土浦市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル
東に霞ヶ浦、西に筑波山が望める土浦市は、豊かな自然は今も残され、人口約14万人が暮らしている街です。そして、県南地域の商業・行政の中心的な役割を担ってきたところで、現在は、業務核都市、国際会議観光都市に指定されているまちです。
ここでは、土浦市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。
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土浦市職員採用試験の難易度を徹底検証!
土浦市は、『はすの穴から未来を見通し 霞ヶ浦のように広い視野をもって自ら考え行動する職員を求めています。』
採用試験の情報
令和5年10月1日採用 | 事務職、土木職、機械職、消防職、事務職(障害者) |
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令和6年4月1日採用 | 事務職、土木職、建築職、機械職、化学職、保育士、保健師、社会福祉士、心理士、事務職(IT資格者)、司書、学芸員(日本近世史)(考古学)、消防職、事務職(障害者) |
R5年度採用試験実施内容
土浦市役所は学歴別の試験区分ではなく、R6年4月1日採用予定、令和5年10月1日採用予定の2回、R5年度に採用試験を実施しています。2つの試験の併願は不可で、また、複数の職種を併願することはできません。いずれかを選択する必要があります。そして、幅広い日程、場所で受験できるテストセンター方式を導入しているのが特徴です。
土浦市役所の各職種試験難易度ランク
ここでは、行政&事務職をはじめ、消防士、技術職、資格免許職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。
Aランク(偏差値60以上) |
なし |
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Bランク(偏差値59~55) |
・事務職 |
Cランク(偏差値54~50) |
・資格免許職(司書、理学療法士、保健師、保育士、社会福祉士 |
Dランク(偏差値49~45) |
・技術職 |
Eランク(偏差値44~40以下) |
なし |
※各ランクの相当するレベル
試験問題は従来より難易度が低い!競争率がやばい!
土浦市職員の採用試験で最も難易度が高いのは事務職と消防職になります。事務職の1次試験は、従来よりも易しい問題ですが、テストセンター方式により非常に高い倍率になっています。また、消防職においては事務職よりも高倍率を推移しているので、どちらも政令都市のように偏差値こそ高くありませんがBランクの難易度にしています。
そして、土浦市役所の司書や理学療法士、保健師といった資格免許職においても、他の自治体よりも倍率が高いのでCランクに位置付けしています。さらに、技術職においては、学校で専攻していた分野では試験自体難しいものではないのでDランクにしています。
事務(一般行政)の過去3年間の倍率
10月1日付採用試験
R4 | R3 | R2 | |
---|---|---|---|
事務職 | 6.1 | 18.0 | 22.7 |
消防職A | 13.0 | ー | ー |
消防職B | 8.0 | ー | ー |
4月1日付採用試験
R4 | R3 | R2 | |
---|---|---|---|
事務職 | 18.5 | 26.8 | 23.4 |
消防職A | 18.0 | 35.0 | 45.3 |
消防職B | 36.0 | 31.0 | 23.5 |
テストセンター方式によりかなり高い倍率を推移!
土浦市役所は、テストセンター方式により受けやすい採用試験ですが、逆に受かりにくい自治体ということになります。幅広い人がチャレンジできるため、その分、倍率が高くなってしまいます。特に人気の職種になる事務職、消防職は県下一の高倍率になります。
事務職の試験内容!対策まとめ
1次試験 | 情報分析基礎力検査(論証リテラシー、データリテラシー) |
---|---|
2次試験 | 口述試験(集団面接) |
3次試験 | 口述試験(個別面接) |
情報分析基礎力検査で高得点を狙うべし!
まず1次突破するためには、情報分析基礎力検査で高得点を取る必要があります。テストセンター方式ということで多くの受験生がチャレンジしますので、きちんと対策して得点力UPしておくと良いでしょう。
情報分析基礎力検査とは正しい情報を導くために、必要な情報を適切に分析する能力を計る検査です。
問題の内容は、「論証リテラシー(日常的な論証を題材として、①主張 ②根拠 ③前提 の三者間の関係を客観的に把握する力)」と「データリテラシー(数値データおよびその要約としての図表と、その背後にある現象との間の関係を理解する力)」の2領域から構成されています。それぞれの得点を基に情報分析基礎力(総合得点)を算出します。
最終合格者は、第1次試験、第2次試験及び第3次試験の結果に基づいて決定
2次試験、3次試験は人物評価の面接試験になります。ライバルと差をつけるためにも、自己アピール、面接官からの質問に柔軟に受け答えできるよう、何度も練習して自信をもって試験に臨めるようにしておきたいものです。
土浦市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!
