国立国会図書館の予備校比較ランキング

数ある中でも圧倒的な倍率・競争率を誇る超難関試験の1つになります。このページでは国立国会図書館予備校・専門学校比較ランキングの紹介をメインに仕事内容や給料事情・過去問など様々な基礎知識を解説していますので、はじめて受験する方にとっては参考になると思います。もちろん、周辺エリアに校舎が無い方のために国立国会図書館対策の通信講座・通信教育おすすめ特集も用意させて頂いています。

 

国立国会図書館の予備校おすすめランキング

 

難易度が非常に高い試験になりますので、1年前からは筆記試験対策はしておきたいというのが本音になります。やはり国立国会図書館の予備校でカリスマ講師陣に面接対策の極意を受けるのはとてもメリットがあることだと思います。人物試験は独学では難しいですからね。もちろん、国立国会図書館通信講座・通信教育に対応しているスクール塾も多数掲載していますので、通学でいける範囲に校舎が無い方でも安心です。

 

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仕事内容・業務内容

 

歴史を振り返ると昭和23年(1948年)の戦後間もない頃に設立されました。組織としては三施設で主に構成されているのが特徴的になります。

 

  • 東京本館
  • 関西館
  • 国際子ども図書館

 

試験に合格後については概ね上記が勤務先になりますので、覚えておきましょう。

 

概ねの業務内容及び役割としては3つになります。

 

  1. 調査業務
  2. 司書業務
  3. 一般事務

 

組織としては中央図書館の総務部、調査・立法考査局、収集書誌部、利用者サービス部、電子情報部、関西館、国際こども図書館、支部図書館になります。国立国会図書館職員の身分は単なる国家公務員ではなく、国会職員(特別職)になります。仕事内容を把握することは面接対策・作文対策などにも活かすことができますので、入念に調べておきたいというのが本音になります。

 

調査業務の内容とは?

 

国会議員の立法活動をするための重要な役割を担います。例えば法案の分析、国政審議に係る調査などを実施します。国会議員から依頼を受けて調査をするケースもありますし、事前に国会で議題になるだろう?と予想されるテーマや分野を予測調査することもあります。

 

国会議員や議員秘書などと連携して仕事をするケースが多いので様々な勉強になる職業であると言えるのではないでしょうか?国立国会図書館職員の中でも花形部署と言われています。

 

司書業務の内容とは?

 

司書公務員の予備校比較でも紹介しているので暇な時にチェックしておいて頂きたいところではありますね。概ねは地方公務員と仕事内容が被るのですが、膨大な量の資料・書籍があるという点に違いがあるのかもしれない。非常に高価な書物もたくさんあり、日本で数冊しかない本など来世に残さなければいけないものが多数ありますので、管理業務は特に重大な責務を負うと言えるでしょう。

 

司書業務は非常に多岐に渡り、時にはカウンターに立ち来客者への案内・相談・書籍を探したりもします。特にレファレンスサービスのノウハウや資料保存はは大切ですね。

 

一般事務業務

 

企画立案、予算(収入支出)、施設・庁舎の管理、人事など様々な庶務的な業務を担当することになります。総務部や関西館総務課などに配属された時に担当する仕事になります。簡単に言えば国会との調整役や職員の管理などが主な役割になります。

 

試験日程・概要について

 

*平成28年度実施試験を基に掲載しています。最新の情報を調べる方は公式採用ページをご覧くださいませ。

 

以前は高卒程度のⅢ種試験も実施されていたのですが、近年においては大卒程度の総合職、一般職、施設設備専門職員採用試験が主流になっているようです。短大卒・専門卒程度のⅡ種についても実施される可能性は0%ではないと思いますが、確率論で言えば低いと言えるでしょう。高卒程度の国立国会図書館採用試験の方が実施される可能性が高いと個人的には推測しています。

 

総合職試験・一般職試験(大卒程度)

 

日程:1次試験5月21日→1次合格発表6月1日→2次試験筆記6月18日・個別面接6月21日~24日、27日~30日、7月4日、5日のうち指定する日→3次試験8月1日~4日のうち指定する日→最終合格発表8月12日

 

一次試験内容:教養試験(多肢選択式)

 

二次試験内容:専門試験(記述式)、英語試験(記述式)、小論文試験(総合職のみ)、人物試験(個別面接)

 

三次試験内容:個別面接、集団討論(総合職のみ)

 

採用予定者数は例年若干名になっていますので、少ない枠の中で競うことになります。国立国会図書館総合職試験の場合ですとグループディスカッション(グループワーク)が三次試験に実施されていますので、独学で勉強されている方にとっては苦戦する原因になるかもしれないですね。そうならないためにも予備校や通信講座などを利用してシッカリと事前に対策したいところではありますね。また、国際社会に伴い英語スキルも求められてきます。特に資料を探したり、調査をする時の読解力は非常に重要になりますので、その辺りについても試されています。

 

施設設備専門職員採用試験(大卒程度)

 

どちらかと言えば技術系の国会職員になります。情報システム・ネットワーク設備の維持・管理を中心に改修工事・管理業務などになります。採用募集は頻繁には実施されていないので毎年実施要項を確認することを推奨します。
1次試験内容:教養試験

 

2次試験内容:専門試験(多肢選択式)、専門試験(記述式)、個別面接

 

3次試験内容:個別面接

 

採用後の主な勤務地は関西館総務課施設係になります。施設設備専門職員採用試験を受験するなら地方公務員試験の電子・電気・情報職機械職建築職と併願するのも1つの手になります。

 

国立国会図書館の年収・給料

 

平均年収630~650万円(推定)

 

国家公務員一般職と同等レベルの給与及び賞与ボーナス水準になります。危険が伴う仕事や特殊な業務が多い訳ではないので、諸手当関連は通常の行政職と同じような形式になります。

 

 

国立国会図書館の難易度・倍率について

 

一般職(高卒程度)→10段階中・・・6.5

 

一般職(大卒程度)→10段階中・・・8.5

 

総合職→10段階中・・・9.2

 

年度によって倍率・競争率が100倍以上、200倍以上になるケースもある超難関試験になります。このクラスになると実力だけで合格を掴むのは難しいのである程度は運に左右されますね。確かに努力で内定する確率を高めることは可能になりますが、面接官は性格によっても判断が異なりますので、100%まで状態をもっていくのは至難の業です。

 

国立国会図書館の過去問・参考書・問題集の選び方について

 

国立国会図書館対策専用のテキスト教材というのはほとんどないと思いますので、種目ごとに対応している参考書を購入するのが一般的になります。