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【2024年】相模原市役所の難易度・就職偏差値を判定

神奈川県第三の都市として発展している相模原市は、緑区、中央区、南区の3区で構成されている政令都市です。関東エリアで地方公務員を目指す人は、選択肢の一つにピックアップしている受験生もいることでしょう。

 

そこで、相模原市採用の試験区分は、大学卒業程度(行政、社会福祉、土木、建築、電気、消防、学校事務)、免許資格職(保健師、保育士、管理栄養士、歯科衛生士、獣医師)、高校卒業程度(行政、消防)のほかに、障害者対象(大卒・高卒)の行政、学校事務があります。また、大卒行政については、一般受験の他に、2021年度から就職氷河期世代を対象にした採用試験が実施されます。

 

ここでは、相模原市職員の難易度、偏差値、倍率を検証!事務職、技術職、公安職合格を目指す人は参考にして下さい。また、他の自治体、地方公務員(上級・初級)、国家公務員で迷われている方は受験先の比較としてご覧くださいね。

 

相模原市役所採用試験の難易度・偏差値

 

大学卒業程度/行政

 

Aランク/偏差値65

 

試験勉強時間/期間

 

1000時間 / 1年間

 

相模原市行政(大卒)の採用試験難易度は、10倍以上の千葉市や名古屋市、静岡市、大阪市、福岡市よりは易しいですが、政令都市の公務員は人気があり、相模原市も例外ではありません。過去2年間の平均倍率は、6.7倍になりますので競争率の高い地方上級試験になります。

 

とにかく受験生レベルは地方の市区町村役場よりも高くなるので、1次の筆記試験で高得点を狙いたいところです。また、2次試験の論述試験100点、個別面談は240点と配点が高く、人物重視の採用試験であることがわかります。最終合格するためには、筆記試験の教養対策と同時に2次試験、3次試験の対策も十分に必要となります。

 

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大学卒業程度/消防

 

Cランク/偏差値52

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~1年間

 

相模原市消防(大卒)の難易度は、2回試験があり、どちらかと言えば1回目の方が合格しやすくなっています。ただ、行政と同様に過去2年間の平均倍率が6.7倍になりますので、簡単に合格することはできません。そして、1次試験は教養試験120点、集団面接120点の配点があるので、どちらも高得点とれるよう対策する必要があります。

 

2次試験の体力検査は、一般的な水準であれば合否に関係ありませんので、個別面接対策が最終合格のポイントになります。

 

高校卒業程度/行政

 

Cランク/偏差値50

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~12ヵ月

 

相模原市行政(高卒)採用試験倍率は、令和元年は6.4倍ありましたが、平成30年度は3.6倍になっています。人気の自治体は10倍以上のところもあり、2年間平均5倍の相模原は、他の政令都市に比べると比較的、合格しやすくなっています。

 

とは言っても1次試験には、教養120点、論述100点、集団面接120点の総合得点の高い受験生が生き残ることができるので、平均して高得点が取れるよう対策する必要があります。

 

高校卒業程度/消防

 

Cランク/偏差値48

 

400~500時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

相模原市消防(高卒)の採用試験難易度は、過去2年間平均10.0の倍率で、非常に人気の高い自治体であることから、最終合格するには難しい試験になります。とは言っても筆記試験は高卒程度の内容になりますので、出題分野一つ一つ攻略して勉強すれば良いでしょう。同時に人物試験対策を行うことで一次試験突破は見えてくるかと思います。

 

相模原市職員の出身大学が気になる!

 

主にMARCHレベルの地元大学や国立大出身者が大半を占めており、東大、早慶など超難関大出身者は少ないですが一定数います。また、偏差値50~55レベルの地元大学出身者も合格しているので、必ずしも一流、有名大学でなくとも相模原市職員として働くことが可能です。そして、高卒程度の行政採用試験は、県内トップ10の県立、私立高校出身が合格しています。

 

相模原市採用試験の受験者・合格者・倍率推移

 

大卒程度

 