平均年収 594.5万円
平均年齢 41.3歳
平均給料月額 299,400円
平均給与月額 404,500円
平均ボーナス 160.4万円
平均諸手当総額 95,222円
平均退職金 2107.2万円
※2022年実績
職員の年収は高い?安い?
9位/茨城県全45自治体
268位/全国地方公務員(全1788自治体)
192位/全国市役所(全772自治体)
土浦市役所(事務)の年収は県内トップテン内!全国的に高い給料、給与
茨城県自治体のなかで9位にランクインしている土浦市職員の年収は、全国地方公務員や全国市役所のなかでも高めの水準になります。
職員の初任給
大卒 218,350円
短大卒(高専卒) 183,810円
高校卒(専門学校卒) 170,060円
※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末手当が支給
経験年数&学歴別平均給料モデル
経験年数10年 | 経験年数20年 | 経験年数25年 | 経験年数30年 | |
---|---|---|---|---|
大学卒 | 32歳 251,509円 | 42歳 336,611円 | 47歳 364,633円 | 52歳 389,180円 |
高校卒 | 28歳 223,500円 | 38歳 331,333円 | 43歳 331,600円 | 48歳 356,166円 |
※令和4年4月1日時点
学歴による給料格差はあるもの生涯年収にすると実は同じぐらい!
土浦市職員(行政職)は、新卒採用時こそ260万~300万円ですが、採用10年後の30歳ぐらいで400万以上、20年後の40歳で600万円近い年収が見込めます。
また、学歴による給料差は、採用後の経過年数でみると20年ぐらいは1万~1.5万円差ですが、25年以降になると3万円以上の差が広がっています。そして、同年齢で換算して比較してみると、例えば43歳のときは1.5万円差ですが、48歳では、約2万円の差になります。40代後半~がもっとも学歴の差を感じる時期かと思います。ただ、大学でかかった学費を考えると、生涯年収は大卒、高卒どちらもそれほど変わらないと思われます。
級別職員の年代及び給料
等級 | 職務内容 | 1号給~最高号給の給料月額 | 職員割合 |
---|---|---|---|
1級 | 20代 主事・技師 | 146,100円~247,600円 | 22.1% |
2級 | 20代後半 主幹 | 195,500円~304,200円 | 26.4% |
3級 | 20代後半~40代 主任 | 231,500円~350,000円 | 19.3% |
4級 | 30~50代 室長,係長,政策員又は主査 | 264,200円~381,000円 | 14.3% |
5級 | 30~50代 課長補佐 | 289,700円~393,000円 | 7.9% |
6級 | 40~50代 課長 | 319,200円~410,200円 | 6.7% |
7級 | 50代前半 参事 | 362,900円~444,900円 | 1.2% |
8級 | 50代半ば~ 部長 | 408,100円~468,600円 | 1.7% |
※令和4年4月1日時点
※土浦市事務職員数578人
土浦市事務職は、1級~8級までの等級に属していますが、まず新卒採用の場合は、大卒、高卒等の棒給に違いはあるもの、基本1級の主事に任命されます。その後、順調に行けば採用20年後には室長、係長に任命されている職員が多くいます。そして、5級の課長補佐は、高卒職員でも能力次第で昇進できる役職になります。
ただ、6級の課長は、大卒職員が多くを占めており、さらに7級の参事、8級の部長は、大卒でもほんの一握りの職員が昇級できる役職になります。ちなみに、最高等級の8級になるとおよそ900万から1000万近い年収が見込めます。
土浦市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!
職種 | 平均年齢 | 平均給料月額 | 平均給与月額 |
---|---|---|---|
技能労務職 | 51.6歳 | 276,600円 | 339,500円 |
消防職 | 37.7歳 | 300,200円 | 416,300円 |
土浦市職員のなかで最も年収が高いのは、消防職(大卒)になります。その次に行政(大卒)、消防職(高卒)、行政(高卒)、技能労務職はの順になります。消防職は給料こそ行政職と変わりはしないのですが、諸手当が高いので、年収にすると消防職のほうが高くなります。
そして、教育職については参考にする資料がないですが、一般的には大卒行政と同じぐらいかと思われます。
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