桐生市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル
県内はもちろん都市圏へのアクセス便利な桐生市は、群馬県南東に位置し、人口約10万人が暮らしているまちです。自然溢れるなかに住宅地が広がり、病院や教育施設、商業施設なども充実しているので、こどもからお年寄りまで安心して暮らすことができます。
ここでは、桐生市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。
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桐生市職員採用試験の難易度を徹底検証!
桐生市役所は、多様化する行政課題の解決に向け、自ら考えて行動し、果敢に挑戦する若い力を求めます。
採用試験の情報
大卒程度 | 上級行政(R6年4月1日採用試験、R5年7月1日採用試験)、上級土木、上級建築 |
---|---|
高卒 | 初級事務、初級土木、初級建築 |
経験者採用 | 令和5年12月1日採用(建築、土木、電気、手話通訳士など有資格者対象) |
障がい者対象 | 上級行政、初級事務 |
桐生市役所の採用試験は、大卒程度の上級、高卒程度の初級、そして経験者採用、障害者対象の区分に分けて実施しています。上級行政は、今年7月採用と来年4月採用の2回行われています。
桐生市の各職種試験難易度ランク
ここでは、行政をはじめ、消防士、技術職など、大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。
Aランク(偏差値60以上) |
なし |
---|---|
Bランク(偏差値59~55) |
・上級行政 |
Cランク(偏差値54~50) |
・保健師 |
Dランク(偏差値49~45) |
・初級(技術職) |
Eランク(偏差値44~40以下) |
なし |
※各ランクの相当するレベル
桐生市役所採用試験は総合的に平均並みの難易度
桐生市役所の採用試験のなかで最も難易度の高い職種は上級行政で、試験自体は平均水準になりますが、高い倍率を推移しているのでBランクに位置づけています。ただ、政令都市よりかは易しい試験でもあることから、Cランクに近いBという感じに捉えても良いかと思います。また、初級行政については、そこまで高い倍率でもないので、Cランクのなかでも偏差値50ぐらいの難易度かと思われます。
事務(一般行政)の過去3年間の倍率
R5 | R4 | R3 | |
---|---|---|---|
上級行政 |
4月1日採用14.9 |
4月1日採用8.9 |
4月1日採用11.1 |
初級事務 | 11.0 | 4.4 | 4.3 |
上級消防 | 不明 | 5.3 | 2.6 |
初級消防 | 不明 | 5.8 | 2.8 |
上級行政(大卒)の倍率は例年、高倍率!初級(高卒)も高めの倍率
桐生市行政職は、特に上級試験に関しては毎年、ほぼ10倍以上の倍率を推移しているので、非常に厳しい試験になると思われます。そして、初級については、R5年度こそ10倍以上の結果になりますが、それ以前は、全国平均並みの倍率になります。また、消防職試験5倍は、平均並みと考えて良いと思われます。
事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ
上級行政 | 高校卒 | |
---|---|---|
第1次試験 | 教養試験 | 教養試験 |
第2次試験 | 面接試験 | 面接試験 |
最終試験 | 面接試験 | 面接試験 |
1次試験は教養!2次、最終試験は面接!桐生市は人物評価の試験
桐生市行政採用試験は、筆記試験のほかに、2回の面接試験が課せられるので、人物重視した採用試験であることは明らかです。1次試験より2次、最終試験の配点が高いことが予想されます。そのため、自己アピール、面接官からの質問に対し、柔軟に受け答えできるよう十分に練習しておく必要があります。
2次試験に進むためにも教養試験対策は必須
教養試験は、上級、初級ともに時事、社会・人文、自然に関する一般知識を問う問題並びに文章理解、判断・数的推理及び資料解釈に関する能力を問う問題です。従来の教養試験と共通性の高い試験で、知能分野20題、知識分野20題が予想されます。得点力UPできるよう過去問題集を活用して対策しておくと良いでしょう。
桐生市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!
