稲沢市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル
平成17年に市制誕生した稲沢市は、東海道と中山道を結ぶ美濃路の宿場町として江戸時代に賑わいを見せていたところです。近年は名古屋からの交通至便の良いまちとして注目され、住宅が多く建設されています。
ここでは、稲沢市採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。
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稲沢市職員採用試験の難易度を徹底検証!
稲沢市が求める職員像
- 全体の奉仕者として自覚と責任を持ち、市民に信頼される職員
- 市民の価値基準を正しく理解し、常に市民の感覚で考える職員
- 意欲的に職務を遂行し、広い視野をもつ職員
- コスト意識を持ち、効率的に職務に取り組む職員
採用試験の情報
10月採用 | 一般事務Ⅰ(大卒)、土木Ⅰ(大卒)、保健師Ⅰ |
---|---|
通常採用 | 一般事務Ⅱ(大卒)、一般事務Ⅲ・障害者対象(高卒)、土木Ⅱ、保健師Ⅱ、保育士、消防(救命救急士) |
※R5年度採用試験実施
稲沢市役所では、一般事務や技術職の土木、保健師、消防士など募集しており、10月採用の早期枠と来年4月採用の通常枠に分けて試験が行われ、一般事務や技術職の土木、保健師、消防士など募集しています。
稲沢市役所の各職種試験難易度ランク
ここでは、行政&事務職をはじめ、資格免許職、消防士、技術職など、大卒、短大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。
Aランク(偏差値60以上) |
なし |
---|---|
Bランク(偏差値59~55) |
一般事務Ⅱ(大卒) |
Cランク(偏差値54~50) |
一般事務Ⅲ・障害者対象(高卒) |
Dランク(偏差値49~45) |
消防士(高卒) |
Eランク(偏差値44~40以下) |
※各ランクの相当するレベル
一般事務&消防は高めの難易度!それ以外は低め
特に通常枠の一般事務Ⅱについては、高めの倍率、試験内容、受験生レベルからして、Bランクに位置づけていますが、政令都市や中核市よりか易しいと思われます。そして、事務、消防以外は2~3倍の倍率になるので、他の自治体よりか易しいと感じられます。
事務(一般行政)の過去3年間の倍率
R5 | R4 | R3 | |
---|---|---|---|
一般事務Ⅰ(大卒) | - | 3.5 | 3.4 |
一般事務Ⅱ(大卒) | 5.4 | 6.6 | 6.0 |
消防(大卒) | 7.0 | 7.0 | 7.0 |
消防(大卒) | 2.5 | 5.0 | 2.0 |
消防(高卒) | 1.3 | 2.3 | 5.5 |
稲沢市事務の倍率は早期採用が平均並み!通常採用がやや高め
早期枠は3倍程度で、通常枠の事務大卒は、例年6倍程度の競争率でやや高めの倍率を推移しています。そして、消防については大卒が高めで、高卒は過去2年間は1~2倍で低い倍率結果になります。
事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ
一般事務Ⅰ(10月採用) | 一般事務Ⅱ | |
---|---|---|
第1次試験 | 一般教養・適性検査 | 一般教養・適性検査 |
第2次試験 | 小論文・個別面接 | 集団討論 |
第3次試験 | なし | 小論文・個別面接 |
稲沢市の一般事務は人物重視の採用試験!
10月採用区分は2次試験、通常区分は3次試験まで実施しており、どちらも一般教養試験が課せられますが、小論文、面接、通常枠は集団討論が実施され、人物評価に重点を置いている試験内容になります。
稲沢市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!
平均年収 592.6万円
平均年齢 40.3歳
平均給料月額 311,000円
平均給与月額 391,904円
平均ボーナス 158.5万円
平均諸手当総額 80,904円
平均退職金 2179.7万円
※2022年実績
稲沢市役所の年収は高い?安い?
20位/愛知県全55自治体
285位/全国地方公務員(全1788自治体)
205位/全国市役所(全772自治体)
稲沢市事務の年収は、県内平均よりやや高めの水準
全国地方公務員、市役所のなかで、稲沢市役所は平均年齢がわかい割に高めの年収を得ている自治体になります。
新卒職員の初任給(地域手当含む)
大卒 203,202円
高卒 168,434円
※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給
経験年数&学歴別平均給料モデル
経験年数10年 | 経験年数20年 | 経験年数25年 | 経験年数30年 | |
---|---|---|---|---|
大学卒 | 32歳 268,500円 | 42歳 369,083円 | 47歳 384,044円 | 52歳 392,772円 |
高校卒 | 28歳 226,500円 | 38歳 ー円 | 43歳 ー円 | 48歳 388,333円 |
※令和4年4月1日時点
大卒、高卒に限らず毎年の昇給で年収は右肩上がりに上昇
稲沢市は大卒、高卒の給料差が他の自治体に比べると少ない傾向にあります。ただ、管理職手当の加算がつく40、50代になると管理職につく割合の多い大卒のほうが平均年収が高い傾向にあります。
級別職員の年代及び給料
等級 | 職務内容 | 1号給~最高号給の給料月額 | 職員割合 |
---|---|---|---|
1級 | 20代 主事補、技師補 | 146,100円~247,600円 | 8.6% |
2級 | 20~30代 主事・技師 | 195,500円~304,200円 | 17.8% |
3級 | 20~40代 主任 | 231,500円~350,000円 | 25.7% |
4級 | 30~50代 主査 | 264,200円~381,000円 | 17.3% |
5級 | 40~50代 主幹 | 289,70円~393,000円 | 19.7% |
6級 | 40~50代 課長 | 319,200円~410,200円 | 7.3% |
7級 | 50代 次長 | 362,900円~444,900円 | 1.9% |
8級 | 50代 部長 | 408,100円~468,600円 | 1.7% |
※令和4年4月1日時点
※稲沢市一般行政職員数467人
稲沢市職員(事務)は、新卒職員は1級の主事補からスタートになり、その後、経験や能力&業績により2級から8級までの階層に属します。1級から3級までは5割の職員が占め、主に20代、30代が多く、40代の職員もいます。そして、4級の主査は、早ければ30代前半、遅くても40代に昇任されその後、主幹、課長へ昇進されている職員がいます。その一方で、主査や主幹で定年を迎える職員もいます。
また、次長、部長は職員全体の4%に満たない割合で、昇進できるのはほんの一握りの職員のみになり、その年収は900万円前後になります。
稲沢市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!
職種 | 平均年齢 | 平均給料月額 | 平均給与月額 |
---|---|---|---|
技能労務職 | 52.6歳 | 298,700円 | 342,990円 |
※令和4年4月1日時点
稲沢市役所の技能労務職の年収を他の職種と比べると、50歳はじめで平均500万円に届かず、かなり低い水準になりますが、稲沢市民の平均年収約350万円に比べると高年収を得ています。
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