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【2024年】愛知県庁の難易度・就職偏差値を判定

政令都市の名古屋を中心に発展している愛知県は、大きく尾張地方、西三河地方、東三河地方の3地域に分けられます。人口約754万人が暮らしており、住民が快適に暮らすための街づくり、地域の工業や商業・農業・畜産業・林業・水産業を支援して盛り上げるなど約6万2000人が県職員として働いています。

 

そこで、愛知県職員採用試験は、大卒程度(職員・警察職員)、高卒程度(職員・警察事務)、警察官採用試験(A・B)、市町村立小中学校職員採用試験のほかに、民間企業等職務経験者、社会人、身体障害者対象の採用試験、任期付職員採用試験も行っています。

 

ここでは、愛知県職員の難易度、偏差値、倍率を検証!事務職、技術職、公安職合格を目指す人は参考にして下さい。また、他の自治体、県庁以外の地方公務員(大卒・高卒程度)、国家公務員で迷われている方は受験先の比較としてご覧くださいね。

 

愛知県職員採用試験の難易度・偏差値

 

大卒程度(行政・警察行政)

 

Aランク/偏差値65~67

 

試験勉強時間/期間

 

1000時間 / 1年間

 

愛知県職員大卒程度行政の難易度は、政令都市や東京23区と同レベルと考えられます。愛知の行政採用試験は、Ⅰ、Ⅱに分けて行われますが、I試験については過去3年の平均倍率が4.2で、Ⅱ試験は8.6倍になります。この違いは、行政Ⅱは専門知識が課せられないため、チャレンジしやすいことから高倍率になっています。

 

試験自体は行政Ⅰのほうが難しいですが、行政Ⅱのほうが合格するには難しいということになります。そのため、試験区分の選択によりしっかりと対策する必要があります。また、警察行政についても、Ⅰ、Ⅱの2回行われ、一般行政と同じくⅡ試験のほうが高倍率になっています。

 

警察官A

 

Cランク/偏差値50

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~1年間

 

愛知県警大卒程度A採用試験は、毎年2回おこなわれ、1回よりも2回目のほうが倍率が高い傾向にあります。また、男性より高倍率を推移している女性については、試験内容が同じではあるもの、かなり合格するには難しい試験となります。どちらにしても、警察官採用試験は、人物重視の評価になるので、一次試験の教養試験と併せて二次試験の口述、適正、体力試験もあわせて対策しておくことが重要です。

 

高卒程度(事務・警察事務・小中学校事務)

 

Cランク/偏差値54

 

試験勉強時間/期間

 

400~600時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

愛知県高卒程度事務は、どの試験区分も毎年、高倍率を推移しています。一般事務については過去平均7.3倍、学校事務は5.4倍、警察事務については18.3倍になります。教養試験、作文の配点が高く、一次試験で高得点を取るつもりで対策する必要があります。

 

警察官B

 

Cランク/偏差値48~50

 

試験勉強時間/期間

 

400時間 / 6ヵ月

 

高卒程度警察官Bの採用試験についても毎年2回おこなわれますが、Aとは逆に1回よりも2回目のほうが倍率が低い傾向にあります。そして、男性より女性のほうが、毎年、高倍率を推移している点は変わりませんが、やはりB試験にしてもかなり合格するには難しい試験となります。人物重視の評価になるので、一次試験の教養試験と併せて二次試験の口述、適正、体力試験もあわせて対策しておくことが重要です。

 

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愛知県庁職員の出身大学が気になる!

 

愛知教育大学や中京大学は公務員就職に強い大学として知られており、卒業して地元愛知の県職員として働いている人がいます。そして、近郊周辺にあるMARCHレベルの大学出身者も多く占める一方で、国立の名古屋大や愛知県出身の東大、京大、早稲田などの高学歴者も一定数います。

 

また、高卒一般事務に関しては、県内トップクラスの公立高校、私立高校レベルの学力があれば、一次試験突破は容易であると思われます。二次試験については、人物重視になるので、頭の良い学校出身だからといって、必ずしも合格できるとは限りませんが、しっかりと対策することで現役合格が期待できそうです。

 

愛知県職員採用試験の受験者・合格者・倍率推移

 