試験区分 令和元年受験者数/合格者/倍率 平成30年受験者数/合格者/倍率
行政 577人/107人/5.4倍

1回目620人/89人/7.0倍
2回目182人/24人/7.6倍

社会福祉

1回目46人/16人/2.9倍
2回目25人/6人/4.2倍

1回目41/9/4.6倍
2回目37人/3人/12.3倍

土木

1回目14人/3人/4.7倍
2回目10人/2人/5.0倍

16人/5人/3.2
18人/4人/4.5倍

建築

1回目7人/2人/3.5倍
2回目10人/3人/3.3倍

1回目6人/1人/6.0倍
2回目6人/2人/3.0倍

設備

1回目3人/0人/採用なし
2回目1人/1人/1.0倍

1回目2人/0人/採用なし
2回目5人/2人/2.5倍

電気

1回目9人/1人/9.0倍
2回目6人/1人/6.0倍

1回目5人/0人/採用なし
2回目5人/1人/5.0倍

化学 3人/1人/3.0倍 8人/1人/8.0倍
学校事務 45人/6人/7.5倍 55人/3人/18.3倍
消防

1回目153人/35人/4.4倍
2回目138人/16人/8.6倍

1回目132人/22人/6.0倍
2回目92人/12人/7.7倍

保健師

1回目14人/4人/3.5倍
2回目14人/3人/4.7倍

1回目12人/3人/4.0倍
2回目9人/3人/3.0倍

管理栄養士 56人/4人/14.0倍 79人/6人/13.2倍
獣医師 1人/1人/1.0倍 5人/2人/2.5倍
薬剤師 9人/2人/4.5倍 6人/2人/3.0倍
理学療法士

1回目1人/0人/採用なし
2回目4人/1人/4.0倍

募集なし
保育士 98人/35人/2.8倍 88人/26人/3.4倍

 

高卒程度

 

試験区分 令和元年受験者数/合格者/倍率 平成30年受験者数/合格者/倍率
行政 83人/13人/6.4倍 54人/15人/3.6倍
消防 74人/6人/12.3倍 32人/4人/8.0倍

 

相模原市職員採用試験概要

 

大学卒業程度(行政)

 

試験科目 試験内容 配点
第1試験 教養試験30問(択一式):社会及び時事に関する問題、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈など) 120点
第2次試験

●適性検査:事務能力診断検査
●論述試験:与えられた状況設定(ケース)に対して、発生している問題とその原因・解決策を記述する問題
●個別面談

論述100点
個別面談240点

第3次試験 個別面接 240点

 

相模原市役所行政(就職氷河期世代)について

 

雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った「就職氷河期世代」の活躍の場を広げるため、今年度新たに採用試験を実施します。これまでに正規雇用の機会に恵まれなかった等、様々な苦労や困難な経験を通じて、培ってきた能力や熱意を、相模原市のために発揮できる受験者を対象とします。

 

筆記試験出題分野:60問(択一式)

 

●社会への関心と理解
国内外の重要な出来事に関心をもっていれば解答できる問題、政治や経済にとどまらず、ICT(情報通信技術)や環境問題など様々なニュースについての基本的な理解を問う問題、地方公共団体の制度や近年の課題等に関する問題

 

●言語的な能力
普段目にするような日本語の文章や語彙・用法の理解を問う問題、英文や英語の用法等の理解を問う問題

 

●論理的な思考力
与えられた条件や資料などから論理的に考察することにより正答を導き出す問題など

 

大学卒業程度(消防)

 

試験科目 試験内容 配点
第1試験

●教養試験30問(択一式):社会及び時事に関する問題、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈など
●適性検査:事務能力診断検査
●集団面接

教養120点
集団面接120点

第2次試験

●身体検査:身長・体重、視力、血圧、内科診察、胸部レントゲン、尿検査、心電図、聴力、色覚、腰痛検査
●体力検査:握力、立幅跳び、上体起こし、腕立て伏せ、反復横跳び、5分間走、懸垂
●個別面接

個別面接240点

 

大学卒業程度(学校事務)

 

試験科目 試験内容 配点
第1次試験

●教養試験:教養試験30問(択一式):社会及び時事に関する問題、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈など
●適性検査:事務能力診断検査
●集団面接:対象者に郵送する面接カードを記入して持参

教養120点
集団面接120点

第2次試験 個別面接 240点

 

専門試験の出題分野

 

試験区分 出題分野 問題数
土木 数学・物理、応用力学、水理学、土質工学、測量、都市計画、土木計画、材料・施工など

4問(記述式)
及び
40問(択一式)

