一宮市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

1921年(大正10年)市制施行し、古くから繊維産業都市として栄えてきたまちで、一宮市は人口約37万人が暮らす、県内4つ目の中核市になります。モーニング発祥の地とも言われ、市内には多くのカフェが点在しています。そして、中心駅周辺は商業施設やマンションなど都会的な街並みを形成している一方で、少し離れると木曽川が流れ、田園地帯が広がり都会のなかでも田舎暮らしもできるまちです。

 

ここでは、一宮市採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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一宮市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

採用試験の情報

 

5月試験

一般事務(大学・短大卒)
消防・保育士・保健師(大学・短大卒、実務経験者)
土木・建築・電気・機械・化学(大学・短大卒、実務経験者)
一般事務(障害者)

9月試験

一般事務・消防・土木(高卒程度)
作業療法士(実務経験者)・社会福祉士(実務経験者)・臨床検査技師・環境員
一般事務(障害者(大学卒・短大卒・高校卒))
獣医師・薬剤師

※R5年度採用試験実施

 

一宮市役所は、大卒、短大卒、高卒、障害者の区分を設け、事務や技術職、消防職など採用試験が行われました。また、資格免許職は保育士や保健師など例年、実施され、R5年度は作業療法士、社会福祉士、臨床検査技師、獣医師・薬剤師など実施しています。また、一般事務(障害者(大学卒・短大卒))、保育士(大学卒・短大卒・実務経験者)、土木・化学(大学卒・短大卒・実務経験者)など追加募集が行われています。

 

一宮市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政&事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職など、大卒、短大卒、高卒、社会人それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

一般事務(大卒・短大卒)

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

一般事務(高卒)
学芸員
管理栄養士
消防士
保健師(大卒・短大卒)
保健師(実務経験者)
臨床検査技師
環境員
土木(大卒・短大卒)
歯科衛生士

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

なし

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

一宮市事務試験は難関試験!その他の職種もやや高めの難易度

 

受験生レベルや倍率、試験内容からみて、一宮市役所の採用試験は全体的に難易度が高いと思われます。特に、事務はどの区分も政令都市並みの試験になるかと感じられます。また、消防士の倍率は不明ですが、人気の自治体ということもあり、やはり難易度が高い試験になります。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
一般事務(大卒) 10.6 14.6 15.2
一般事務(短大卒) 32.0 11.0 41.0
一般事務(高卒) 16.0 27.0 8.4

 

一宮市事務の倍率はどの区分も例年、高倍率!

 

一宮市は人気の自治体になるので、大卒試験では400名の受験生がチャレンジし、追加募集の際も100人以上が受験しています。そして、短大卒、高卒は採用人数が数名なので毎年、非常に高い倍率結果になっています。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

大卒・短大卒 高校卒
第1次試験 SPI検査または教養試験の選択 一般教養
第2次試験 小論文、適性検査、事務適性試験、面接 小論文、適性検査、面接
第3次試験 面接 面接

 

一宮市事務は3次試験まで実施!1次筆記&2次、3次に人物試験

 

大卒・短大卒の事務試験は、SPIか一般教養試験のどちらか選択できるので、公務員試験対策していない方、既に取り組んでいる方など二ーズに応じて受験できます。そこで、1次試験突破するためには、どちらにしても筆記試験対策が必要です。ライバルと差をつけるためにも得点力UPしておくことが大切です。

 

そして、最終合格は面接試験を中心に決定されるため、万全な体制で試験に臨めるようしっかりと練習しておくことが大事です。

 

一宮市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 590.2万円
平均年齢 41.5歳
平均給料月額 314,969円
平均給与月額 392,069円
平均ボーナス 157.2万円
平均諸手当総額 77,102円
平均退職金 2286.9万円

※2022年実績

 

一宮市役所の年収は高い?安い?

 

23位/愛知県全55自治体
307位/全国地方公務員(全1788自治体)
222位/全国市役所(全772自治体)

 

一宮市事務の年収は全国高めの水準!愛知県では平均並み

 

愛知県自治体年収ランキングでは中間よりやや上ですが、全国地方公務員、市役所のなかでは平均より高い年収を得ています。

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 203,000円程度
短大卒 183,000円程度
高卒 168,400円程度

※R6年4月1日予定
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給 

 

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 271,395円 42歳 365,800円 47歳 387,407円 52歳 416,154円
高校卒 28歳 214,850円 38歳 319,433円 43歳 346,975円 48歳 367,043円

※令和4年4月1日時点

 

一宮市役所事務は大卒高卒の給料差が比較的大きい!

 

大卒42歳、高卒43歳、また、大卒47歳、高卒48歳を同年齢で比べると、およそ3万円の差があり、他の自治体に比べると大きい自治体になります。そして、管理職手当の加算により、さらに大卒職員の年収が上昇!40、50代になると学歴による年収差が広がる傾向にあります。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 書記・技手 150,100円~247,600円 17.4%
2級 20~30代 主事・技師 198,500円~304,200円 12.8%
3級 20~40代 主任 234,400円~354,500円 10.7%
4級 30~50代 主査 266,000円~381,000円 19.5%
5級 30~50代 課長補佐 290,700円~394,000円 20.0%
6級 40~50代 専任課長 319,200円~411,200円 10.8%
7級 50代 課長 362,900円~444,900円 5.8%
8級 50代 次長 408,100円~468,600円 1.7%
9級 50代 部長 458,400円~527,500円 1.4%

※令和4年4月1日時点
※一宮市一般行政職員数1094人

 

一宮市職員(事務)は、経験や能力&業績により、昇給していきますが、まず新卒職員は1級に任命されます。その後、2級の主事に昇任され、早ければ20代のうちに主任、30代で主査、課長補佐に昇進している職員もいます。この5級までは約8割の職員が属し、主査や課長補佐あたりで定年を迎える職員もいます。そして、次長、部長になるとほんの一握りの職員のみ昇進できる役職になり、最高等級の9級は900~1000万円以上の年収が見込まれます。

 

一宮市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 53.4歳 310,089円 363,732円

※令和4年4月1日時点

 

一宮市職員のなかで最も低い年収になる技能労務職は、それでも50半ばで500万円の平均年収を得ており、一宮市民の平均年収約356万円に比べるとかなり高水準になります。

 

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