北見市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

オホーツク圏の産業・文化の中核都市として発展している北見市は、北海道の東部に位置し、人口約12万人が暮らしています。そして市は、少子高齢化や人口減少による生産年齢人口の減少など社会情勢が厳しさを増す中、地域の方々と連携し地域協働まちづくりに取り組んでいます。

 

そこで、将来、公務員として北見市で働きたいと思っている人のなかには、試験の内容や難易度、また年収が気になる方もいることでしょう。そして、公務員受験先で北海道各自治体等で迷われている方もいるかと思われます。ここでは、採用試験だけでなく、給料、賞与、年収、退職金など北見市役所職員についてまとめていますので参考としてご覧ください。

 

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北見市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

北見市公式HPには求める職員の人物像についても記されていませんが、北見市においても公務員として欠かせない資質・能力のほか、協調性や責任感、創造力、主体性、改革意識、行動力など多くの自治体が求めているであろう人材と考えられます。

 

採用試験の情報

 

5月試験
(大卒,短大卒,社会人,障害者)

事務職、技術職(土木技術職、建築技術職、機械技術職)、資格・免許職(保健師、学芸員)、消防職

6月試験
(大卒,短大卒,社会人)

事務職、技術職(土木技術職、建築技術職、機械技術職)、資格・免許職(保健師、作業療法士、保育士、栄養士、学芸員)、消防職

9月試験
(高卒,社会人,障害者)

事務職、土木技術職、建築技術職、機械技術職、消防職

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

北見市の事務職は、市長部局をはじめ、教育委員会や上下水道局、行政委員会事務局に配属され、総務(庶務、経理、広報、人事など)、防災、税務、福祉、まちづくり、その他行政事務全般の業務に従事します。

 

大卒 社会人 高校卒
第1次試験 総合能力検査(SPI3-U) 総合能力検査(SPI3-G) 総合能力検査(SPI3-H)
第2次試験 個人面接試験 個人面接試験 個人面接試験

 

人物重視した採用試験!SPI&面接対策が必要

 

北見市採用試験についての概要は、公式HPからすでに削除されているため、詳しい情報は分からないですが、1次試験に総合能力検査、2次試験に個人面接試験が実施され、最終合格者が決定されるようです。

 

1次試験の受験会場は、北見市役所(マークシート受験)または、テストセンター(パソコン受験)で実施され、現住所が北見市または北見市近郊の人のほか、テストセンターで受験することが困難な人は、北見市役所で受験することができます。テストセンターは、東京都、札幌市のほか、全国主要都市で開設されるので、北見市や北海道以外の方も試験にチャレンジすることができます。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

北見市採用試験の過去実績は公表されていないので、倍率については不明となっています。しかし、北海道新聞では、北見市役所の採用について下記のように報じられているので参考にしてみて下さい。

 

北見市職員の内定辞退相次ぐ 欠員増で2年ぶり8月採用

 

北見市が職員確保に苦労している。昨年度は今年4月採用の試験を3回実施し、新たに59人が入庁したものの、10~20人が内定を辞退。「道内の主要都市などほかの自治体の試験に合格した」という理由が多く、市は欠員を補充するため5月に、8月1日採用の試験を実施する。内定者のつなぎ留めに向け、採用予定者の疑問や不安に答えるオンライン説明会を実施するなど思考錯誤している…。

 

このように北見市職員採用試験は事務職も含め、難易度が低いと思われます。北海道内の自治体のなかでも比較的、合格しやすいと感じられます。

 

北見市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 536.1万円
平均年齢 39.8歳
平均給料月額 
平均給与月額 357,658円
平均ボーナス 137.8万円

※2022年実績

 

平均年収114位/北海道全180自治体

 

北見市職員(一般事務)の平均年収は、北海道の自治体のなかでは中間よりやや下にランクインしており、また、全国の地方公務員(全1788自治体)のなかでは1200位で全国平均より低めの給与、賞与となります。ただ、一般サラリーマンの全国平均年収461万円に対し、市職員の年収は高く、さらに、北見市平均所得(年収)311万8000円円に比べてもかなり高額であると感じられます。

 

北見市役所の退職金(60歳定年退職の場合)は平均1986.6万円

 

サラリーマンの平均退職金は約2,000万円としていますが、大企業は約2500万円、中小企業で約1,100万円と大きな開きがあります。また、大卒や高卒といった学歴や業種によって異なります。定年まで働くことで、安定した給与と賞与、そして退職金を得ることができるのは公務員の強みでもあり、人気の理由になっていると思われます。

 

職員の初任給

 

大卒182,200円
高卒150,600円

※令和3年4月1日時点
※上記のほかに、扶養手当、地域手当、住居手当、時間外勤務手当などが加算されます。

 

経験年数&学歴別平均給料月額

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 254,900円 331,859円 371,064円 396,354円
高校卒 216,080円 290,750円 348,200円 371,940円

※令和3年4月1日時点

 

北見市は大卒、高卒の給料の格差は、初任給で3万円弱、10年経過すると約4万円の差がありますが、その後、20年経過以降は徐々に差が縮まり最終的に2万5千円前後の差になっています。そして、生涯年収で考えると、大学でかかった費用を考慮すると高卒も大卒もそれほど変わらないと思われます。

 

級別職員及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額
1級 主事補 146,100円~247,600円
2級 主事 188,700円~304,200円
3級 主任 231,500円~350,000円
4級 係長 264,200円~394,000円
5級 課長 302,400円~394,600円
6級 副部長 319,200円~408,200円
7級 部長 362,900円~444,900円

※令和3年4月1日時点

 

 

北見市事務職員は822人(R4)が従事しており、1級から2級までは約30%、3級の主任は29.1%で、1級から3級までに属している職員は全体の6割となっています。主に20代から30代の職員になりますが、そのなかには40代の方も含まれています。また、4級の係長、5級の課長になると全体の約34%が属し、主に40代、50代の方で大卒だけでなく、高卒の方も従事しています。

 

そして、6級の副部長は4.3%、最高等級になる7級の部長は2.7%でその多くは大卒の職員となっています。最高年収は900~1000万弱が見込まれると思われます。

 

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