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【2024年】静岡県庁の難易度・就職偏差値を判定

日本の中部地方に位置する静岡県は、最大の人口を有する浜松市に、県庁所在地をおく静岡市の2つの政令都市を持ちます。そこで、公務員を目指す人のなかには、静岡県庁の職員として働きたいと思っている人もいることでしょう。

 

現在3万2000人の職員が働いていますがその採用試験には、大卒程度の事務系【行政Ⅰ、行政Ⅱ、小中学校事務、警察行政、行政(静岡がんセンター情報処理)】、専門技術系【土木、農業、林業、農業土木、建築、獣医師、薬剤師、保健師、心理、児童福祉、水産、電気、機械、工業化学、文化財、職業訓練指導員(機械)、少年警察補導員、理化学鑑識(生物)、医療社会福祉(社会福祉士)】があります。

 

また、短大卒程度は臨床検査技師、診療放射線技師、栄養士、司書。高卒程度は行政、小中学校事務、警察行政、土木などがあり、そのほかに職務経験者向け、身体障害、精神障害又は知的障害のある方向けの試験も実施しています。

 

ここでは、静岡県職員試験の難易度、偏差値、倍率を検証!事務職、技術職、公安職合格を目指す人は参考にして下さい。また、他の自治体、県庁以外の地方公務員(上級・初級)、国家公務員で迷われている方は受験先の比較としてご覧くださいね。

 

静岡県職員採用試験の難易度・偏差値

 

大卒(行政Ⅰ・Ⅱ)

 

Aランク/偏差値64

 

試験勉強時間/期間

 

1000時間 / 1年間

 

静岡県職員大卒行政の難易度は、首都圏の県職員、上位政令都市に比べると合格しやすくなっています。特に行政Ⅰは、過去平均倍率が3.5倍で、人気都市に比べて低い傾向があります。その一方で、行政Ⅱは過去3年間の平均倍率が6.0倍と競争が激しくなりますが、試験自体は専門試験が課せられるⅠのほうが試験勉強に費やす時間が必要になります。

 

警察官A(大卒)

 

Cランク/偏差値50

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~1年間

 

令和元年は3回に分けて試験が行われましたが、今年については2回の試験になります。平成30年度でも2回の試験が行われましたが、1回目よりも2回目の方が倍率が高い結果となっています。試験自体は決して難しいわけではありませんが、主に人物重視の試験になりますので、筆記試験と小論文、面接試験に向けてバランスよく対策する必要があります。

 

高卒程度(行政、小中学校事務、警察行政)

 

Cランク/偏差値50

 

試験勉強時間/期間

 

400~500時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

静岡県職員高卒程度(行政)の試験は、非常に倍率が高く、過去3年間の平均が14,7になります。元々、採用人数が少ないところに多くの受験者が試験に臨んでいることが理由です。高卒レベルの試験内容になっていますが、倍率が高いのでまず、筆記試験で高得点を狙う必要があります。

 

また、小中学校事務、警察行政についても、毎年、高倍率を推移しており、静岡県の高卒程度採用試験は、47都道府県のなかでも難易度が高い都市に位置づけられていると考えておくと良いでしょう。

 

警察官B(大卒以外)

 

Dランク/偏差値46

 

試験勉強時間/期間

 

400~500時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

高卒程度行政が非常に倍率が高いのに対し、警察官は合格しやすくなっています。特に男性は過去3年間の平均倍率が2.9で、47都道府県の警察官採用試験のなかでも穴場となっています。ただ、どこの自治体でもそうですが女性については倍率が高く、毎年、5.5倍を推移しているので簡単に試験突破することはできません。男性、女性どちらにしても、筆記試験から作文、体力、面接までしっかり対策する必要があります。

 

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静岡県庁職員の出身大学が気になる!

 

MARCHレベルの地元大学の学部卒が多く占め、地元の国立大学や他の国立大学の出身者も働いています。そして、東大や京大レベルの難関大学出身者もわずかながら、地元に帰って職員として従事しているケースも見られます。

 

また、高卒行政に関しては、県内トップクラスの公立高校、私立高校レベルの学力があれば、一次試験突破は容易であると思われます。二次試験については、人物重視になるので、頭の良い学校出身だからといって、必ずしも合格できるとは限りませんが、しっかりと対策することで現役合格が期待できそうです。

 

静岡県職員採用試験の受験者・合格者・倍率推移

 

大卒程度

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

行政Ⅰ 316人/106人/3.0 388人/100人/3.9 401人/114人/3.5
行政Ⅱ 203人/45人/4.5 337人/48人/7.0 194人/30人/6.5
小中学校事務 37人/10人/3.7 45人/19人/2.4 53人/13人/3.8
警察行政 61人/14人/4.4 48人/19人/2.5 58人/18人/3.2

警察行政
(情報処理)

1人/1人/1.0 募集なし 募集なし

行政
(静岡がんセンター事務)

