※このページはプロモーションが含まれています。

帯広市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

農業を主要産業とする十勝地方の中心地になる帯広市は、1市16町2村、約34万の人口を有し、農産物集積地、商業都市として発展しています。市は恵まれた資源と環境を生かし、都市と自然が融合した豊かで魅力あふれるまちづくりに取り組んでいます。その結果、帯広市は、住みよさランキング道内1位(2年連続)を誇っている街です。

 

そこで、将来、公務員として帯広市で働きたいと思っている人のなかには、試験の内容や難易度、また年収が気になる方もいることでしょう。そして、公務員受験先で北海道各自治体等で迷われている方もいるかと思われます。ここでは、採用試験だけでなく、給料、賞与、年収、退職金など帯広市職員についてまとめていますので参考としてご覧ください。

 

帯広市役所で働きたい人は絶対見るべき!
数量限定!完全無料でプレゼント中!

 

民間企業から公務員への転職を検討している方におすすめ!
社会人経験者採用(中途採用)に役立つ情報が満載!

 

帯広市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

帯広市の採用試験は、人物重視した内容になっており、公務員試験用対策をしていない方を含め、多くの方が受験しやすい試験となっています。また、事務職においては、修学時における学部や学科、専攻課程、及び在職時における職務内容等は関係ありませんので、受験資格さえ満たしていれば、誰もが帯広市の採用試験にチャレンジすることができます。そこで、市が求める人物像を以下のように揚げています。

 

帯広市が求める職員像

  1. 【十勝・帯広への深い関心】十勝・帯広に関係する幅広い事柄に対し、深い関心を持つ。
  2. 【法令の遵守】公私問わず法令を遵守した上で、法令の目的を理解し正しく執行する。
  3. 【コスト意識】物事の本質を捉え、何をやめ・何をやるかを常に考えて、最も効率的かつ効果的な 手法を選択する。
  4. 【傾聴と対話】自らと異なる意見に対しても真摯に傾聴し、互いの違いを尊重しながら対話する。
  5. 【チームワーク】自らの職務を遂行することはもとより、業務分担を越えて他者の仕事を支援する

 

採用試験の情報

 

事務職

大学卒
短大卒
高校卒
障害者
社会人

その他

福祉(大卒)(社会人)
ICT(社会人)
土木(大卒)(社会人)(高校卒)
建築(大卒)(社会人)(高校卒)
学芸員
保健師

 

帯広市職員採用試験の最終合格者は、高卒が2次試験、大卒、社会人、短大卒区分が3次試験で決定されます。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

帯広市一般事務は、市全般に係る施策の企画・調整や予算の編成、農業・商業・産業や文化・スポーツの振興、地域福祉、税、保険、年金や環境、戸籍など、特定の部門に限らず行政の様々な業務に幅広く従事します。

 

総合適性検査は「テストセンター方式」と「ペーパーテスティング方式」から選択可

 

  1. テストセンター方式は、パソコン上で問題を見ながら回答を入力。全国の試験会場でパソコンを使い、受験者が希望する会場・日時で受験
  2. ペーパーテスティング方式は、紙の問題集をみながら回答をマークシートに記入。会場は帯広市役所本庁舎ほか

 

2次試験の個別面接は、高卒以外Webで実施

 

大卒・社会人、短大卒の2次試験はWebで個別面接、高卒区分は会場(帯広市役所 本庁舎)で実施されます。また、3次試験が課せられる大卒・社会人、短大卒の個別・集団面接は会場(帯広市役所 本庁舎)で実施されます。

 

大卒・短大卒 社会人 高校卒
第1次試験

総合適性検査
(筆記・テストセンター試験)

個別面接試験(Web) 個別面接試験、集団討論試験
第2次試験

総合適性検査
(筆記・テストセンター試験)

個別面接試験(Web) 個別面接試験、集団討論試験
第3次試験

総合適性検査
(筆記・テストセンター試験)

個別面接試験、集団討論試験 なし

 

大卒、高卒は1次試験の総合適性検査で約半分がふるい落とされる

 

R4年度試験では、前期大卒の場合1次試験の合格率は51%、社会人35%、後期では、大卒47%、短大卒30%、高卒45%、社会人39%という結果になっています。短大卒、社会人は30~40%ですが、大卒、高卒に関しては約5割の方が一次試験の総合適性検査で不合格となっています。

 

総合適性検査は、一般的に問題の処理能力の速さを測る内容の試験となりますが、それ以外にも受験者が公務員として適性な性格と資質を有しているかどうか判断するための検査でもあります。受験する地域で過去に出された問題を参考に、万全な対策をしておくことで1次試験突破につながると思われます。

 

人物重視の採用試験!最終合格のカギは万全な面接対策が必須

 

帯広市の人物試験は、高卒に関しては1回ですが、それ以外の区分では2次試験、3次試験に実施され、2次試験にWebでの個別面接、3次に個別&集団面接が行われます。帯広市は各試験の配点が公表していませんが、人物重視している試験になりますので、面接試験のウエイトが高いと考えられます。

 

