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堺市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

府内で2番目に人口が多い堺市は、政令都市のなかでは2番目に面積が小さく、人口密度の高い都市になります。大阪市のベットタウンの特徴を持つことから、居住人口に比べて昼間人口の割合が低いのが特徴です。そして、歴史・文化・伝統などが今も残され、市域は大都市から住宅街、田園風景まで様々な様相が見られます。

 

ここでは、堺市採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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堺市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

堺市が求める職員像

  1. 公務員としての高い志を持ち、市民と思いを共有できる人
  2. 幅広い視野と柔軟な思考力があり、やり抜くことができる人
  3. 堺への熱い思いを持っている人

 

採用試験の情報

 

5月試験 大学卒程度(事務、土木(農学・造園を含む。)、建築、機械、電気、化学、消防吏員Ⅰ・Ⅱ、消防吏員Ⅲ・Ⅳ(航海・機関))、社会福祉、心理、保健師、保育教諭、薬剤師、獣医師、任期付短時間勤務職員(事務)
9月試験 高校卒程度(事務、土木(農学・造園を含む。)、機械、電気、消防吏員、消防吏員(航海・機関))、司書、学芸員〈考古学〉、精神保健福祉士、歯科衛生士、管理栄養士、障害者対象選考(事務、学校事務)、学校事務(一般)、社会人(事務、土木(農学・造園を含む。)、建築、設備)、社会人【就職氷河期世代等】(事務、土木(農学・造園を含む。)、建築、設備、社会福祉、心理)、キャリア・リターン(土木(農学・造園を含む。)、建築、設備)
9月試験追加分 保育教諭(任期付職員)、事務A・B(任期付短時間勤務職員)
1月試験 大学卒程度(土木(農学・造園を含む。))、保育教諭(任期付職員)、事務(任期付短時間勤務職員)

※R5年度採用試験実施

 

堺市役所は、5月、9月、1月に大卒、高卒、社会人、氷河期世代の区分を設け、事務職、技術職、資格免許職、消防職など採用試験が行われました。R5年度からは大学卒程度の第一次試験は適性検査(SPI3)のみ、大学卒程度(事務)で実施していた専門試験(択一式)は廃止になりました。また、社会人技術職の第一次試験は適性検査(SPI3)のみで、幅広い人が受験しやすくなっています。

 

堺市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政&事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職などそれぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

大学卒程度(事務)

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

氷河期世代(事務)
学校事務(一般)
社会人(事務)
司書
学芸員
管理栄養士
精神保健福祉士
高校卒程度(事務)
消防吏員Ⅰ・Ⅱ
消防史員(高卒)
社会福祉、心理、保育教諭
薬剤師、獣医師
技術職(大卒)

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

技術職(高卒)
技術職(社会人)(就職氷河期世代等)

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

堺市役所の採用試験はどの職種も難易度が高い!特に事務系、資格職は難関試験

 

堺市は大阪第二の都市、政令都市ということから、公務員受験生から人気の自治体になり、例年、多くの人がチャレンジしています。高倍率に加えて受験生レベルが高いので、どの試験も難易度、偏差値ともに高めと思って試験に臨まれると良いでしょう。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R5 R4 R3
大学卒程度(事務) 9.02

9.58(4月実施)
4.68

12.2(4月実施)
4.86

高校卒程度(事務) 4.0 4.0 3.7
学校事務(一般) 16.28 20.0 26.8
社会人(事務) 6.09 18.3 9.11
氷河期世代(事務) 33.33 25.0 41.3
消防吏員Ⅰ 14.46 3.9 5.11
消防吏員Ⅱ 6.91 4.33 5.25
消防史員(高卒程度) 6.45 7.75 10.81

 

堺市事務の倍率は大阪市より高い!大卒&社会人(氷河期世代)は高倍率

 

大卒程度は平均9倍程度で、社会人は過去3年間を平均にすると10倍以上、さらに氷河期世代は25~40倍と非常に高い倍率結果になります。また、学校事務も平均にすると20倍の倍率になり、厳しい試験の一つになります。その一方で高卒程度は4倍程度で、政令都市のなかでは低めの倍率結果になっています。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

大卒程度 高卒程度 社会人・氷河期世代
第1次試験 適性検査(SPI3) 一般教養試験 基礎能力試験
第2次試験

論文試験
個別面接

論文試験
個別面接

論文試験
個別面接

第3次試験 個別面接 なし 個別面接

 

堺市事務試験は人物試験の配点がかなり高い!