大卒程度

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

行政I 688人/208人/3.3 882人/189人/4.7 876人/186人/4.7
行政II 277人/50人/5.5 396人/43人/9.2 482人/44人/11.0
司書 36人/2人/18.0 35人/2人/17.5 51人/1人/51.0
心理 47人/20人/2.4 48人/13人/3.7 47人/16人/2.9
社会福祉 26人/10人/2.6 34人/15人/2.3 27人/10人/2.7
薬剤師 23人/14人/1.6 34人/5人/6.8 30人/5人/6.0
電気 4人/1人/4.0 15人/3人/5.0 12人/4人/3.0
機械 11人/1人/11.0 11人/3人/3.7 16人/3人/5.3
化学 25人/5人/5.0 31人/3人/10.3 35人/5人/7.0
環境工学 9人/1人/9.0 14人/1人/14.0 11人/1人/11.0
農学 56人/18人/3.1 54人/21人/2.6 52人/9人/5.8
畜産 4人/2人/2.0 8人/1人/8.0 13人/1人/13.0
水産 15人/2人/7.5 12人/1人/12.0 20人/3人/6.7
林学 18人/10人/1.8 22人/8人/2.8 27人/8人/3.4
農業土木 18人/8人/2.3 20人/7人/2.9 17人/9人/1.9
土木 45人/33人/1.4 66人/29人/2.3 74人/37人/2.0
建築 17人/8人/2.1 14人/7人/2.0 17人/9人/1.9
警察行政

行政I73人/10人/7.3
行政II90人/5人/18.0

行政I83人/20人/4.2
行政II105人/14人/7.5

行政I87人/20人/4.4
行政II136人/9人/15.1

 

高卒程度

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

事務 156人/20人/7.8 135人/21人/6.4 130人/17/7.6
電気 1人/1人/1.0 2人/1人/2.0 6人/1人/6.0
水産 2人/1人/2.0 募集なし 申込者なし
農業土木 3人/2人/1.5 3人/2人/1.5 13人/4人/3.3
土木 5人/0人/採用者なし 15人/3人/5.0 17人/6人/2.8
栄養士 募集なし 9人/2人/4.5 10人/0人/採用者なし
警察事務 61人/3人/20.3 81人/4人/20.3 100人/7人/14.3
学校事務 334人/54人/6.2 359人/98人/3.7 442人/69人/6.4

 

警察官

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

A1回男性 811人/234人/3.5 990人/285人/3.5 1,112人/281人/4.0
A2回男性 219人/39人/5.6 253人/32人/7.9 309人/50人/6.2
A1回女性 258人/36人/7.2 278人/25人/11.1 326人/27人/12.1
A2回女性 76人/18人/4.2 87人/10人/8.7 78人/15人/5.2
B1回男性 516人/66人/7.8 499人/66人/7.6 503人/52人/9.7
B2回男性 426人/138人/3.1 521人/135人/3.9 508人/157人/3.2
B1回女性 155人/8人/19.4 148人/7人/21.1 141人/13人/10.8
B2回女性 123人/30人/4.1 160人/18人/8.9 182人/23人/7.9

 

愛知県職員採用試験概要

 

大卒程度(職員・警察職員)

 

試験科目 試験内容 配点

第1次試験
教養試験
行政Ⅱ以外

職員・警察職員として必要な一般的な知識及び知能について、大卒程度の択一式による筆記試験

 

●出題数50題、2時間30分

15点

第1次試験
専門試験
行政Ⅱ以外

試験区分に応じた専門的な知識及び知能について、大卒程度の筆記試験

 

●出題形式及び出題分野は試験区分により異なる、2時間

30点

第2次試験
論文試験
行政Ⅱ以外

職員・警察職員として必要な思考力・表現力を見るため、一定の課題による筆記試験

 

●1時間30分

10点

第2次試験
口述試験
行政Ⅱ以外

主として人物について、面接による試験
※心理、社会福祉は面接及び模擬相談による試験を行います。

45点

第2次試験
適正試験
行政Ⅱ以外

職員・警察職員として必要な素質、適正を見るため、簡単な試験を行います。 なし

第1次試験
教養試験
行政Ⅱのみ

職員・警察職員として必要な一般的な知識及び知能について、大卒程度の択一式による筆記試験

 

●出題数50題、2時間30分

30点

第1次試験
論文試験
行政Ⅱのみ

職員・警察職員として必要な思考力・表現力を見るため、一定の課題による筆記試験

 

●2時間
※教養試験の採点が一定の水準に達しない場合は採点されません

15点

第2次試験
口述試験
行政Ⅱ

主として人物について、面接及び集団討論による試験 55点

第2次試験
適正試験
行政Ⅱ

職員・警察職員として必要な素質、適正を見るため、簡単な試験を行います。 なし

※各試験科目の成績が一定の基準に達しない場合は、他の試験科目の成績に関わらず不合格となります。

 