そこで、個別面接は、受験者1人に対して、面接官が複数人で質問するスタイルです。もう一方の集団面接は、受験者が複数人に対して、面接官が複数人で質問するスタイルになります。「公務員としてふさわしい人物」かどうかが見られますが、形式が異なりますので、どちらにもしっかり受け答えができるよう練習することで万全な体制で試験に臨むことができるようになります。

 

下記は実際、帯広市採用試験の面接官のインタビューの声になりますので参考にしてみて下さいね。

 

市役所の仕事は多岐にわたるので、職員に求められる能力も様々です。ただ、どんな仕事でも人としての礼節は土台として重要であり、そこに「元気」や「熱意」「思いやり」を加えられる人であれば、一緒に仕事をしたいと感じます。
受験者の長所や業務適性などを見極めようとする点は全員共通していますが、重要視する点や角度にはそれぞれ個性があります。私の場合、受験者の素の表情や飾らない言葉、思わずつられてしまうような笑顔が垣間見られた時、その人にとても魅力を感じます。

 

事務(一般行政)&消防士の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
一般行政(大卒枠)

前期4.5
後期12.7

前期5.1
後期37.5

前期21.4
後期14.4

一般行政(短大卒枠) 30.0 採用なし 24.0
一般行政(高卒枠) 10.3 20.5 8.0
一般行政(社会人枠)

前期11.3
後期8.6

12.5

前期34.0
後期15.5

消防士(大卒) 合格者なし 10.0 合格者なし
消防士(高卒) 4.6 3.4 9.2

 

大卒・社会人枠は前期より後期のほうが倍率が高い!高卒・短大卒は例年高倍率を推移

 

帯広市職員採用試験は、大卒、社会人区分においては前期、後期日程に分かれて実施しており、前期に比べて後期は採用人数が少ないため、後期の方が難易度が非常に高い傾向にあります。また、短大卒、高卒についても採用人数が数名程度ということで、例年、高倍率を推移しています。

 

帯広市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 547.9万円
平均年齢 40.8歳
平均給料月額 303,900円
平均給与月額 378,606円
平均ボーナス 142.0万円

※2022年度実績
※平均給与月額は、給料月額と毎月支払われる扶養手当、地域手当、住居手当、時間外勤務手当などのすべての諸手当の額を合計した金額

 

平均年収80位/北海道全180自治体

 

帯広市職員(一般事務)の平均年収は、北海道の自治体のなかでは中位にランクインしており、また、全国の地方公務員(全1788自治体)のなかでは976位で全国平均並みの給与、賞与が見込まれます。しかし、一般サラリーマンの全国平均年収461万円に対し、市職員の年収は高く、さらに、帯広市の平均所得(年収)321万7000円に比べてもかなり高額であると感じられます。

 

帯広市役所の退職金(60歳定年退職の場合)は平均2213.3万円

 

サラリーマンの平均退職金は約2,000万円としていますが、大企業は約2500万円、中小企業で約1,100万円と大きな開きがあります。また、大卒や高卒といった学歴や業種によって異なります。定年まで働くことで、安定した給与と賞与、そして退職金を得ることができるのは公務員の強みでもあり、人気の理由になっていると思われます。

 

職員の初任給

 

大卒185,200円
短大卒167,100円
高校卒154,600円
社会人※職務経験年数がある場合
25歳 高校卒 職務経験6年 175,300 円
30歳 短大卒 職務経験9年 211,900 円
35歳 大学卒 職務経験12年 258,600 円

※令和5年7月1日時点

 

上記の金額のほかに、住居手当、通勤手当、扶養手当、期末・勤勉手当(6月、12月)、寒冷地手当(11月~3月)など支給されます。

 

経験年数&学歴別平均給料月額

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 259,017 358,269 397,180 417,325
高校卒 229,425 328,567 357,220

令和4年4月1日時点

 

学歴による給料、年収の格差は一般企業でも見られ、帯広市においても同じ経験年数であればやはり大卒のほうが高卒に比べて高い給料を得ています。経験10年、20年経過しても毎月約3万円ほどの差となっていますが、経験30年前後になると約6万円の差がでるのが注目ポイントです。一般的に、経験年数が多くなると給与の差が少なくなるものですが、帯広市では逆の傾向にあります。

 

ただ、大学にかかった学費を考えると生涯年収においては大卒、高卒ともにそれほど変わらないとも考えられます。

 

級別職員及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額
1級 係員 136,100円~247,600円
2級 主任補 171,700円~304,200円
3級 主任 231,500円~352,400円
4級 係長 264,200円~385,800円
5級 課長補佐 289,700円~395,000円
6級 課長 319,200円~411,200円
7級 室長 362,900円~448,500円
8級 部長 408,100円~472,200円

 

帯広市職員数は2022年時点799人が従事し、その等級構成比は1級から2級が約42%、3級から4級までが38.6%で職員全体の8割を占めています。また、5級の課長補佐、6級の課長は14.5%で、大卒や短大卒、高卒、社会人などが従事しています。そして、職員全体の4.6%になる7級の室長、8級の部長クラスは、大卒の方がほとんどで、最高年収1,000万円が期待できます。

 

帯広市役所で働きたい人は絶対見るべき!
数量限定!完全無料でプレゼント中!

 

帯広市役所採用対策に強い予備校を探す

 

公務員通信講座おすすめランキング