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皇宮護衛官の予備校比較ランキング

天皇皇后両陛下及び皇族各殿下を護衛する特別司法警察職員になります。あまり知られていないのですが、皇族を守る重要な役割を果たしている警察庁附属機関に勤務する国家公務員になります。(宮内庁と間違える方が多いみたいですので、面接試験等の回答では特に注意する必要があります。)

 

さて、今回紹介するのは皇宮護衛官の予備校・専門学校比較ランキングになります。皇宮護衛官採用試験対策でおすすめのスクール塾に厳選しているので是非参考にして頂ければと思います。なお、試験区分が珍しいこともあり、対応されていない予備校も現実的は結構あります。そんな方のために皇宮護衛官の通信講座・通信教育ランキングも企画していますので、どうぞ最後までチェックして頂ければと思います。なお、試験は大卒程度、高卒程度、武道有段者区分などが例年実施されています。

 

皇宮護衛官の予備校おすすめランキング

 

実力・凄腕の講師陣が揃っている人気の皇宮護衛官専門学校・予備校ランキングになります。通信講座なら東京アカデミー、TAC、ユーキャン、クレアール辺りがおすすめです!

 

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仕事内容・業務内容

 

歴史を振り返ると皇宮警察本部は明治19年(1886年)に誕生しました。当時は宮内省の管轄だったのですが、昭和29年1954年に警察庁の附属機関になりました。採用後の勤務地として挙げられるのは主に赤坂御用地を中心に常盤松御用地、皇居、那須御用邸、葉山御用邸、須崎御用邸、正倉院、京都御所、桂離宮、修学院離宮、御料牧場などになります。数年のスパンで人事異動があるのが一般的ではありますが、可能性としては全国各地に転勤になることもあります。一戸建て・マンションを購入している家族持ちの方であれば単身赴任をしなければいけない場合も・・・。

 

なお、皇宮護衛官の仕事内容のメインは大きく3つに分類されています。

 

  1. 護衛部門
  2. 警備部門
  3. 警務部門

 

護衛部門では天皇皇后両陛・皇族各殿下の護衛(SP)をするのが一般的になります。安全確保はもちろん、各種式典に出席する際にも一番近くで体を張って守ることになります。乗馬のスキルや各種教養が必要な業務内容になりますので、日々知識を深める努力をする必要があります。なお、キャリア次第では憧れの白バイ隊になることも十分に可能です。
警備部門では赤坂御用地・京都御所などの警備がメインになります。天皇誕生や園遊会など各種イベント行事における安全確保も任務の1つになります。また、万が一の有事・災害に備えて日々訓練を実施するのも仕事の1つでその防止のために企画・立案をすることもあります。

 

警務部は簡単に言えば皇宮警察本部全体が活動をスムーズに進めるための部署になります。上記の2つの仕事内容とはちょっと異なり、調整役的な業務が多いのが特徴的になります。デスクーワーク・事務・庶務として働きたい方には良い職場かもしれないですね。具体的な内容としては人事管理・採用・支出収入・予算・福利厚生などになります。また、頻繁にニュースなどでも取り上げられる機会のある音楽隊も警務部になります。

 

組織一覧

 

皇宮警察学校/京都護衛署/赤坂護衛署/吹上護衛署/坂下護衛署/護衛部(第一課・二課・三課・侍衛課)/警備部(第一課・第二課)/会計課/厚生課/警務課/監察課/教養課

 

試験日程・概要について

 

*平成28年度実施試験を基に分析・掲載していますので、ご了承くださいませ。なお、最新情報については公式採用ページをご覧頂ければと思います。なお、例年男女区分なく採用試験を実施していますので、成績がよければ女性でも合格することは可能です。

 

主に3つの試験区分がありますので、それぞれ説明していきたいと思います。

 

皇宮護衛官(武道有段者)選考採用試験

 

採用予定者数:若干名

 

日程:1次試験6月1日→1次合格発表6月16日→2次試験7月5日→最終合格発表7月29日

 

1次試験内容:論文試験、実技試験(柔道又は剣道)

 

2次試験内容:身体測定、身体検査、人物試験(個別面接)

