東久留米市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル
東京都22番目の市として市制施行した東久留米市は、都心のベットタウンとして大規模団地が多く建設され、現在は高齢化が進むエリアが多く見られます。その一方で、上の原地区では再開発が進んでいるエリアもあります。そして、都内唯一「平成の名水百選」に選ばれているまちになります。
ここでは、東久留米市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。
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東久留米市職員採用試験の難易度を徹底検証!
職員に求められる姿勢
- 市民の立場に立って物事を考え、地域に貢献する職員(市民志向)
- 市民とともに久留米のまちづくりに取り組む職員(協働志向)
- 高い人権感覚を持ち、市民の幸せのために行動する職員(人権志向)
- 新たな課題に対応するため自己研鑽に取り組む職員(自己実現志向)
- 課題解決に組織の枠組みを越えて一体となり取り組む職員(連携志向)
採用試験の情報
一般事務Ⅰ類、Ⅱ類
土木技術Ⅰ類
建築技術Ⅰ類
土木技術(主任採用)Ⅰ類
建築技術(主任採用)Ⅰ類
看護師
※R5年度採用試験実施
東久留米市役所は、一般事務、技術職、看護師の募集を行い、採用試験を実施しました。試験は公務員対策不要の適性検査(SPI)を導入し、会場はテストセンターになるので、幅広い人が受験しやすくなっています。
東久留米市の各職種試験難易度ランク
ここでは、事務職をはじめ、資格免許職、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。
Aランク(偏差値60以上) |
なし |
---|---|
Bランク(偏差値59~55) |
なし |
Cランク(偏差値54~50) |
一般事務(1類) |
Dランク(偏差値49~45) |
技術職 |
Eランク(偏差値44~40以下) |
なし |
※各ランクの相当するレベル
東久留米市職員の採用試験難易度は都内では易しい自治体!
一般事務試験の倍率は高めであるもの、試験内容は適性検査と面接2回と非常にシンプルで、受験生にとってはそれほど負担にはならないと思われ、難易度Cランク、偏差値54ぐらいと思われます。また、看護師や技術職は全国平均並みの倍率で、試験の易しいためDランクに位置づけています。
事務(一般行政)の過去3年間の倍率
R4 | R3 | R2 | |
---|---|---|---|
一般事務1類 |
1月名簿登載 6.2 |
11.3 | 9.1 |
一般事務2類 | 合格者なし | 合格者なし | 合格者なし |
一般事務2類 | ー | ー | 12.0 |
東久留米市事務職は例年、10倍推移!2類は過去3年間採用なし
1類の試験は、令和4年度に2回の募集を行っており、それ以外は1回の募集で、毎年、高い倍率を推移しています。また、2類は毎年、少数の受験者がいるもの採用に至っていません。そして、3類は令和2年度に募集が行われ、上級と同じく10倍以上で、どの区分も厳しい試験になっています。
事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ
1次試験 |
適性検査(基礎能力検査及び性格検査SPI3) |
---|---|
2次試験 | 集団討論試験 |
3次試験 | 個別面接試験 |
東久留米市事務職試験は1類、2類ともに3次試験実施!人物重視の採用試験
1次試験の筆記試験は公務員試験対策不要のSPI3で、一般的な教養試験よりも易しい問題になります。しかし、2次試験に進むためにも、得点を取る必要があるので、SPI問題集など活用して対策しておく必要があります。そして、2次、3次はどちらも人物試験で、集団討論、個別面接どちらに対しても、万全な対策が必須です。
ライバルの多い自治体になるので、自信のない方は積極的に公務員予備校の活用がおすすめです。専門講師の指導により効率的かつ効果的に合格力を身につけることができます。
東久留米市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!
平均年収 583.5万円
平均年齢 40.9歳
平均給料月額 309,171円
平均給与月額 409,811円
平均ボーナス 154.8万円
平均諸手当総額 100,641円
平均退職金 2167.9万円
※2022年実績
市職員の年収は高い?安い?
53位/東京都内全63自治体
386位/全国地方公務員(全1788自治体)
277位/全国市役所(全772自治体)
東久留米市事務の年収は、都内では低め!全国では高水準!
東京都自治体の年収平均が高いことから、小金井市は都内では下位になりますが、それでも全国地方公務員、市役所のなかでは平均より高めの水準になります。
新卒職員の初任給
大卒 187,900 円
短大卒 162,500円
※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給
経験年数&学歴別平均給料モデル
経験年数9年~11年 | 経験年数19年~21年 | 経験年数24年~26年 | 経験年数29年~31年 | |
---|---|---|---|---|
大学卒 | 32歳 260,100円 | 42歳 344,724円 | 47歳 370,575円 | 52歳 388,959円 |
※令和4年4月1日時点
採用10年~20年後の給料UP率が高い!その後は緩やか
東久留米市は、20代こそ300万円の年収ですが、毎年の昇給により30歳ぐらいになると400万円、40代になると600万円の年収が見込めます。そして、管理職につく人、そうでない人の年収差が大きくなるのが、管理職手当が加算される40~50代の時期になります。
級別職員の年代及び給料
等級 | 職務内容 | 1号給~最高号給の給料月額 | 職員割合 |
---|---|---|---|
1級 | 20~30代 主事 | 14万円~32万円 | 36.2% |
2級 | 30~50代 主任 | 19万円~35万円 | 38.1% |
3級 | 40~50代 係長・課長補佐 | 22万円~40万円 |
係長16.0% |
4級 | 50代 課長 | 28万円~45万円 | 6.0% |
5級 | 50代 部長 | 49万円 | 1.8% |
※令和4年4月1日時点
東久留米市職員(事務)は1級から5級の等級があり、新卒職員は基本1級に任命されます。その後は競争試験や選考によって昇任、昇格していきます。東久留米市の令和5年4月1日現在の制度においては、最も早くて、在職5年を経過し30歳で係長職試験を、係長職以上在職5年を経過し35歳で課長職試験を受けることができます。そして、最高等級の部長になると1000万円近い年収が見込めるようになります。
東久留米市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!
職種 | 平均年齢 | 平均給料月額 | 平均給与月額 |
---|---|---|---|
技能労務職 | 51.2歳 | 313,667円 | 369,419円 |
東久留米市職員のなかで最も年収が低い技能労務職は、他の自治体と比べるとやや低めの水準ですが、平均年齢が若いことが理由と思われます。51歳で平均550万円年収が見込めますので、一般サラリーマンや東久留米市民の平均年収と比べても高年収を得ています。
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