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【2024年】神奈川県庁の難易度・就職偏差値を判定

最終合格まで難しいとされている公務員は、職種によってかなりの難易度、偏差値の差があります。そこで、日本有数の大都市圏である神奈川県職員の採用試験は難しいのか?気になる公務員受験生は多いのではないでしょうか。

 

神奈川は、1種試験(行政・技術職)、3種試験(行政・技術職)、公立小中学校等事務職員採用試験(1種・3種)、免許資格職職員採用試験、経験者採用試験、警察事務職員採用試験(1種・3種)、警察官(A・B)の採用試験があります。1種試験(行政・技術職)は6月のほかに、10月の秋季チャレンジも実施しています。

 

ここでは、神奈川職員試験区分別の難易度、偏差値、倍率を検証!事務職、技術職、公安職合格を目指す人は参考にして下さい。また、他の自治体、県庁以外の地方公務員(上級・初級)、国家公務員で迷われている方は受験先の比較としてご覧くださいね。

 

神奈川県職員の採用試験難易度・偏差値

 

Ⅰ種 行政

 

Aランク/偏差値65~67

 

試験勉強時間/期間

 

1000時間 / 1年間

 

神奈川県行政職の試験難易度は、政令指定都市(上級)・東京23区・労働基準監督官と同レベルと考えて良いでしょう。そして、国家公務員一般職や国税専門官、地方の県庁よりかは上レベルと考え試験対策しておきたいものです。

 

また、神奈川県職員(行政)の倍率は、過去平均約5.0倍になりますので、簡単に合格できる公務員試験ではありません。一般的に大卒レベルの公務員試験に必要な勉強時間は1000時間以上と言われていますが、自信のない方はそれ以上の時間スケジュールで対策すると良いかと思われます。

 

そして、行政職は秋季チャレンジとして2回の採用試験も行っていますが、この場合、倍率が高い傾向にありますので、1回目よりもさらに難易度がUPします。

 

警察官A

 

Cランク/偏差値50

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~1年間

 

神奈川県警の採用試験は毎年2回行われ、どちらもそれ程変わらない倍率になっています。警察官についても人気の県庁になりますので、倍率は高いもの行政職よりかは2ランク下げた難易度になります。

 

Ⅲ種行政

 

Cランク/偏差値52

 

試験勉強時間/期間

 

400~600時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

試験自体は高卒レベルの内容になるので、公務員試験対策を十分に行うことで合格レベルに達することができます。ただ、神奈川県Ⅲ種行政職はとても人気があり、R1年度については13倍以上の倍率になります。それ以前についても6.9倍、8.1倍と高倍率で、毎年、厳しい採用試験であることは間違いありません。まずは、一次試験で高得点を取れるように勉強する必要があります。

 

警察官B

 

Cランク/偏差値48

 

試験勉強時間/期間

 

400時間 / 6ヵ月

 

公安系公務員のなかでは、消防官よりも難易度が低く、比較的合格しやすい職種になりますが、神奈川警察官Ⅲ種については非常に倍率が高い傾向にあります。そのため、地方の警察官と比べると難易度が高く、筆記試験でライバルと差をつけておくと後々、楽に合格しやすくなります。

 

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神奈川県職員の出身大学が気になる!

 

主に地元の国立大学出身が3分の1以上で、残りは他県の国立大学やマーチ(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)、同等レベルの私立大学が占めています。もちろん、東大や京大も少ないですが神奈川県職員として働いています。

 

また、Ⅲ種行政職については、やはり地元の上位県立高校、私立高校レベルの偏差値があれば、現役合格も夢ではありません。

 

神奈川県職員採用試験の受験者・合格者・倍率推移

 

Ⅰ種

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

行政 757人/187人/4.0倍 978人/164人/6.0倍 970人/198人/4.9倍
農政技術(農業) 29人/8人/3.6倍 36人/6人/6.0倍 28人/5人/5.6倍
農政技術(森林) 22人/8人/2.8倍 27人/5人/5.4倍 26人/4人/6.5倍
水産 17人/1人/17.0倍 28人/3人/9.3倍 33人/5人/6.6倍
総合土木 31/14/2.2倍 53/13/4.1倍 54/22/2.5倍
建設技術(建築) 13人/7人/1.9倍 16人/5人/3.2倍 13人/4人/3.3倍

環境技術
平成30年度まで「化学」で実施

36人/6人/7.2倍 14人/2人/7.0倍 27人/4人/6.8倍
機械 11人/3人/3.7倍 6人/0人/- 8人/2人/4.0倍
電気 7人/0人/- 15人/4人/3.8倍 16人/7人/2.3倍
行政(秋季) 628人/68人/9.2倍 733人/49人/15.0倍 969人/66人/14.7倍
総合土木(秋季) 39人/15人/2.6倍 49人/11人/4.5倍 65人/20人/3.3倍
公立小中学校等事務 52人/6人/8.7倍 56人/10人/5.6倍 57人/14人/4.1倍
警察事務 156人/31人/5.0倍 177人/37人/4.8倍 183人/20人/9.2倍
警察官(第一回)

男1,139人/320人/3.6倍
女340人/57人/6.0倍

男1,223人/296人/4.1倍
女317人/54人/5.9倍

男1193人/259人/4.6倍
女291人/50人/5.8倍

警察官(第二回)

男431人/80人/5.4倍
女135人/27人/5.0倍

男384人/90人/4.3倍
女111人/31人/3.6倍

男443人/95人/4.7倍
女124人/30人/4.1倍

 

Ⅲ種

 

