農林水産省の年収モデル~年齢・役職別一覧

農林水産省の年収(給料)モデル~年齢・役職別一覧

働くにあたり、やりがいのある仕事であることも重要なポイントになりますが、将来の職業を選択する際は年収についても必須です。特に、公務員は安定した給料が最大の魅力になるわけですが、職種や学歴によっては月額給与に大きな差が生じることを知っておくことも必要です。

 

そこで、国家公務員、中央省庁に憧れている高校生、大学生、短大生、既卒者もいることでしょう。ここでは、農林水産省職員の給与、ボーナスを検証!キャリアVSノンキャリア年収モデルが気になる方、また、地方公務員や民間企業への就職で迷われている方は参考にして下さい。

 

農林水産省の組織、仕事

 

農水省は、日本の行政機関のひとつで、農業や林業、そして水産業に関する省庁になります。大臣官房・5局・農林水産技術会議・地方支分部局から成る「本省」と、林野庁・水産庁から成る「外局」から構成されています。職員数は本省1万4,530人(うち女性2,657人)、林野庁4,621人(うち女性584人)、水産庁856人(うち女性113人)で2019年7月1日現在、総勢 20,471人が働いています。

 

幹部

 

  • 農林水産大臣
  • 農林水産副大臣(2人)
  • 農林水産大臣政務官(2人)
  • 農林水産大臣補佐官(1人、必置ではない)
  • 農林水産事務次官
  • 農林水産審議官
  • 農林水産大臣秘書官

 

内部部局

 

  • 大臣官房
  • 消費・安全局
  • 食料産業局
  • 生産局
  • 経営局
  • 農村振興局
  • 政策統括官

 

地方支分部局

 

  • 地方農政局
  • 北海道農政事務所

 

外局

 

  • 林野庁
  • 水産庁

 

農林水産省設置法
「農林水産省は、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村及び中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、森林の保続培養及び森林生産力の増進並びに水産資源の適切な保存及び管理を図ることを任務とする」(第3条)と規定

 

このように農水省は、農業、畜産業、林業、水産業をはじめ、食料の安全・安定供給、農村の振興などの役割を担っています。

 

農林水産省職員の平均給与、賞与、年収~生涯賃金まで徹底検証!

 

国家公務員の給与は、法律に基づいて定められており、職員の職務の複雑、困難及び責任の度合いに基づいて決められる俸給と、これを補完する諸手当から構成されています。職員の昇給・降給やボーナス(勤勉手当)には、人事評価の結果が反映されます。

 

令和2年国家公務員給与等実態調査によると本府省に勤務する一般職行政職は、平均年齢40.6歳、平均給与月額45万、ボーナス200万円、平均年収740万円、退職金2,140万円(定年)になります。本府省に勤務する農林水産省職員についてもこの金額を参考に推定できます。
※ノンキャリアとキャリアどちらも含まれた金額

 

国家公務員の諸手当

 

扶養手当、住居手当、通勤手当、 単身赴任手当、地域手当、広域異動手当、特地勤務手当、寒冷地手当、特殊勤務手当、超過勤務手当、休日給、夜勤手当、宿日直手当、期末手当及び勤勉手当、本府省業務調整手当、初任給調整手当、専門スタッフ職調整手当、研究員調整手当など

 

大卒VS高卒初任給

 

試験 学歴 級・号棒 月額
総合職 院卒者 2級11号棒 264,400円
総合職 大卒程度 2級11号棒 232,840円
一般職 大卒程度 1級25号棒 225,840円
一般職 高卒程度 1級5号棒 187,920円

※2020年4月1日の実績

 

キャリアVsノンキャリ生涯賃金(~定年まで)

 

農林水産省の生涯賃金(年収)は、国家公務員平均2億8000万円と同等に考えてよいかと思われます。また、キャリア組はそれ以上ということも考えられます。そして、高卒は大卒よりも少ないですが、大学でかかる費用を考えると、最終的に大卒の職員と変わらないとも言われています。

 

農林水産省職員の総合職と一般職年収モデル比較

 

年齢 総合職

(役職・年収)

一般職

(役職・年収)

25歳 係員350万円 係員320万円
35歳 本府省課長補佐730万円 係長450万円
40歳~50歳 本府省課長補佐・課長1,000~1,200万円 係長・課長補佐・室長550~650万円
50歳~ 本府省課長1200万円~ 地方機関課長670万円~
50歳~ 本府省局長1800万円~
50歳~ 事務次官2500万円

 

本府省:1級係員、2級係員、3級係長、4級係長、5級課長補佐、6級課長補佐、7級課長補佐・室長、8級室長、9級課長、10級課長

 

棒給表には課長、係長、係員といった職務段階に応じて、職務の級が定められており、職員が昇進した場合に上位の級に格付けされます。ノンキャリアの多くは、係員から係長とステップアップし、課長補佐までは順調に昇進します。ただ、課長以上になれるかどうかは能力次第になります。

 

また、国家公務員総合職試験合格で採用されたいわゆるキャリアは、スピード出世により入庁時はそれ程変わりませんが、30代になるとかなりの年収UPが見込めます。そして、50代になる頃にはノンキャリアの倍以上の年収が期待できます。

 

また、指定職棒給表が適用される国家公務員職員は総勢1400人余。キャリアが大多数を占め、平均年齢56.7歳、年収1500万~2500万円が見込めます。そのうち農林水産省は約60名になります。

 

指定職俸給表の適用を受ける農林水産省職員数

 

組織 官職
府省 事務次官1名

農林水産審議官1名
官房長、局長6名
政策統括官1名
総括審議官2名
技術総括審議官1名
政策立案総括審議官1名
生産振興審議官1名
部長・局次長8名
審議官10名
参事官2名
農林水産政策研究所長、次長各1名
研究総務官2名
地方農政局長7名

林野庁 長官1名

次長1名
部長3名
森林管理局長7名

水産庁 長官1名

次長1名
部長4名
審議官1名