鎌倉市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル
武家政権「鎌倉幕府」の中心地として栄えていた鎌倉市は、現在も多くの寺院が点在し、仏教・宗教都市の特徴が強いまちです。また、歴史的建造物が多く残り、たくさんの人が観光に訪れています。そして、都心や近隣の横浜市への通勤率が高く、ベットタウンの特徴をもち、現在、人口17万人が暮らしています。
ここでは、鎌倉市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。
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鎌倉市職員採用試験の難易度を徹底検証!
鎌倉市のあるべき人財・職員像
- 市民憲章と鎌倉市総合計画及び各種行政計画を実践する職員
- 市民に信頼され、市民と協働してまちづくりを進める職員
- 広い視野と時代の先を読む目を持つ職員
- 知識・行動力・仲間と連携する力・コミュニケーション能力を合わせ持つ職員
- 公平性を保ち、かつ、高い公務員倫理を持ち行動する職員
- 迅速性・効率性などのサービスの質的向上に取り組む職員
採用試験の情報
6月試験 |
事務A:大学(院を含む)新卒・第二新卒・専門卒・短大卒 |
---|---|
8月募集(9月試験) |
事務C:(主に高等学校卒業予定者) |
12月募集 |
事務(教育) |
※R5年度採用試験実施
鎌倉市職員採用試験は、6月、9月、12月に実施され、新卒・第二新卒・専門卒・短大卒・高卒や民間経験者、就職氷河期世代、障害者対象など幅広い人がチャレンジすることができます。
鎌倉市の各職種試験難易度ランク
ここでは、事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。
Aランク(偏差値60以上) |
なし |
---|---|
Bランク(偏差値59~55) |
事務A:大学(院を含む)新卒・第二新卒・専門卒・短大卒 |
Cランク(偏差値54~50) |
消防職 |
Dランク(偏差値49~45) |
事務C:高卒 |
Eランク(偏差値44~40以下) |
なし |
※各ランクの相当するレベル
鎌倉市役所は事務採用試験の難易度が高い!それ以外もやや高め
試験は難しくないですが、人気の自治体、高倍率、受験生レベルが高いという点から大卒程度の事務は難関試験と思われます。そして、消防職や保健師、栄養士についても高い倍率結果になるので、事務よりやや低めのCランク上位に位置づけています。また、高卒事務については平均並みの難易度かと思われます。
事務(一般行政)&消防士の過去3年間の倍率
R4 | R3 | R2 | |
---|---|---|---|
事務 | 37.7 | 28.1 | 24.1 |
事務(民間経験者) | 48.2 | 18.7 | 19.4 |
事務(高卒) | 合格者なし | 6.0 | 11.5 |
事務(就職氷河期世代) | ー | 102.0 | 24.0 |
消防職 | 18.83 | 4.64 | 13.4 |
鎌倉市事務は非常に高い倍率を推移!高卒試験は穴場!?
20~30倍と高倍率の事務(大卒等)採用試験は、受験者数が非常に多いなかで採用者は20名程度で、神奈川県内でも高い倍率を誇る自治体です。民間経験者や氷河期世代も平均より高めですが、意外にも高卒試験は、平均より高めであるもの人気の自治体のわりにそれほど高くはないと感じられます。
事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ
1次試験 | WEB試験(知的能力の測定と適性検査) |
---|---|
2次試験 | 個人面接及び本人確認テスト |
3次試験 | 個人面接 |
鎌倉市事務採用試験はシンプル!筆記と面接2回の人物重視試験
1次試験は教養試験よりも易しい筆記試験になりますが、1次試験で振るい落とされないためにも、問題集など活用して試験の傾向を知っておくことが大事です。そして、最終合格のカギは何といっても人物試験(面接)の攻略になります。受験先の自治体に沿って対策することが得点力UPにつながります。各自治体に熟知している専門講師の指導で、短期間で効率的に合格力を身につけることができます。
鎌倉市職員(行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!
