長野市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

県庁所在地で行政機関が集まる長野県中心都市になる長野市は、地方都市ならではの魅力的な暮らしができるまちです。山や川、そして田園風景が広がる一方で、市街地には商業施設や医療機関、教育施設が充実しています。

 

ここでは、長野市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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長野市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

長野市が目指すべき職員像

  1. 市民の立場に立って考え、市民とともにまちづくりに取り組む職員
  2. 社会経済環境の変化を的確に把握し、柔軟に積極的に対応する職員
  3. 責任感と倫理観を持って、公正にまた迅速に職務に取り組む職員
  4. 専門的知識や能力を身につけ、職務を的確に遂行する職員
  5. コスト意識を持って、効率的な行財政運営を行う職員

 

採用試験の情報

 

4月試験 行政C(チャレンジ枠)
前期試験

大卒
行政A、行政B(スポーツ等)、土木・建築・電気・機械、社会福祉士、学芸員、消防、保育士、栄養士、獣医師、薬剤師、保健師
短大卒
土木・建築・電気・機械、保育士

早期技術枠(大卒・短大卒) 土木・建築・電気・機械
後期試験

大卒
土木、建築、電気、化学、獣医師
短大卒
救命救急士(消防)、臨床検査技師
高卒
一般事務、土木、消防
技能労務職
調理

社会人 行 政 Ⅰ(事務職)、行 政 Ⅱ(技術職・土木)、行 政 Ⅱ(技術職・電気)、保育士、消防士、臨床検査技師

※R5年度採用試験実施

 

長野市役所は、行政、事務、技術職、資格免許職、消防士など職員募集が行われ、4月にチャレンジ枠の行政Cの試験を最初に、前期、後期、早期技術枠、社会人枠、障害者対象枠に分けて採用試験が実施されました。

 

長野市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

行政A

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

行政B・C
事務(高卒)(社会人)
学芸員
消防士(大卒)
資格免許職(大卒)
技術職(大卒)

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

消防士(高卒)
資格免許職(社会人)
技術職(短大卒)(高卒)(社会人)

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

長野市役所採用試験の難易度は総合的に平均水準!

 

長野市で最も難易度が高いと思われる行政Aは、人気の自治体であることから多くの人がチャレンジし、受験生レベルが高いことが予想されます。また、試験内容や倍率からして難易度はBに位置づけています。その次に行政BとC、高卒事務は難易度Cランクの偏差値54あたりかと思われます。

 

その他の職種については、学芸員がやや高めの倍率ですが、それ以外は高倍率結果としている試験がないため平均並みの難易度と考えて良いでしょう。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
行政A(大卒) 3.0 5.5 3.7
行政B(大卒) 3.0 7.5 9.3
行政C(大卒) 3.3 17.1
事務(高卒) 6.0 10.5 14.0
行政事務(社会人)

1回:9.9
2回:4.8

1回:5.1
2回:6.0

1回:4.2
2回:7.0

消防士(大卒) 4.3 6.8 4.6
消防士(高卒) 3.2 6.0 8.3
消防士(社会人) 5.0 4.5

 

長野市役所の倍率は、大卒行政&高卒事務ともにやや高め!社会人は平均並み

 

大卒行政はA、B、Cの区分があり、教養・専門試験が課せられるAよりも専門試験がないB、教養選考のCのほうが、チャレンジしやすいことから倍率が高めになります。いずれも、非常に高い倍率ということではなく、やや高めといった感じになります。また、高卒事務については過去3年間の平均倍率が10.0倍になります。そして、社会人枠はどの自治体も高倍率を推移しているので、長野市は比較的、低い倍率になります。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

行政A・B 行政C(チャレンジ枠)・社会人 高校卒
第1次試験

・教養試験
・専門試験(Aのみ)
・論文試験
・事務適性検査

・教養選考
・エントリーシート選考
・企画書選考
・成績証明書による選考

・教養試験
・作文試験
・事務適性検査

第2次試験

・個別面接
・資格審査

・個別面接
・資格審査

・個別面接
・資格審査

第3次試験 ・個別面接 ・個別面接 ・個別面接

 

