調布市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

2025年には市制70周年を迎える調布市は、都内の市で4番目に人口が多いところです。そして、都心へのアクセスが便利なのでベットタウンの特徴を持つまちです。また、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」の舞台としても有名で、漫画家水木しげるさんの居住地ということもあり、「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪モニュメントが天神通り商店街に点在しています。

 

ここでは、調布市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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調布市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

市役所職員は、市民の方にサービスを直接提供することがメインとなるため、人に説明する能力が大切です。また、職員だけでなく、市民や関係者の方と連携しながら業務を進めていくため、自ら積極的にコミュニケーションをとれる人材を調布市は求めています

 

採用試験の情報

 

上級・事務
上級・事務(社会福祉)
上級・事務(障害者対象)
中級・事務(障害者対象)
中級・司書
上級・土木(有資格)
上級・土木
上級・建築(有資格)
上級・建築
中級・保育士(令和5年8月採用)
中級・保育士(令和6年4月採用)
上級・保健師(令和6年4月採用)
中級・保育士(令和6年1月採用)

※R5年度採用試験実施

 

調布市職員採用試験は、上級、中級の区分を設け、高卒程度の初級試験は行われていません。そして、募集している職種は、事務職、技術職、資格免許職になります。

 

 

調布市の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職をはじめ、消防士、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

上級・事務(社会福祉)
上級・事務

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

中級・司書
保育士
保健師
上級・技術職
有資格・技術職

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

なし

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

調布市役所の採用試験難易度は平均よりやや高め!

 

最も難易度が高いのは、一般事務よりも高い倍率になる上級・事務(社会福祉)で、その次に上級事務になります。どちらにしてもBランク、偏差値56~57ぐらいと思われます。また、調布市役所は、事務以外の司書も高倍率を推移しているので、Cランク上位に位置づけています。そして、資格免許職も高い競争率になるので、平均より高めの難易度と思って試験に臨むと良いでしょう。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R5 R4 R3
上級・事務 17.6 27.2 21.2

 

調布市事務上級試験の倍率は平均20倍推移!都内のなかでも非常に高い自治体

 

事務職は人気があり、また、調布市は受験生から注目されている自治体ということから例年、超高倍率になっています。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

1次試験 書類選考エントリーシート
2次試験 SPI3(WEB方式)①基礎的な能力②性格検査
3次試験 人物試験
4次試験 人物試験・論文試験
5次試験 人物試験

 

調布市役所事務試験は5次試験まで実施!最終合格は万全な人物試験対策

 

調布市は、書類選考、人物試験が3回実施されるなど、人物重視の採用試験になります。それでも筆記試験のSPI3と論文は、ある程度の対策も必須になります。

 

調布市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 642.9万円
平均年齢 41.0歳
平均給料月額 313,540円
平均給与月額 427,188円
平均ボーナス 174.6万円
平均諸手当総額 113,494円
平均退職金 2276.5万円

※2022年実績

 

調布市職員の年収は高い?安い?

 

9位/東京都内全63自治体
28位/全国地方公務員(全1788自治体)
23位/全国市役所(全772自治体)

 

都内トップテン内!調布市役所事務の年収は高水準

 

全国地方公務員、市役所のなかでは上位にランクインし、調布市役所は、平均年収高めの都内自治体のなかでも9位になります。諸手当が平均11万円と高いことが要因の一つになります。

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 約213,000円

 

※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 261,391円 42歳 352,706円 47歳 380,053円 52歳 389,594円
高校卒 28歳 ー 38歳 ー 43歳 ー 48歳 363,200円

※令和4年4月1日時点

 

採用10年から25年が昇給UPピーク!50歳ぐらいからは緩やか

 

調布市職員の給料は、毎年の昇給が基本で、特に30歳ぐらいから40半ばぐらいまでがぐんぐん給料が高くなっています。そのため、年収も30代からUPし、同年代のサラリーマンと比べても高めの水準になります。また、50代ぐらいになると管理職につく職員が増え、つかない人と比べると大きく年収差が見られるようになります。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事・技師 141,300円~324,300円 28.0%
2級 20代~30代 主任 199,100円~ 362,500円 36.2%
3級 30代~50代 係長 224,800円~415,100円 18.6%
4級 40~50代 課長補佐 254,800円~423,500円 5.1.%
5級 40~50代 課長 284,000円~455,000円 7.6%
6級 50代 次長 456,700円~470,200円 2.4%
7級 50代前半 部長 494,000円~ 526,700円 2.1%

※令和4年4月1日時点
※調布市一般行政職員数916人

 

調布市職員(事務)は、1級から8級に属し、1級から2級には6.5割の職員が属し、主に新卒、20代になります。そして、係長へはおよそ採用から20年後の40歳ぐらいで、昇任している職員が多くいます。また、課長補佐以降になると経験値だけでなく、能力&実績により昇給することができ、職員によっては係長で定年を迎えることも珍しくありません。

 

そして、調布市役所の場合、6級で既に900万円、そして、最高等級の7級で1000万円以上の年収が見込めます。

 

調布市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 52.9歳 331,276円 404,155円

 

調布市職員のなかで年収が最も低い水準になる技能労務職ですが、他の自治体に比べると給料、給与ともに高めになります。50代では平均600万円近い年収が見込めます。

 

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