平均年収 617.2万円
平均年齢 40.9歳
平均給料月額 302,947 円
平均給与月額 430,281円
平均ボーナス 157.0万円
平均諸手当総額 127,385円
平均退職金 2291.4万円
※2022年実績
市職員の年収は高い?安い?
13位/神奈川県内全34自治体
118位/全国地方公務員(全1788自治体)
91位/全国市役所(全772自治体)
鎌倉市事務職の年収は神奈川平均よりやや高め!全国では上位年収の自治体
鎌倉市役所は平均年齢が比較的若いですが、県内自治体のなかでは平均水準高めとし、全国地方公務員、市役所のなかでは高年収になります。
新卒職員の初任給(地域手当含む)
大卒 224,400円以上
短大卒 204,400円以上
高卒 187,300円以上
※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給
経験年数&学歴別平均給料モデル
経験年数10年 |
経験年数20年 |
経験年数25年 |
経験年数30年 |
|
---|---|---|---|---|
大学卒 | 32歳 273,724 円 | 42歳 348,931円 | 47歳 386,581円 | 52歳 410,936円 |
高校卒 | 28歳 242,120円 | 38歳 327,233円 | 43歳 376,433円 | 48歳 392,139円 |
※令和4年4月1日時点
鎌倉市事務の給料は大卒、高卒の差がない!
毎年の昇給により鎌倉市職員は、大卒、高卒に限らず右肩上がりに年収UPしていきます。そして、大卒42歳、高卒43歳、また大卒47歳、高卒48歳を同年齢で換算して比べると給料の差は感じられません。ただ、40代、50代になると管理職につく割合が多く占める大卒職員のほうが平均的に高年収を得ています。ただ、大学でかかった学費を考えると、大卒、高卒の生涯年収はそれほど変わらないと思われます。
級別職員の年代及び給料
等級 | 職務内容 | 1号給~最高号給の給料月額 | 職員割合 |
---|---|---|---|
1級 | 新卒 事務職員 | 146,100円~247,600円 | 7% |
2級 | 20~30代 事務職員(知識経験必要) | 195,500 円~304,200円 | 21% |
3級 | 20~40代 主事 | 231,500 円~359,000円 | 34% |
4級 | 30~50代 担当係長 | 264,200円~385,800円 | 15% |
5級 | 30後半~50代 課長補佐 | 289,700円~395,000円 | 10% |
6級 | 40~50代 課長 | 319,200円~412,200円 | 8% |
7級 | 50代 次長 | 362,900 円~446,200円 | 4% |
8級 | 50代半ば 部長 | 468,600円~468,600円 | 1% |
※令和4年4月1日時点
鎌倉市職員(事務)は、1級から8級までの階層があり、新卒職員は基本1級からスタートになります。その後は、各級において昇任基準に従い、原則として内部の職員から選考し、上位の職に昇任をしています。
順調であれば新卒から1年後に2級、その後3級の主事、担当係長へは早ければ採用から4~5年後の20代後半で昇格することも可能です。そして、経験値はもちろんですが、能力&実績により採用10年後の40歳ぐらいで課長昇格も夢ではありません。
ただ、課長、次長、部長はほんの一部の職員のみ昇格できる役職になるので、係長や課長補佐で定年を迎える職員もいます。ちなみに、最高等級の8級になると1000万円近い年収が見込めるようになります。
鎌倉市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!
職種 | 平均年齢 | 平均給料月額 | 平均給与月額 |
---|---|---|---|
技能労務職 | 56.6 歳 | 321,365円 | 425,040円 |
消防職 | 37.2 歳 | 287,526円 | 407,595円 |
※令和4年4月1日時点
鎌倉市職員で行政職と消防職の年収を比べると、給料、給与ともに消防職のほうが高めとなっています。そして、職員のなかで低い水準になる技能労務職は、それでも年収約600万円が見込め、一般サラリーマンや鎌倉市民の平均年収に比べると高水準になります。
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