建築 数学・物理、構造力学、材料学、環境原論、建築史、建築構造、建築計画、都市計画、建築設備、建築施工など

4問(記述式)
及び
40問(択一式)

電気 数学・物理、電磁気学・電気回路、電気計測・制御、電気機器・電力工学、電子工学、情報・通信工学など

4問(記述式)
及び
40問(択一式)

社会福祉 社会福祉概論(社会保障を含む。)、社会学概論、心理学概論(社会心理学を含む。)、社会調査など 40問(択一式)
心理 一般心理学(心理学史、発達心理学、社会心理学を含む。)、応用心理学(教育心理学・産業心理学・臨床心理学)、調査・研究法、統計学など 40問(択一式)
保健師 公衆衛生看護学、疫学、保健統計学、保健医療福祉行政論など 40問(択一式)
管理栄養士 社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論など 40問(択一式)
獣医師 獣医倫理・動物福祉学、獣医事法規、動物行動学、微生物学、寄生虫病学、動物衛生学、公衆衛生学総論、食品衛生学、人獣共通感染症学、環境衛生学など 6問(記述式)
歯科衛生士 人体(歯・口腔を除く)の構造と機能、歯・口腔の構造と機能、疾病の成り立ち及び回復過程の促進、歯・口腔の健康と予防にかかわる人間と社会の仕組み、歯科衛生士概論、臨床歯科医学、歯科予防処置論、歯科保健指導論及び歯科診療補助論など 6問(記述式)
保育士 社会福祉、子ども家庭福祉(社会的養護を含む。)、保育の心理学、保育原理・保育内容、子どもの保健など 30問(択一式)

 

  • 行政・消防・学校事務(大学卒業程度) の筆記試験(第1次)は、教養試験のみ
  • 社会福祉・土木・建築・設備・電気・化学(大学卒業程度)、保健師、管理栄養士、保育士の筆記試験(第1次)は、専門試験のみ
  • 個別面談:対話形式で人物的側面を評価するもので、受験者と試験官の距離が近く、自己アピールしやすい状況の中で実施

例年、行政、消防、学校事務は教養試験、その他の職は専門試験を実施しており、民間企業志望者でも受験しやすい試験です。

 

高校卒業程度(行政)

 

試験科目 試験内容 配点
第1試験

●教養試験30問(択一式):社会、人文及び自然に関する問題、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈など
●適性検査:事務能力診断検査
●論述試験:与えられた状況設定(ケース)に対して、発生している問題とその原因・解決策を記述する問題
●個別面談:対象者に郵送する面接カードを記入して持参

教養120点
論述100点
集団面接120点

第2次試験 ●個別面接 個別面接240点

 

高校卒業程度(消防)

 

試験科目 試験内容 配点
第1試験

●教養試験30問(択一式):社会、人文及び自然に関する問題、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈など
●適性検査:事務能力診断検査
●集団面接

教養120点
集団面接120点

第2次試験

●身体検査:身長・体重、視力、血圧、内科診察、胸部レントゲン、尿検査、心電図、聴力、色覚、腰痛検査
●体力検査:握力、立幅跳び、上体起こし、腕立て伏せ、反復横跳び、5分間走、懸垂
●個別面接

個別面接240点

 

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相模原市職員採用試験(選考)実施状況・結果

 

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/shokuin_annai/1005289.html

 

相模原市役所公務員試験対策

 

一般的に公務員を目指す人は、資格予備校・専門学校、通信講座を利用して合格している人が多く占めます。もちろん、独学で合格している人もいますが、人気の高い自治体になると、受験生レベル、競争率ともに高いのが特徴です。ライバルが多いということは、高得点を狙う必要性も高くなるということです。

 

高校生や大学生、社会人、フリーター等の受験生が学校や仕事など両立して試験勉強するには、効率的に高い学習効果が発揮できる公務員専門の通学講座、通信講座の利用が得策です。試験合格のためのカリキュラム、教材、学習システムを提供しています。また、1次試験対策だけでなく、論述、面接対策も含まれていますので、最終合格するための実力を身につけることができます。

 

相模原市役所の採用試験は、難易度、偏差値が他自治体と比較しても高い方なので、公務員に注力している受験スクールの利用がおすすめです。

 

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