平均年収 590.9万円
平均年齢 42.4歳
平均給料月額 326,200円
平均給与月額 380,908円
平均ボーナス 159.2万円
平均諸手当総額 54,708円
平均退職金 2266.5万円
※2022年実績
市職員の年収は高い?安い?
6位/群馬県全36自治体
301位/全国地方公務員(全1788自治体)
219位/全国市役所(全772自治体)
桐生市職員年収は全国的に高い水準
群馬県自治体のなかでは6位にランクインするなど桐生市は県内で高年収が見込める自治体です。また、全国地方公務員、全国市役所のなかでも平均より高めの年収を得ています。
職員の初任給
大卒 185,200 円
高卒 154,600 円
※R5年4月1日時点
※地域手当、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末手当、勤勉手当等がそれぞれの手当の支給条件に応じて支給
経験年数&学歴別平均給料モデル
経験年数10年 | 経験年数20年 | 経験年数25年 | 経験年数30年 | |
---|---|---|---|---|
大学卒 | 32歳 253,500円 | 42歳 339,200円 | 47歳 364,200円 | 52歳 375,400円 |
高校卒 | 28歳 214,800円 | 38歳 287,400円 | 43歳 339,200円 | 48歳 364,200円 |
※令和4年4月1日時点
大卒VS高卒の給料は同年齢でみるとあまり差がない!
経過年数で比較すると大卒のほうかなり高いですが、それほどの差がないように感じます。例えば大卒42歳、高卒43歳、大卒47歳、高卒48歳でみると同じ金額になっているので、同年齢で換算するとやや大卒のほうが高めとなっています。ですので、大卒、高卒ともに30歳ごろには、年収400万円以上、40歳になると580万、50歳前後で680万円の年収が見込めます。
ただ、責任がこれまでよりも重くなる中堅職員になると、役職や管理職手当がつくようになるので、その場合、同年代でも年収の格差が見られるようになります。しかし、大学でかかった学費を差っ引くと大卒、高卒の生涯年収は同じぐらいかと思われます。
級別職員の年代及び給料
等級 | 職務内容 | 1号給~最高号給の給料月額 | 職員割合 |
---|---|---|---|
1級 | 20代 主事・技師 | 146,100円~247,600円 | 9.7% |
2級 | 20代後半 主事・技師 | 195,500円~304,200円 | 11.3% |
3級 | 30代 主査・主任 | 231,500円~350,000円 | 28.2% |
4級 | 30~50代 係長・主査 | 264,200円~381,000円 | 21.3% |
5級 | 30~50代 課長補佐 | 289,700円~393,000円 | 17.6% |
6級 | 40~50代 課長 | 319,20円~410,200円 | 6.3% |
7級 | 50代 次長 | 410,200円~444,900円 | 3.2% |
8級 | 50代半ば~ 部長 | 408,100円~468,600円 | 2.3% |
※令和4年4月1日時点
※桐生市一般行政職員数567人
桐生市事務職員は、主事に任命されたあと、10年後には主任、主査に昇級し、20年後の40歳ぐらいで係長に昇進している職員が多くいます。その後、高卒、大卒限らず能力次第で課長補佐に昇級するも、6級の課長以降は大卒職員が占めています。そして、次長、部長は、全ての職員が昇進できるわけではなく、大卒でもほんの一握りの職員になります。ちなみに、最高等級の8級になると900万~1000万円近い年収が期待できます。
桐生市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!
職種 | 平均年齢 | 平均給料月額 | 平均給与月額 |
---|---|---|---|
技能労務職 | 46.1 歳 | 306,500円 | 343,701円 |
教育職 | 41.4歳 | 378,973円 | 431,085円 |
消防職 | 37.2歳 | 309,843円 | 382,144円 |
桐生市職員のなかで最も給料が高いのは教育職、消防職になりますが、年収でいると諸手当が充実している消防職が一番高い水準になります。その次に教育職、行政職(事務)の順と思われます。そして、職員全体では低い水準となる技能労務職の年収は、一般サラリーマンや桐生市民の平均年収に比べると高めになります。
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