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消防士の難易度ランキング~倍率・競争率・合格率まとめ

 

今回は政令都市の大卒程度(Ⅰ類・上級)、短大卒程度(Ⅱ類・中級)、高卒程度(Ⅲ類・初級)消防士採用試験の難易度ランキングをまとめました。別途、東京消防庁の難易度についても徹底検証していますので、チェックしてみてくださいませ。

 

全20の自治体の消防士(消防官)採用試験の倍率・競争率・合格率をまとめて掲載していますので、消防士の難易度をチェックしたい方にとっては参考になると思います。

 

消防官難易度ランク表※1位~18位まで掲載!

 

ランキング基準・ルール

 

①大卒程度、短大卒程度、高卒程度試験区分の倍率を掲載しています。
②倍率の右横()は倍率の順位を掲載しています。
③下記の情報は平成28年度実施試験の各学歴区分で受験者の多い試験を掲載しています。(一部平成27年度実施を掲載)

 

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大卒程度

短大卒程度

高卒程度

札幌市

7.3倍(12位)

14.3倍(2位)

16.4倍(7位)

仙台市

6.9倍(13位)

-

16.0倍(8位)

さいたま市

6.2倍(16位)

-

15.5倍(9位)

千葉市

11.0倍(6位)

-

9.0倍(15位)

横浜市

10.2倍(9位)

-

7.9倍(16位)

川崎市

7.6倍(11位)

-

10.1倍(14位)

相模原市

5.0倍(17位

-

7.0倍(17位

新潟市

-

-

11.0倍(12位)

静岡市

6.6倍(15位)

5.3倍(4位

6.3倍(18位)

浜松市

6.8倍(14位)

-

11.4倍(11位)

名古屋市

※平成27年度実施

10.7倍(7位)

-

11.0倍(12位)

京都市

13.8倍(4位)

13.5倍(3位)

-

大阪市

10.3倍(8位)

-

48.6倍(1位

堺市

12.0倍(5位)

-

17.0倍(6位)

神戸市

9.8倍(10位)

31.0倍(1位

26.7倍(3位)

岡山市

-

-

-

広島市

17.8倍(1位

-

12.8倍(10位)

北九州市

10.2倍(9位)

-

18.4倍(5位)

福岡市

17.0倍(2位)

-

20.8倍(4位)

熊本市

16.4倍(3位)

-

27.5倍(2位)

 

政令都市消防士は狭き門!倍率10倍以上多数

 

一般的に政令都市は消防士に限らずに給与・諸手当など待遇条件に優れていることや暮らす上で利便性の良い自治体の場合ですと受験者が多くなる傾向があります。採用枠・募集人数については団塊世代の退職以降は増えていますが、その人気ぶりから競争率は衰えていません。それどころか年々上昇している自治体もありますので、簡単には合格することはできません。

 

一般的に公務員試験で倍率が10倍を超えるのは「難関試験」の部類に入ります。実際に警察官の難易度ランキングで公開していますが、同じ公安系・体力系と言われている警察官採用試験の場合ですと倍率10倍を超えてくる自治体はほとんどありません。

 

難しいのは大卒程度、短大卒程度、高卒程度全てで一緒ですが、最近では高卒程度の地方初級の難易度が高くなっている傾向があると思われます。一般的に勉強のできる高校生は大学に進学しますが、優秀な学生の中には家庭の事情で進学を断念して就職活動をするケースもあります。そこで第一希望に目指すのが公務員試験になります。

 

理由は明確で身分が保証されていて、給料も上場企業並みの高収入であることなどが挙げられます。中でも消防官は公務員の中でも特に給与面で優遇されていて、特に政令都市の場合ですと小規模な自治体に比べて平均年収が200万円以上高いケースも珍しくはありません。高卒と大卒の学歴差もそれほど反映されないので、進学しないで挑戦されている方が続出しているのです。

 

実際に平成28年度実施試験において大阪市で48.6倍、熊本市で27.5倍、神戸市で26.7倍という結果になっています。

 