試験区分

令和元年
受験者数/合格者/倍率

平成30年
受験者数/合格者/倍率

平成29年
受験者数/合格者/倍率

行政 209人/15人/13.9倍 172人/25人/6.9倍 267人/33人/8.1倍
建設技術(土木) 5人/1人/5.0倍 6人/2人/3.0倍 8人/4人/2.0倍
電気 1人/1人/1.0倍 募集なし 5人/4人/1.3倍
公立小中学校等事務 74人/6人/12.3倍 123人/13人/9.5倍 90人/18人/5.0倍
警察事務 156人/31人/5.0倍 134人/20人/6.7倍 144人/20人/7.2倍
警察官(第一回)

男1,407人/106人/13.3倍
女372人/30人/12.4倍

男1,125人/113人/10.0倍
女320人/31人/10.3倍

男865人/106人/8.2倍
女209人/40人/5.2倍

警察官(第二回)

男752人/139人/5.4倍
女297人/52人/5.7倍

男498人/120人/4.2倍
女187人/39人/4.8倍

男560人/138人/4.1倍
女168人/39人/4.3倍

 

神奈川県職員採用試験概要

 

Ⅰ種行政・技術職

 

試験科目 試験内容 配点

第1次試験
(教養試験)

行政:【知識分野】 28問中18問選択解答/【知能分野】 22問必須解答

 

●公務員として必要な一般的知識及び知能についての筆記試験(2時間)

100点

第1次試験
(専門試験)

行政:択一式 80問中40問選択解答

 

農政技術(農業)、農政、技術(森林)、建設技術(建築)、環境技術、機械、電気:択一式 40問必須解答

 

総合土木:択一式 50問中22問必須解答、残り28問中18問選択解答

 

●各試験区分に応じて必要な専門的知識についての筆記試験(2時間)

100点

第2次試験
(論文試験)

記述式:1題必須解答 1,200字程度

 

思考力、創造力、論理力、柔軟性等についての筆記試験(1時間30分)

50点

第2次試験
(人物試験)

個別面接2回

 

人柄、性向等についての試験(1回15分、2回30分)

1回50点
2回250点

 

Ⅲ種行政・建設技術(土木)・電気

 

試験科目 試験内容 配点

第1次試験
(教養試験)

【知識分野】 25問必須解答
【知能分野】 25問必須解答

 

●択一式。公務員として必要な一般的知識及び知能についての筆記試験(2時間)

行政200点
行政以外100点

第1次試験
(専門試験)

建設技術(土木)、電気:択一式 40問必須解答
※行政は、専門試験はありません。

 

●各試験区分に応じて必要な専門的知識についての筆記試験(2時間)

100点

第2次試験
(作文試験)

記述式 1題必須解答 600字程度

 

●表現力、理解力等についての筆記試験(1時間)

50点

第2次試験
(人物試験)

個別面接1回

 

●人柄、性向等についての試験(1人30分)

250点

 

警察官A・B(男性・女性)、術科A・B(柔道・剣道)

 

試験科目 試験内容 配点

第一次試験
(教養試験)

A:大学卒業程度の一般的知識(25問)及び知能(25問)についての筆記試験

 

B:高等学校卒業程度の一般的知識(25問)及び知能(25問)についての筆記試験

AB各100点

第2次試験
(論(作)文試験)

A:思考力、構成力等についての筆記試験(論文)1題必須解答 800字程度
B:表現力、理解力等についての筆記試験(作文)1題必須解答 600字程度
※それぞれ1時間

100点

第2次試験
(適性検査)

職務遂行上必要な素質及び適性についての検査 適否

第2次試験
(体格検査)

職務遂行上必要な体格についての検査 適否

第2次試験
(体力検査)

●職務遂行上必要な体力についての検査
項目(実施回数):腕立て伏せ(男性30 回、女性 25 回)、腹筋(男性 30 回、女性 25 回)、バーピーテスト(男性 25 回、女性 15 回)、反復横跳び( 20 秒間を1回)、握力(左右1回ずつ)

適否

第2次試験
(人物試験)

人柄、性向等についての個別面接試験(1人約20分) 200点

第2次試験
(身体検査)

主として胸部疾患、性病等の伝染性疾患、痔疾 、眼疾、耳鼻 咽喉、聴力 、血圧、尿 及び 肝機能等についての医師による検査 適否

 

R1年度試験より受験しやすくなった点

 

  • 1種試験技術系区分(農政技術(農業)、農政技術(森林)、総合土木、建設技術(建築)、環境技術、機械、電気)において教養試験を廃止し、第1次試験を専門試験のみとしました。
  • 経験者採用試験(農政技術(森林)、総合土木、環境技術、電気)において教養試験を廃止し、第1次試験を経験小論文試験のみとしました。
  • 免許資格職職員採用試験の薬剤師・獣医師区分において受験年齢の上限を30歳から36歳に引き上げました。

 

神奈川県庁公務員試験対策

 

県庁のなかでも神奈川は人気のエリアになるため、職員採用試験に向け十分な対策が必要になります。特に行政は、まず筆記試験で高得点を狙うべき勉強が必須です。そこで、地方上級の問題レベルに対応するためには、独学よりか公務員専門の予備校、学校を利用することが、効率的に短期間で合格レベルに導いてくれるはずです。

 

また、論文や人物試験についても配点が高いことから、2次試験もしっかり対策する必要があります。確実に最終合格するためにも、1次試験~2次試験までトータルにサポートしてくれる公務員学校を選ぶことをおすすめします。行政、技術系、学校事務、警察事務、警察官合格実績や口コミ評判など参考にすることも良いですが、無料体験やガイダンスなど積極的に参加することで自分にあった学校を選ぶことができます。

 

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神奈川県職員採用試験 過去の試験・選考実施結果

 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/result_past.html

 

神奈川県職員採用試験対策