豊中市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

1936年(昭和11年)市制誕生した豊中市は、平成24年(2012年)4月に中核市に指定され、現在人口40万人が暮らているまちです。そして、住宅都市の特徴に伴い、商業、サービス業が発展し、また、市内にはものづくり産業が集積していることにより、大阪府内財政力指数6位にランクインするなど活気ある経済が魅力です。

 

ここでは、豊中市採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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豊中市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

豊中市役所は、求める人材として「自律人材」「共創人材」「スマート人材」を掲げ、めざすべき職員の姿として「『市民視点』『未来志向』『チームプレー』で質の高い市民サービスをめざす職員」を掲げています。

 

採用試験の情報

 

6月実施

大卒程度
事務職・技術職(土木、建築、電気、機械)
資格免許職
社会福祉職、保育教諭、保健師、薬剤師

9月実施

短大・高校卒
事務職・技術職(土木、建築)、技能職
資格免許職
社会福祉職、社会福祉職(職務経験者)、心理職、心理職(職務経験者)、事務職(司書)、事務職(学芸員

12月実施

技術職(土木/大学卒、短大卒、高校卒)
社会福祉職
社会福祉職(職務経験者A)
社会福祉職(職務経験者B)

障がい者対象 事務職

※R5年度採用試験実施

 

豊中市役所は、6月、9月、12月に採用試験が実施され、事務職や技術職、社会福祉職、資格免許職、消防職など、大卒、短大高卒、民間、障害者の区分を設けて試験が行われました。

 

豊中市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政&事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職などそれぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

事務職(大卒)

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

事務職(短大高卒)
消防士(前期)
管理栄養士
学芸員
薬剤師
作業療法士
診療放射線技師
保健師
社会福祉職
消防士(後期)
大卒技術職
短大高卒技術職
技能職

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

なし

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

豊中市役所の採用試験は、どの職種も難易度が高い!特に事務(大卒)は大阪市より難しい!?

 

難関試験になる豊中市大卒事務の試験は、毎年、1000人以上がチャレンジするなど人気の自治体になるので、受験生レベルは高く、採用人数もそれほど多くないので、超高倍率の試験になります。そして、事務だけでなく、消防士や技術職、資格免許職、技能職まで、全ての採用試験においても平均より高い難易度になります。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R4 R3 R2
事務職(大卒)

24.5
9.9(9月実施)

89.5

92.3(一般教養)
57.2(SPI)
91.6(12月実施)

事務職(短大・高卒) 15.0 107.5

44.0(一般教養)
49.3(SPI)

消防前期
(大卒・短大卒・高卒)

22.0 18.66 66.0

消防後期
(大卒・短大卒・高卒)

8.5 8.6 8.75

※事務倍率は応募者に対しての最終合格者の結果になります。

 

豊中市事務の倍率は全国トップクラス!超高倍率で特に大卒試験は非常に厳しい試験になる

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

大卒 短大卒・高校卒
第1次試験 SPI3 SPI3(基礎能力検査・性格検査)
第2次試験 WEB 面接 面接・小論文・その他
第3次試験 面接・小論文・その他 なし

※その他についての詳細は別途通知

 

大卒は3次、短大高卒は2次試験で最終合格決定!

 

1次試験は教養試験より易しいSPI3試験が実施され、大卒も短大高卒試験どちらも次の試験への通過点として、振るい落とされないためにも、問題集を活用して得点力UPできるよう対策しておく必要があります。

 

そして、大卒は3次試験、短大高卒は2次試験で人物試験が行われます。特に面接は合否を左右する大事な試験になるので、入念な練習で万全な体制で試験に臨めるようにしておくことが大事です。

 

豊中市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 645.2万円
平均年齢 43.3歳
平均給料月額 327,100円
平均給与月額 445,110円
平均ボーナス 172.1万円
平均諸手当総額 117,944円
平均退職金 2181万円

※2022年実績

 

豊中市役所の年収は高い?安い?

 

5位/大阪府全44自治体
21位/全国地方公務員(全1788自治体)
18位/全国市役所(全772自治体)

 

豊中市事務の年収は全国トップクラス!大阪府で5番目に高い自治体

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 222,320 円
短大卒 207,424 円
高卒  190,176 円

※R4年5月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給 

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 265,063円 42歳 340,255円 47歳 387,075円 52歳 397,190円
高校卒 28歳 229,100円 38歳 324,300円 43歳 359,867円 48歳 373,067円

※令和4年4月1日時点

 

採用10年~25年にかけて給料UP!その後は緩やかに上昇

 

豊中市役所の事務職は、40歳半ばまでは大卒、高卒の給料差がなく、40後半になるとやや差が見られます。そして、学歴に関係なく毎年の昇給により、年収は徐々にUPし、30代半ば頃になると民間企業の平均年収よりも高い傾向になります。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 50代 部長・理事 458,400円~527,500円 1.5%
2級 50代 次長・参事・課長・主幹 362,900円~448,800円 12.6%
特3等級 40~50代 課長補佐・副主幹 319,200円~412,200円 14.2%
3級 30~50代 係長・主任・主査 264,200円~388,700円 38.7%
4級 30~40代 主事 231,500円~350,000円 17.9%
5級 20~30代 事務職員・技術職員 190,400円~304,20円 13.8%
6級 新卒・20代 事務職員・技術職員 146,100円~247,600円 1.3%

※令和4年4月1日時点

 

豊中市職員(事務)は、経験、能力&業績等の人事評価により、6級から1級までの階層に属し、新卒職員は6級からのスタートになります。翌年度には5級に昇級し、4級の主事は早ければ20代後半、遅くても30代に昇任されている職員が多いようです。そして、係長、主任、主査は40代ぐらいに昇任されますが、その後、課長補佐に昇任できるか、そのまま3級で定年を迎えるかは職員一人ひとりによって違いがでてきます。

 

順調であれば課長補佐、そして主幹、課長に昇進することができますが、次長、参事、部長、理事になるとほんの一握りの職員のみ昇進できる役職になります。ちなみに最高等級の1級は900~1000万円以上の年収が期待できます。

 

豊中市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 50.3歳 339,900円 444,761円
税務職 43.9歳 323,400円 433,248円
福祉職 40.2歳 293,900円 369,245円
消防職 38.6歳 322,200円 449,777 円
看護・保健職 40.8歳 300,600円 408,716円

※令和4年4月1日時点

 

豊中市職員それぞれ職種別に年収を比べると、最も高いのが諸手当が高い消防職で、その次に、ほぼ同じぐらいの年収になる行政職と税務職です。次に看護・保険職、福祉職になります。そして、豊中市の技能労務職は、実は行政職(高卒)とそれほど変わらない給料を得ており、他の自治体の同業種と比べてもかなり高水準で高年収を得ています。

 

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