教養試験や作文が実施される1次試験の筆記試験は倍率3倍~5倍、面接試験・体力試験が実施される2次試験の倍率は4倍~10倍程度と推測することができます。

 

まず、一般的に消防士採用試験と言えば勉強が苦手な人でも合格しやすいと言われています。「足きり」と言われることが多いくらい各自治体では面接試験に比重に置いているのです。それでも倍率3倍以上を覚悟しなければいけない自治体が続出しています。一般的に60%の正解率で突破できると言われている教養試験ですが、75%~85%程度の得点を取らないと落とされる自治体が多数あるのです。さらに1次試験を突破しても2次の競争率の高い面接試験が待っていますので、数ある就職口の中でも狭き門であると言えます。

 

一方、大卒程度については高卒程度と比較すると易しい傾向が見られます。理由は募集枠が多い傾向があるのと勉強が得意な学生の受験生が少ないなどが挙げられます。一番競争率の高い広島市でも17.8倍になります。20倍以上の試験はあまり見られないのです。中には相模原市のように倍率5倍の試験もありますので、受験先によっては合格しやすいケースもあります。

 

一般的に体育会系の大学生が受験することになりますので、勉強より体を動かすのが好きという人が多数いるので、1次試験はシッカリと対策すれば決して難しくはないのです。但し、部活動等で経験豊富な面接に強い受験が多いので、2次試験の難易度は高いと言えます。

東京消防庁の難易度とは?

 

日本一難しい説

 

数ある採用試験の中でも特に憧れを抱くのが東京消防庁になります。まさに日本の顔と言われている首都で働くことができますので、地方で暮らしている方で受験する人も珍しくはありません。まさに全国各地から受験者が集うので、数ある自治体の中でトップクラスの難易度を誇ると言われています。その実態について迫っていきたいと思います。まずは下記の平成28年度実施倍率表をご覧くださいませ。

 

 

Ⅰ類(1回目)

Ⅰ類(2回目)

Ⅱ類

Ⅲ類

倍率

13.3倍

25.1倍

39.0倍

18.5倍

 

どの学歴区分についても高い競争率を誇りますが、特に短大卒程度のⅡ類はえげつない数値になっています。驚異の39.0倍は全国各地の消防士採用試験の中でも異例レベルになります。また、大卒程度の1回目13.3倍、2回目25.1倍も相当合格するのが大変です。2回目に限っては政令都市と合わせた時に単独1位の競争率になりますので、実質的に日本一難しい消防士試験と言えるのかもしれません。高卒程度のⅢ類についても政令都市難易度ランキングの中では5位に位置するなど全体的に合格ハードルは高いと言えるでしょう。

 

なお、受験者レベルについては他の自治体等さほど関係ありませんので、難易度を図る時に一番重要な指標は毎年の倍率であると言えます。

 

自治体規模別の難易度表

 

自治体規模別の難易度について

 

Aランク=凄く難しい

 

Bランク=難しい

 

Cランク=普通

 

Dランク=簡単

 

Eランク=凄く簡単

 

 

政令

中核

一般

小規

役場

難易度

B

C

E

E

E

 

やはり、「どこで働きたいか?」を考えると田舎よりも都市部と考えるのが一般的になります。規模が小さくなるにつれて難易度が下がります。

 

倍率の安定性について

 

Aランク=もの凄く安定している

 

Bランク=安定している

 

Cランク=普通

 

Dランク=不安定

 

Eランク=もの凄く不安定

 

 

政令

中核

一般

小規

役場

安定性

D

E

E

E

E

 

こちらは受験者数が大きく影響します。政令都市以外については採用予定数が「若干名」と記載されているケースも多く、受験者数も少ないのが一般的になります。ですので、受験者数との兼ね合いで昨年は倍率10倍だったのに今年は2倍だったという可能性もあります。合格は運の要素も強いと言えます。また、東京消防庁採用試験クラスになるとCランクレベルの安定感がありますが、政令都市でも募集数が10名前後の試験区分も結構ありますので、比較的不安定であると言えます。

 

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