 

こちらは高度な技量と習熟度を見られるので長年武道をしていないと合格するのは難しいでしょう。但し、逆に言えば高等学校で3年間柔道又は剣道を頑張っていた方や全国大会に出場経験がある方にとっては願ってもない試験区分だと思います。

 

大卒程度の皇宮護衛官採用試験

 

採用予定者数:約25名

 

日程:1次試験5月29日→1次合格発表7月6日→2次試験7月12日~7月19日→最終合格発表8月22日

 

第一次試験内容:基礎能力試験(知能分野・知識分野)、課題論文試験(時事問題・事例課題)

 

第二次試験内容:人物試験(個別面接)、身体検査、身体測定、体力検査(上体起こし、立ち幅跳び、反復横飛びなど)

 

ポイントとなるのは教養試験になります。知能分野の比率が高いので文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈を重点的に勉強することで合格得点に達しやすいと考えられます。知識分野においても妥協はできないのですが、時事問題、自然・人文・社会科などある程度教科の的を絞ることで短期的に試験突破を狙えるはずです。対策講座を探しているのであればTACか東京アカデミーがおすすめです。

 

高卒程度の皇宮護衛官採用試験

 

採用予定数:約10名

 

日程:1次試験9月25日→1次合格発表10月12日→2次試験10月24日~10月28日→最終合格発表11月22日

 

1次試験内容:基礎能力試験、作文試験

 

2次試験:人物試験(個別面接)、身体検査、身体測定、体力検査

 

教養試験は解答時間が1時間30分と限られた中で問題を解く必要がありますので、ペース配分をシッカリと養っておきたいところではありますね。また、1次試験に合格してからでは面接試験対策は間に合わないので事前の準備が最終合格の鍵になるでしょう。高卒皇宮護衛官予備校・専門学校は後ほど紹介していますので、チェックしておいてくださいませ。ちなみにⅢ類レベルであれば東京アカデミー、資格スクール大栄がオーソドックスですね。

 

皇宮護衛官の年収・給料

 

平均年収680万円~720万円(推定)

 

都道府県の警察官と同等レベルの給与水準になります。国家公務員の中でも俸給表が異なりますので、一般的な行政職に比べると10%以上は年収が高いと予想することができます。賞与ボーナス(期末勤勉手当)などもありますし、福利厚生も充実していますので、待遇のメリットを感じる方も多いはずです。ちなみに出世・昇進することで定年時の退職金を大幅アップすることも可能になりますので、覚えておきたいところではあります。ノンキャリアの場合ですとある程度の限界はありますが、目指せるところまでは頑張りたいところです。

 

階級制度

 

皇宮巡査→皇宮巡査部長→皇宮警部補→皇宮警部→皇宮警視→皇宮警視正

 

大学卒業者、短大・専門卒業者、高校卒業者で昇任試験に受験することができる採用後の年数や実務経験年数が異なります。

 

皇宮護衛官の難易度・倍率について

 

高卒程度→10段階中・・・3.5

 

大卒程度→10段階中・・・6

 

例年高い倍率・競争率の国家公務員試験になりますので、高卒程度も大卒程度も一筋縄ではいきません。シッカリと勉強に充てる時間を増やすことはもちろん、忙しい方の場合でも皇宮護衛官通信講座を利用するなど効率性をアップさせることが試験突破の鍵になるでしょう。もちろん、通学の予備校で生講義を受けるのも1つの手ではありますが、人それぞれライフスタイルが違いますので、自分に合った手法で対策しましょう。夜間講座もOKですよ!

 

皇宮護衛官の過去問・参考書・問題集の選び方について

 

ピンポイントで考えるとあまり在庫は無いかもしれないです。というかいろいろな書店を見ましたが、皇宮護衛官対策の参考書や過去問を見た記憶がない・・・アマゾンや楽天などの通販サービスでもちょっと探してみるといいでしょう。

 

また、基本的には学歴区分に応じて参考書を購入すれば基礎能力試験は対策できますので、自分にとって分かりやすい・覚えやすいテキスト教材を見つけましょう!