西東京市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

2001年1月に田無市と保谷市の合併により誕生した西東京市は、「都市と農業の共生」を主体にまちづくりを行っています。そして、豊かな自然が広がるなかで、5ヵ所に鉄道駅があり、都心へのアクセス便利なまちです。

 

ここでは、西東京市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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西東京市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

西東京市が求める職員像

  1. 市民ニーズに的確に対応できる職員
  2. プロフェッショナルとしての意識を持ち、責任ある行動をとることができる職員
  3. チャレンジ精神を持ち、課題に挑戦していく職員

 

採用試験の情報

 

令和5年10月1日付採用

一般事務1類(経験者)<主任級>(大学卒程度)
一般事務1類(経験者)<主事級>(大学卒程度)

令和6年4月1日付採用

一般事務1類(大学卒程度)
一般事務1類(社会福祉士)(大学卒程度)
一般事務1類(精神保健福祉士)(大学卒程度)
一般事務1類(障害者対象)(大学卒程度)
一般事務2類(障害者対象)(大学卒程度)
一般事務3類(障害者対象)(大学卒程度)
一般事務3類(高校卒程度)
学芸員1類(大学卒程度)
土木技術1類(大学卒程度)
土木技術3類(高校卒程度)
建築技術1類(大学卒程度)
保健師1類(大学卒程度)
保育士1類(大学卒程度)
保育士2類(短大卒程度)

※R5年度採用試験実施

 

西東京市役所は、一般事務、学芸員、技術職、保健師、保育士などの資格免許職の採用試験が行われました。ただ、R5年度においては、短大卒、高卒程度の一般事務の募集がありませんでした。

 

西東京市の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職をはじめ、資格免許職、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

一般事務Ⅰ類
一般事務Ⅱ類
一般事務(民間)

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

一般事務Ⅰ類(社会福祉)
一般事務Ⅰ類(精神保健福祉士)
一般事務Ⅲ類
資格免許職(保健師・保育士)
技術職Ⅰ類

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

技術職Ⅲ類

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

西東京市役所の難易度は一般事務以外は平均並み!

 

試験内容はそれほど難しいわけではありませんが、一般事務のⅠ類、Ⅱ類、民間職務経験者は高い倍率なのでBランクに位置づけています。そして、一般事務(資格)においても高めの倍率になるのでCランク上位に位置し、その次に一般事務Ⅲ類の順に難易度が高いと思われます。

 

事務(一般行政)の過去倍率

 

西東京市採用試験の過去実績はR2年度以前のみ把握できました。

 

R2 R元
一般事務Ⅰ類 13.6 15.3
一般事務Ⅰ類(その他) 12.4
一般事務Ⅱ類 77.0
一般事務Ⅲ類 5.0
一般事務Ⅰ類(経験者) 16.2

 

西東京市役職一般事務Ⅰ類の倍率は例年10倍以上

 

Ⅰ類は毎年試験が実施され、高倍率を推移しています。そして、令和元年に実施されたⅡ類は非常に高い倍率結果で、その一方でⅢ類は平均並みとしています。また、経験者枠も高い倍率になっています。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

一般事務Ⅰ類 一般事務Ⅲ類・経験者
第1次試験 テストセンター方式(基礎的な能力及び性格検査) マークシート方式基礎能力検査・性格検査
第2次試験 人物試験(グループワーク試験及び面接試験等) 人物試験(グループワーク試験及び面接試験等)
第3次試験 人物試験(グループワーク試験及び面接試験等) 人物試験(個別面接試験)
最終試験 人物試験(個別面接試験) なし

 

Ⅰ類(大卒)は4次試験、Ⅲ類(高卒)&民間は3次試験まで実施!

 

西東京市役所一般事務の採用試験は、どの区分も1次試験に基礎的な能力試験で、一般教養よりも易しい試験になります。そしてⅠ類試験は2次、3次、4次、Ⅲ類、民間枠試験は、2次、3次に面接試験が課せられますので、人物試験に時間をかけて対策することができます。

 

西東京市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 604.2万円
平均年齢 40.8歳
平均給料月額 306,095円
平均給与月額 435,170円
平均ボーナス 159.6万円
平均諸手当総額 129,062円
平均退職金 2635.2万円

※2022年実績

 

市職員の年収は高い?安い?

 

41位/東京都内全63自治体
193位/全国地方公務員(全1788自治体)
139位/全国市役所(全772自治体)

 

西東京市職員(事務)の年収は都内では低め!全国では高めの水準

 

東京都自治体のなかでは低い水準になりますが、全国地方公務員や市役所のなかでは、高い年収を得ている自治体になります。諸手当が平均12万円と高いことが年収引き上げの要因の一つになっていると思われます。

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 216,085円
短大卒 186,875 円
高卒 175,030 円

 

※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 259,503円 42歳 357,816円 47歳 397,219円 52歳 405,316円
高校卒 28歳 217,129円 38歳 320,800 円 43歳 375,900円 48歳 356,733円

※令和4年4月1日時点

 

大卒と高卒の給料差は特に40後半あたりが最も大きい

 

西東京市役所事務の給料は、大卒42歳、高卒43歳を同年齢で換算するとそれほど変わりませんが、大卒47歳、高卒48歳で比べるとかなり差があるように思います。さらに、50代以降になると管理職につく人、そうでない人では年収の差が広がり、管理職につく割合が多い大卒職員のほうが高年収を得ています。ただ、大学でかかった学費を考えると、大卒、高卒の生涯年収はそれほど変わらないと思われます。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事 141,300円~324,300円 43.2%
2級 30代~50代後半 主任 199,100円~362,500円 16.3%
3級 40代~ 課長補佐・係長 224,800円~415,100円 30.1%
4級 40代~50代 部次長・課長 284,000円~455,000円 7.9%
5級 50代 部長 494,000円~494,000円 2.5%

※令和4年4月1日時点
※西東京市一般行政職員数675人

 

西東京市役所の事務職は1級から5級までの等級に属し、2級までは6割の職員になります。2級の主任は、採用から10年前後に昇任している職員が多いようです。さらに、係長は採用20年後あたりで昇任。また、実力、実績により課長補佐、課長、次長に昇級することも可能です。しかし、最高等級の部長はほんの一握りの職員のみが昇進でき、その年収は1000万円近く見込まれます。

 

西東京市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 55.9歳 306,667円 373,072円

 

西東京市職員の技能労務職は、行政職と比べるとかなり給料、給与の差があるもの、他市自治体の技能労務職と比較すると平均並みの水準になります。また、一般サラリーマンや西東京市民の平均年収よりも高い年収を得ています。

 

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