51.5歳 333,096円 356,762円

 

鶴岡市行政職以外としてここでは、高卒の技能労務職に注目してみました。平均年齢はかなり高めですが、平均給料は約33万円で、行政(高卒)の50歳ぐらい給料約40万と比べるとかなり差があります。

 

技能労務職の給料モデル

 

初任給 30歳 40歳 45歳 50歳
技能労務職 144,700円 36.5万円

 

鶴岡市技能労務職は、30~45歳に該当する職員がいないので、その間の平均給料が把握できませんでした。ただ、一般的に高卒採用後から20代までは、緩やかに給料が上昇し、30~40代にかけてが最も給料UP時期だと考えられます。そのため、30歳で20万弱、40歳で30万円ほどの給料が見込まれ、それに諸手当等がプラスされ支給されます。

 

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