 

大卒程度、社会人、氷河期世代の区分は3次試験まで、高卒程度は2次試験まで実施します。大卒程度、社会人、氷河期世代については、第二次試験、第三次試験の結果と総合して得点順に最終合格が決定されます。そして、高卒程度については1次、2次試験の総合得点の高い順に決定され、どの区分も個別面接の配点の割合が高いのが特徴です。

 

受験者が多い自治体ですので、ライバルと差をつけるためにも人物試験に熟知している公務員予備校の活用がおすすめです。

 

1次試験の筆記試験は通過点!振るい落とされないためにも対策が必須

 

教養試験(高卒程度)
文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈に関する一般知能、社会科学・人文科学・自然科学に関する一般知識等
基礎能力試験(社会人・氷河期世代)
文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈に関する一般知能、時事問題等(短大卒業程度の試験)

 

 

堺市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 606.1万円
平均年齢 42.1歳
平均給料月額 315,054円
平均給与月額 415,465円
平均ボーナス 157.8万円
平均諸手当総額 100,432円
平均退職金 2220.8万円

※2022年実績

 

堺市役所の年収は高い?安い?

 

24位/大阪府全44自治体
181位/全国地方公務員(全1788自治体)
11位/政令指定都市(全20自治体)

 

堺市事務職の年収は全国地方公務員で高水準!ただ政令都市や府内自治体では平均並み

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 207,000 円程度
高卒 178,970 円

※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給 

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数10年 経験年数20年 経験年数25年 経験年数30年
大学卒 32歳 254,818円 42歳 345,901円 47歳 394,418円 52歳 404,470円
高校卒 28歳 228,957円 38歳 312,967円 43歳 345,475円 48歳 387,900円

※令和4年4月1日時点

 

大卒、高卒の給料差は少し!年1回の昇給で年収は徐々にUP

 

堺市は特に採用10年から25年にかけての昇給率が高く、その後は緩やかですが多少なりとも給料が上昇しています。そして、40歳以降になると管理職につく人は手当の加算により、管理職についていない人との年収の差が大きくなります。また、管理職には主に大卒職員が多く占めていることから、大卒職員のほうが平均年収が高い傾向にあります。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 主事 147,700円~250,200円 5.5%
2級 20~30代 主事 193,600円~310,600円 30.5%
3級 20~40代 副主査 232,800円~379,800円 18.3%
4級 30~50代 係長・主査 240,600円~400,100円 21.3%
5級 40~50代 課長補佐・主幹 307,200円~417,200円 11.5%
6級 40~50代 課長・参事・副理事 330,000円~456,600円 9.6%
7級 50代 部長・副区長・部理事 428,700円~510,600円 2.3%
8級 50代 監・局長・区長・理事 476,500円~562,200円 0.9%

※令和4年4月1日時点
※堺市一般行政職員数3167人

 

堺市職員(事務)は、1級から8級までの階層があり、4級までの職員は約75%になります。1級、2級は主に20代が占め、3級の副主査は30歳ぐらいで昇任されている職員が多いようです。その後、40歳にかけて主査、係長へ昇進することができます。そして、能力&業績により主幹、課長補佐に昇任される人もいれば、4級の係長、主査で定年を迎える職員もいます。

 

また、6級になると大卒職員が大半を占め、さらに、7級、8級になると大卒職員でもほんの一握りの職員のみ昇進できる役職になります。ちなみに最高等級の8級は、900~1000万円以上の年収が見込まれます。

 

堺市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 55.4歳 308,969円 375,286円
教育職 高等学校 41.1歳 350,961円 428,463円
教育職 小・中学校(幼稚園) 37.9歳 336,853円 408,246円

※令和4年4月1日時点

 

堺市職員の年収は、行政職と教育職を比べると、給料は教育職のほうが高いですが、諸手当は行政職のほうが高く、年収にすると同じぐらいかと思われます。

 

そして、職員全体のなかで最も低い水準になる技能労務職はですが、堺市は、他の自治体と比較してみると平均より高い年収になります。50代半ばで平均500万円以上の年収を得ることができ、一般サラリーマンや堺市民平均年収より高額になります。

 

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