高卒程度(職員・警察事務・小中学校職員)

 

試験科目 試験内容 配点

第1次試験
教養試験
職員・警察事務

すべての試験区分を通じて職員・警察職員として必要な一般的な知識及び知能について、高卒程度の択一式による筆記試験

 

●出題数50題、2時間

40点
事務以外15点

第1次試験
専門試験
職員(事務以外)

試験区分に応じた専門的な知識及び知能について、高等学校卒業程度の筆記試験

 

●出題形式及び出題分野は試験区分により異なる、2時間

30点

第2次試験
作文試験
職員・警察事務

職員・警察職員として必要な思考力・表現力を見るため、一定の課題による筆記試験

 

●1時間

20点
事務以外15点

第2次試験
口述試験
職員・警察事務

主として人物について、面接による試験 40点

第2次試験
適正試験
職員・警察事務

職員・警察職員として必要な素質、適正を見るため、簡単な試験を行います。 なし

第1次試験
教養試験
小中学校職員

小中学校職員として必要な一般的な知識及び知能について、高卒程度の択一式による筆記試験

 

●出題数50題、2時間

40点

第1次試験
作文試験
小中学校職員

小中学校職員として必要な思考力・表現力を見るため、一定の課題による筆記試験

 

●1時間

20点

第2次試験
口述試験
小中学校職員

主として人物について、面接による試験 40点

第2次試験
適正試験
小中学校職員

小・中学校職員として必要な素質、適正を見るため、簡単な試験を行います。 なし

※各試験科目の成績が一定の基準に達しない場合は、他の試験科目の成績に関わらず不合格となります。
※小中学校職員の作文試験は、1次試験の結果判定に反映されず、最終合格決定時に反映されます。

 

警察官(A・B一般区分)

 

試験科目 試験内容

第1次試験
教養試験

警察官として必要な一般的知識及び知能について、択一式による筆記試験

 

警察官(A)大学卒業程度、出題数50題、解答時間120分
警察官(B)高等学校卒業程度、出題数50題、解答時間120分

第1次試験
論・作文試験

警察官として必要な思考力、表現力等をみるため、一定の課題による筆記試験を行います。

 

警察官(A)論文試験、解答時間90分
警察官(B)作文試験、解答時間60分

第1次試験
適性試験

警察官として必要な素質及び適性をみるため、簡単な試験を行います

第2次試験
口述試験

主として人物について面接による試験を行います。

第2次試験
適性試験

警察官として必要な素質及び適性をみるため、簡単な試験を行います。
※第1次試験で専門試験を受験した人

第2次試験
身体検査

警察官として職務遂行上必要な身体的条件を有するかどうかをみるため、健康診断書等により判定を行います。

第2次試験
体力検査

警察官として職務遂行上必要な体力をみるため、別表2に示す基準により、次の種目で検査を行います。(20mシャトルラン、腕立て伏せ、握力、立ち幅とび、上体起こし、反復横とび 等)

※第1次試験で行う論・作文試験及び適性試験の評定結果は、第1次試験の合格決定には反映させず、最終合格決定の際に他の試験科目の成績と総合します。
※各試験科目の成績が一定の基準に達しない場合は、他の試験科目の成績にかかわらず不合格となります。ただし、体力検査は、全種目の結果を総合的に判断します。

 

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愛知県職員採用試験 実施結果(データ)

 

https://www.pref.aichi.jp/jinji/syokuin/examination/kekka.html

 

愛知県庁公務員試験対策

 

公務員試験合格者のなかには、予備校などに通わず合格している人も一定数います。独学でも試験突破することも可能ですが、愛知県職員は47都道府県のなかで人気の高い地方公務員になるため、毎年、高倍率を推移している自治体になります。そのため、一次試験で課せられる教養試験、専門試験で高得点を狙った対策が必要になります。

 

そこで、大学や仕事と両立して試験勉強するためには、公務員専門の学校、予備校を利用することが必然的と言えるでしょう。試験までのスケジュールはもちろん、効率的に合格力が身につくよう組まれたカリキュラムや、重要ポイントに絞り込んだ講義、教材は魅力です。また、1次試験対策だけでなく、論文や作文、面接対策も含まれていますので、最終合格するための実力を身につけることができます。

 

さらに、受講スタイルは、通学、通信タイプなどライフスタイルに合わせて選ぶことができるので、大学生、社会町田市の税理士予備校一覧人、フリーターなど様々な受験生が利用できます。また、高校生現役合格を目指すなら、公務員無料セミナーを実施ている学校に足を運ぶのも一つの方法です。