5人/1人/5.0 募集なし 募集なし
土木 36人/26人/1.4 45人/23人/2.0 48人/25人/1.9
農業 56人/21人/2.7 52人/19人/2.7 52人/17人/3.1
林業 22人/10人/2.2 25人/12人/2.1 28人/8人/3.5
農業土木 14人/8人/1.8 16人/9人/1.8 11人/7人/1.6
建築 12人/8人/1.5 8人/6人/1.3 15人/5人/3.0
獣医師 15人/13人/1.2 11人/9人/1.2 16人/14人/1.1
薬剤師 12人/10人/1.2 12人/8人/1.5 18人/7人/2.6
保健師 11人/9人/1.2 13人/11人/1.2 15人/10人/1.5

栄養士
(管理栄養士)

募集なし 募集なし 34人/2人/17.0
心理 12/6/2.0 10/4/2.5 6/1/6.0
児童福祉 12人/6人/2.0 15人/6人/2.5 13人/4人/3.3
水産 21人/3人/7.0 13人/1人/13.0 15人/3人/5.0
電気 10人/6人/1.7 5人/3人/1.7 6人/3人/2.0
電気(研究) 1人/1人/採用なし 2人/1人/2.0 1人/1人/採用なし
機械 8人/5人/1.6 8人/3人/2.7 5人/0人/採用なし
少年警察補導員 4人/1人/4.0 4人/2人/2.0 募集なし

理化学鑑識
(生物)

14人/1人/14.0 募集なし 9人/1人/9.0

医療社会福祉
(社会福祉士)

4人/1人/4.0 募集なし 募集なし

職業訓練指導員
(建築設備)

募集なし 採用なし 募集なし
職業訓練指導員(情報技術) 募集なし 2人/1人/2.0 募集なし

 

短大卒

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

臨床検査技師 募集なし 18人/3人/6.0 5人/1人/5.0
診療放射線技師 11人/3人/3.7 7人/1人/7.0 4人/1人/4.0
臨床工学技士 4人/1人/4.0 9人/2人/4.5 募集なし
栄養士 20人/6人/3.3 12人/3人/4.0 22人/4人/5.5

 

高校卒程度

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

行政 84人/5人/16.8 54人/5人/10.8 66人/4人/16.5
小中学校事務 39人/4人/9.8 32人/5人/6.4 56人/5人/11.2
警察行政 44人/3人/14.7 45人/6人/7.5 21人/4人/5.3

 

警察官(一般)

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

A男性1回 50人/12人/4.2 395人/88人/4.5 92人/15人/6.1
A女性1回 10人/3人/3.3 100人/27人/3.7 10人/2人/5.0
A男性2回 264人/98人/2.7 117人/14人/8.4 323人/79人/4.1
A女性2回 104人/18人/5.8 18人/2人/9.0 100人/21人/4.8
A男性3回 110人/20人/5.5 なし 176人/21人/8.4
A女性3回 24人/2人/12.0 なし 34人/3人/11.3
B男性 255人/92人/2.8 268人/83人/3.2 361人/127人/2.8
B女性 82人/15人/5.5 66人/12人/5.5 81人/15人/5.4

 

静岡県職員採用試験概要

 

大卒程度(事務系職種・専門技術系職種)※行政Ⅱ除く

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験

大学卒業程度の一般的知識及び知能についての択一式による筆記試験

 

●知識分野(社会科学(9)、人文科学(9)、自然科学(7))25題中15題を選択解答

 

●知能分野(文章理解(8)、判断推理(10)、数的推理・資料解釈(7))25題を全問解答
※120分

事務40点
技術32点

1次試験
専門試験

職種に応じた大学卒業程度の専門的知識、技術等についての筆記試験
※120分

事務40点
技術48点

2次試験
論文試験

課題に対する理解力、論理性、表現力等についての記述式による筆記試験
※90分

40点

2次試験
適正検査

職員としての適性についての検査 なし

2次試験
面接試験

人物についての個別面接及び集団討論による口述試験 480点

2次試験
身体測定・検査
※少年警察補導員のみ

少年警察補導員として職務遂行に必要な身体的条件を有するか否か、健康状態等にあるか否かについての測定、検査 なし

 

大卒程度(行政Ⅱ)

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
総合能力試験試験

大学卒業程度の総合的知識及び知能についての択一式による筆記試験

 

①90分:現代社会(時事)(5)、文章理解(13)、判断推理(5)、数的推理・資料解釈(7)

 

②30分:社会政策(5)、国際関係(5)

50点

1次試験
論文試験

課題に対する理解力、論理性、表現力等についての記述式による筆記試験
※90分

50点

2次試験
適正検査

職員としての適性についての検査 なし

2次試験
面接試験

1回目:人物についての個別面接及び集団討論による口述試験
2回目:人物についての個別面接による口述試験

500点

 

短大卒程度(臨床検査技師、診療放射線技師、栄養士及び司書)

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験
栄養士・司書のみ

短期大学卒業程度の一般的知識及び知能についての択一式による筆記試験

 

