警視庁の予備校比較ランキング
警視庁では「警察官」及び「事務職員」・「技術職員」の大きく3つの職種で採用試験が実施されています。学歴区分の表記は大卒程度がⅠ類、短大卒程度がⅡ類、高卒程度がⅢ類となっています。採用予定者数・求人募集などを見るとこのうち主流となるのはⅠ類とⅢ類で、Ⅱ類については年度によっては実施されていないケースもありますので、注意が必要になります。このページでは警視庁対策の予備校・専門学校比較ランキングをメイン企画として徹底解説していきたいと思います。
もちろん、通学のスクール塾で通えない方もいると思いますので、警視庁の通信講座・通信教育おすすめランキングとしても参考にして頂ける内容になっています。まずは基本的な情報から説明していきたいと考えていますので、さっそく警視庁予備校をチェックされたい方はページ最後をご覧頂ければと思います。
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男女で多少日程が異なりますので、注意が必要になります。なお、下記は平成28年度警視庁警察官採用試験を参照しています。
男性
Ⅰ類(第一回):1次試験5月1日(日)、2次試験5月28日(土)・29日(日)・6月4日(土)
Ⅲ類(第2回):1次試験9月18日(日)、2次試験10月8日(土)・9日(日)
女性
Ⅰ類(第1回):第一次試験5月1日(日)、第二次試験6月11日(土)
Ⅲ類(第2回):第1次試験9月18日(日)、第2次試験10月10日(月)
全体的に言えるのは一部を除いて世間一般的に休日と言われている日程で試験が実施されています。男性の警視庁警察官は受験者数が多いので、面接試験などの種目がある2次では女性と違って複数の日程に分けて実施されている。
受験資格について
一般的な事務職に比べて年齢以外においても厳しい受験条件・資格がありますので、注意が必要になります。主な項目をまとめてみました。
- 身長(男性はおおむね160cm以上、女性はおおむね154cm以上)
- 体重(男性はおおむね48kg以上、女性はおおむね45kg以上)
- 視力(裸眼視力が両眼0.6以上又は矯正視力が両眼1.0以上)
- 色覚・聴覚
- 疾患
- 身体の運動機能
詳しい警視庁警察官の受験資格については必ず最新版の試験実施要項で確認してくださいませ。
警視庁職員Ⅰ類(事務系)の日程
下記は平成28年度の警視庁職員Ⅰ類採用試験の日程になります。公安系ではなく事務系・行政系で組織をサポートされたい方は必見です。なお、採用区分においては大卒程度だけではなく、Ⅱ類や高校卒業程度のⅢ類の実施もあります。その点についてもシッカリと抑えておきたいところではありますね。なお、技術職の採用も実施されていて建築職、機械職、電気職、心理職の募集もありますので、理系・技術系として警視庁で働きたい方は必見です。
申込受付期間:郵送4月1日(金)~4月20日(水)まで(消印有効)、インターネット4月6日(水)午前10時00分から4月22日(金)午前10時00分まで(受信有効)
第1次試験日:6月5日(日)
第1次合格発表日:6月24日(金)
第2次試験日:7月9日
最終合格発表日:9月中旬
警察官採用
第1次試験:筆記試験においては教養試験(知能分野・知識分野)、論文試験・作文試験、国語試験(記述式・漢字テスト)になります。そのほかにおいては身体検査、適性検査が実施されています。
第2次試験:面接試験、第2次身体検査、第2次適性検査、体力検査(種目としては腕立て伏せ、バービーテスト、上体起こし、反復横飛びなどになります。)
なお、一般的な公務員試験ではあまり見られないのですが所持する資格経歴の評定制度があります。例をいくつか挙げておきたいと思います。
資格加点について
体力系:柔道又は剣道などで初段以上、日本選手権や国民体育大会など全国規模で実施された大会への出場経験
情報処理系:ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者など。