長野市役所は1次に筆記、2次、3次に面接実施!人物重視の採用試験

 

長野市役所の行政、事務試験は、どの区分も教養試験が1次に課せられますので、2次試験に進むためにも筆記試験対策が必要です。従来の教養試験と共通性の高い試験になり、文章読解能力、数的能力、推理判断能力、人文・社会・自然に関する一般知識、基礎英語に関する一般的知識及び知能について、学歴に応じた問題が出題されます。過去問題集を活用して得点力UPしておくことが大切です。

 

最終合格は面接試験の攻略がカギ

 

2回の面接試験が課せられるため、人物試験に向けて万全な対策が必須です。不安の方は、専門講師の指導が受けられる公務員予備校の活用がおすすめです。受験先の自治体に沿った試験対策で効率的に合格力を身につけることができます。

 

長野市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 636.9万円
平均年齢 44.6歳
平均給料月額 340,800円
平均給与月額 393,408円
平均ボーナス 171.2万円
平均諸手当総額 74,844円
平均退職金 2210.9万円

※2022年実績

 

長野市職員の年収は高い?安い?

 

1位/長野県全78自治体
42位/全国地方公務員(全1788自治体)
33位/全国市役所(全772自治体)

 

長野市役所事務の年収は県内トップ!全国でも高水準の自治体

 

長野県自治体年収ランキングでNo.1の長野市は、全国地方公務員、市役所のなかでも上位にランクインしています。県庁所在地、中心都市ならではの年収と思われます。

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 201,674 円 
高卒 167,169円

 

※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 274,085円 42歳 362,915円 47歳 381,750円 52歳 394,315円
高校卒 28歳 230,300円 38歳 314,840円 43歳 354,200円 48歳 368,207円

※令和4年4月1日時点

 

毎年の昇給で30半ば頃には民間企業より平均年収が高い傾向にある

 

長野市役所は、初任給や20代の給料こそ多くありませんが、年1回の昇給により35歳ぐらいになると一般サラリーマンよりも高年収を得ることができます。30代で480万円、40代で650万円、50代で700万円近い平均年収が見込めると思われます。また、40代になると管理職手当の加算により、管理職につく人、そうでない人の年収の差が見られるようになります。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 新卒・20代 主事・技師 153,300円~253,000円 9.8%
2級 20代 主事・技師 202,800円~310,800円 11.7%
3級 20~50代 主査 239,500円~360,600円 22.5%
4級 30~50代 係長 271,800円~394,300円 25.7%
5級 40~50代 課長補佐 297,000円~402,700円 18.1%
6級 40~50代 課長 326,100円~417,100円 9.1%
7級 50代 次長 370,800円~454,600円 1.8%
8級 50代 部長 417,000円~478,800円 1.1%
9級 50代 部長 468,400円~539,000円 0.3%

※令和4年4月1日時点
※長野市一般行政職員数1523人

 

長野市職員事務は、1級から9級までの階層があり、新卒職員は1級主事に任命されるのが基本で、数年後、2級の主事に昇級します。そして、採用から10年後の30歳前後で主査へ、20年後の40歳前後で係長に昇任されている職員が多いようです。さらに、経験値、能力、実績により課長補佐、課長に昇進することもできますが、主査や係長で定年を迎える職員もいます。

 

そして、次長、部長は職員全体の3.2%とわずかな職員が昇進できる役職で、最高等級の9級部直は、900~1000万円以上の年収が見込めます。

 

長野市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 50.7歳 348,400円 383,911円
高等学校教育職 45.2歳 389,100円 425,720円

※令和4年4月1日時点

 

長野市職員の行政職と教育職の給料、給与を比べるとどちらとも教育職の方が高くなります。初任給、採用10年、20年、30年後においても教育職の給料が高く、行政職より高い年収を得ています。そして、技能労務職は、職員全体のなかでは低い水準になりますが、全国自治体の同種と比べても高水準で、50歳で平均年収500万円以上が見込め、長野市民の平均年収約360円に比べても高年収になります。

 

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