●知識分野(社会科学(10)、人文科学(8)、自然科学(7))

 

●知能分野(文章理解(8)、判断推理(9)、数的推理・資料解釈(8))
※出題数50題全問解答、120分

32点

1次試験
専門試験
全職種

短期大学卒業程度の専門的知識、技術等についての筆記試験
※択一式、出題数40題全問回答、120分

臨床検査技師80点
診療放射線技師80点
栄養士48点
司書48点

2次試験
作文試験

課題に対する理解、文章の構成等についての記述式による筆記試験 ※50分 40点

2次試験
適性検査

職員としての適性についての検査 なし

2次試験
面接試験

人物についての個別面接及び集団討論による口述試験 480点

 

高卒程度(行政、小中学校事務、警察行政及び土木)

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験
全職種

高等学校卒業程度の一般的知識及び知能についての択一式による筆記試験

 

●知識分野(社会科学(8)、人文科学(10)、自然科学(7))

 

●知能分野(文章理解(8)、判断推理(9)、数的推理・資料解釈(8))
※出題数50題全問解答、120分

80点
土木のみ32点

1次試験
専門試験
土木のみ

高等学校卒業程度の専門的知識、技術等についての択一式による筆記試験

 

●数学・物理・情報技術基礎(10)、土木基礎力学(構造力学、水理学、土質力学)(14)、土木構造設計(2)、測量(3)、社会基盤工学(5)、土木施工(6)
※出題数40題全問解答、120分

48点

1次試験
作文試験

課題に対する理解、文章の構成等についての記述式による筆記試験
※50分

40点

2次試験
適正検査

職員としての適性についての検査 なし

2次試験
面接試験

人物についての個別面接及び集団討論による口述試験 480点

 

警察官A1回・2回(一般区分)

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験

大学卒業程度の一般的知識及び知能についての択一式(40題)による筆記試験
120分

100点

1次試験
経歴評定

経歴(武道、語学、情報処理、簿記 )を有する申請者について加点 6点加点

1次試験
小論文試験

課題に対する理解力、表現力、文書能力( 漢字能力 を 含む 等についての記述式による筆記試験
50分

50点

2次試験
適正検査
身体測定
体力検査

●警察官としての適性についての検査
●警察官としての職務遂行に必要な身体的条件を有するか否かについての測定検査
●警察官としての職務遂行に必要な体力についての試験(腕立て伏せ、上体起こし、 反復横跳び、握力、立ち幅跳び) )

体力検査150点

2次試験
面接試験

人物についての個別面接及び集団討論による試験 600点

2次試験
身体検査

第1次試験合格発表後:胸部疾患、伝染性の病気、視力、色覚、聴力等についての検査 なし

 

警察官B(一般区分)

 

試験科目 試験内容 配点

1次試験
教養試験

高校卒業程度の一般的知識及び知能についての択一式(40題)による筆記試験

 

●知識分野(25題を全問解答)]社会科学(8)、人文科学(10)、自然科学(7)

 

●[知能分野(15題を全問解答)]文章理解(8)、判断推理・数的推理・資料解釈(7)
※100分

100点

1次試験
経歴評定

経歴(武道、語学、情報処理、簿記 )を有する申請者について加点 6点加点

1次試験
作文試験

課題に対する理解力、表現力、文書能力(漢字能力を含む)等についての記述式による筆記試験 50点

2次試験
適正検査
身体測定
体力検査

●警察官としての適性についての検査
●警察官としての職務遂行に必要な身体的条件を有するか否かについての測定検査
●警察官としての職務遂行に必要な体力についての試験(腕立て伏せ、上体起こし、 反復横跳び、握力、立ち幅跳び)

体力検査150点

2次試験
面接試験

人物についての個別面接及び集団討論による試験 600点

2次試験
身体検査

第1次試験合格発表後:胸部疾患、伝染性の病気、視力、色覚、聴力等についての検査 なし

 

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過去の実施状況

 

http://www.pref.shizuoka.jp/zinzi/employ/result.html

 

静岡県庁公務員試験対策

 

大学生や社会人の公務員受験生は、学校、仕事と両立して勉強しなければなりませんので、効率的に高い学習効果を得るためには、公務員専門の予備校の利用が必須です。学力や志望の職種に向けた学習スケジュール管理により、勉強に集中することができます。また、疑問点も早期に解決できるので、スムーズに学習を進めることができます。

 

そして、筆記試験だけでなく、人物試験の面接対策にも力を入れている学校は多く、最終合格するためのノウハウがあります。独学で合格している人も確かに一定数いますが、何かと忙しい受験生が効率的に合格力を身につけるためには公務員専門の受験スクール(通学・通信)の利用が必然的と考えられます。

 

また、高校生については、無料で公務員講座を開講している専門学校が複数ありますので、積極的に受講してみると良いでしょう。やる気次第では現役合格できるまでの実力UPが期待できます。

 

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