語学:英語(実用英語技能検定2級以上、TOEIC470点以上など。)、中国語、韓国語
申込書の「資格経歴等の申請」に必要事項を記入を忘れないようにすることがポイントになります。その他、証明書類の持参やコピーサイズなど細かい情報については公式サイトを参照してくださいませ。上記の資格加点に該当しない場合でも合格されている方はたくさんいますが、多少なりとも有利になる可能性がありますし、実際に合否を分けた結果を得た方も過去にはいると推測することができますので、該当する可能性があるのであればシッカリと申請しておきたいところではありますね。警視庁試験対策の予備校を利用されている方などであれば講師などにアドバイスを受けるといいかもしれないですね。
警視庁職員Ⅰ類
1次試験:教養試験、専門試験、論文試験
2次試験:面接試験(一般)、事務職以外の区分ですと面接試験(専門)、身体検査、適性検査が実施されています。
①事務区分②建築職・機械職・電気職③心理区分によって実施内容が多少異なりますので、注意してくださいませ。
平均年収750万円~900万円(推定)
警察官の中でも特に給与水準の高い警視庁。それもそのはず東京都は数ある自治体の中でも別格の予算を保有しているので公務員に掛ける人件費も全然違うのだ。東証1部上場企業クラスの年収・給与・賞与ボーナス(期末勤勉手当)に惹かれて就職を志す方も少なくはないはずです。ザックリと新卒ストレート採用・出世コースの例で給料モデルを作成してみましたので、ご覧くださいませ。
25歳(巡査):年収450万円
30歳(巡査部長):年収530万円
35歳(警部補):年収740万円
40歳(警部):年収800万円
45歳(警部):年収960万円
50歳(警部):年収1030万円
55歳(警視):年収1180万円
60歳(警視正):年収1300万円
ノンキャリアであれば出世・昇進を望むのであれば理想的なスピードで階級を上げています。現実的に考えると上記のように順調に出世をする例は同期でも数名程度であると予想することができます。ノンキャリアでも警視、警視正くらいまでは努力次第で可能性としてはあり得ますので、野心のある方は目指してみてくださいませ。警視庁であれば実は年収1000万円の大台を突破するのは少し昔までであればそれほど難しくはなかったのですが、最近では期末勤勉手当(民間で言えば賞与・ボーナス)が削減傾向にありますので、今後は定年近くでも厳しくなるかもしれない。
但し、官舎(社宅みたいな制度)など福利厚生が充実していますので、中小企業で働く一般的なサラリーマンに比べると待遇条件は抜群に良いと言えるでしょう。これだけの平均年収は上場企業でも数少ない。
*上記は「警察官」になります。事務職員の場合ですと当サイト推定年収では650万円~750万円程度になりますので、警察官に比べると100~150万円程度下回ると考えています。
*大卒程度の1類
警察官→10段階中・・・2.5
事務職員→10段階中・・・4
先ほどの警視庁の給料・年収コーナーを見ると非常に高収入になりますので、就職難易度が高いと考える方もいるのですが、実際には数ある中でも狙い目の公務員試験の1つになります。競争率についてはそれなりに高いのですが、受験生が体育会系の方が多いので特に1次試験突破はシッカリ対策をしていれば短期間の勉強でも十分に合格を狙うことができます。
但し、最終合格の鍵になるのが2次試験の面接対策になります。特に独学で勉強されている方など苦戦する方も多いと思いますので、思い切って警視庁の専門学校・予備校を利用してノウハウを伝授してもらうのも1つの手になります。
大規模な書店の方が種類が豊富ですので、おすすめ!なお、漢字テスト・時事対策は忘れないようにしておきたいところになります。国語の記述式試験は侮れないですからね。
最近ですとアマゾン・楽天などインターネット通販でテキスト教材を購入する例が多いと思いますが、中身を見ることができないのであれば多少面倒でも直接行って、分かりやすいと感じる参考書や問題集を選びたいところになります。