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大阪市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

西日本、近畿地方の経済・文化・交通の中心都市になる大阪市は、24の行政区で構成され、277万人暮らす大都市になります。お笑いと独自の食文化、また歴史的文化財も多く、国内有数の観光地として多くの人が訪れています。そして、大企業の本店や支店なども多く置かれ、商いのまち、ものづくりのまちの特徴もあります。

 

ここでは、大阪市採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

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大阪市職員採用試験の難易度を徹底検証!

 

大阪市は、『高い志を持ち、多様な価値観を理解し、チャレンジ精神あふれる自律的な人材』を職員として求めています。

 

採用試験の情報

 

6月実施

大学卒程度
事務行政(22-25)
技術職(都市建設、建築、機械、化学、造園、電気・電子・情報)
社会福祉
消防吏員A(22歳~27歳)Ⅰ(4月採用)・Ⅱ(10月採用)
保育士A
短大・高専卒程度
技術職(都市建設、建築)
保育士B(短大卒)
高校卒程度
消防吏員B(18歳~21歳)Ⅱ(10月採用)

8月実施 社会人等技術(電気・電子・情報)
9月実施

司書
高卒程度
事務行政(18-21)
技術職(都市建設、建築、機械、電気・電子・情報)
消防吏員B(18歳~21歳)Ⅰ(4月採用)
学校事務

10月実施

事務行政(26-34)
大学卒程度技術(都市建設、建築)
社会人等技術(都市建設、建築、機械)
社会人等社会福祉(有資格)
社会人経験者社会福祉
社会人等社会福祉(46-53)
社会人経験者保育士
保育士A[追加募集][大学卒程度]
保育士B[追加募集][短大卒程度]

障がい者対象 事務職員[高校卒程度]

※R5年度採用試験実施

 

大阪市役所は、行政事務、技術職、消防職、保育士、社会福祉など募集し、大卒、短大・高専卒、高卒、社会人、障害者等の区分を設け、6月、8月、9月、10月に採用試験が実施されました。

 

大阪市役所の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、行政&事務職をはじめ、消防士、資格免許職、技術職などそれぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA~Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク(偏差値60以上)
※国家一般職(大卒)、外務省

なし

Bランク(偏差値59~55)
※地方上級(政令都市)、東京消防庁

事務行政(22-25)
司書

Cランク(偏差値54~50)
※地方中級、国家一般職 (高卒)、消防士(大卒)

事務行政(26-34)
事務行政(18-21)、学校事務
消防史員AⅠ
消防史員AⅡ
消防史員BⅡ
消防史員BⅠ
保育士
社会福祉
大卒程度技術職(都市建設、建築、機械、化学、造園、電気・電子・情報)

Dランク(偏差値49~45)
※地方初級、警察官(大卒)、消防士(高卒)

高卒程度技術職(都市建設、建築、機械、電気・電子・情報)
社会人等技術(都市建設、建築、機械)

Eランク(偏差値44~40以下)
※警察官(高卒)、自衛官

なし

※各ランクの相当するレベル

 

大阪市採用試験の難易度は全国平均より高め

 

大阪市役所は、どの職種試験もそれほど高い倍率ではありませんが、近畿・関西エリアの公務員受験生から人気自治体になるので、毎年、数多くの方が試験にチャレンジしています。そのため受験生レベルが高いことが伺えます。そういったことから、大阪市は全体的に難易度、偏差値が高い傾向にあり、特に事務行政はどの区分も難関試験になると思われます。

 

また、司書についてはR5年度試験では30倍以上の倍率結果になっていますので、Bランクに位置づけています。

 

事務(一般行政)の過去3年間の倍率

 

R5 R4 R3
事務行政(22-25) 4.34 3.26 3.95
事務行政(18-21) 4.23 3,43 3.15
事務行政(26-34) 7.74 7.06 7.0
学校事務 6.05 4.9 98.0
消防史員AⅠ 5.31 8.88 7.11
消防史員AⅡ 2.79 3.70 5.17
消防史員BⅠ 6.1 9.64 7.81
消防史員BⅡ 8.66 14.20 20.8

 

大阪市役所事務倍率はやや高め!大卒・高卒3~4倍、社会人は7倍推移

 

毎年、大卒程度の事務は1000人以上がチャレンジしていますが、その分採用人数が多いため、結果的にはそれほど高倍率というわけではありません。社会人にしても、ほかの自治体では10倍以上が当たり前なので、そこまで高い倍率結果ではないようです。そして、消防史員については、大卒程度、高卒程度、それぞれ2回実施され、総合的に高い倍率結果になっています。

 

事務(一般行政)の試験内容!対策まとめ

 

事務行政(22-25)

事務行政(18-21)
学校事務(高卒程度)

事務行政(26-34)
第1次試験

適性試験(SPI3)
筆記試験※1

教養試験・作文

適性試験(SPI3)
企画論文※2

第2次試験 口述試験(個別面接) 口述試験(個別面接) 口述試験(個別面接)

※1 論文(行政)、論文(デジタル)、択一式(法律)から選択
※2 行政又はデジタルの選択

 

高卒程度(18-21)以外は1次、2次の総合得点の高い順に最終合格決定

 

大阪市役所の事務行政試験は、(22-25)と(26-34)の区分は第1次試験及び第2次試験の結果を総合的に判定し、(18-21)区分と学校事務については、2次試験の結果を総合的に判定して合格者決定されます。2次試験の口述試験(個別面接)が最終合格のカギとなり、万全な練習で試験に臨めるようにしておくことが大切です。

 

1次試験通過するためにも筆記試験対策必須

 

筆記試験(22-25)
企画提案に必要な論理的思考力や発想力などを問う論文を出題します(記述式)。
○「論文(デジタル)」
・デジタルに関連する分野について、基礎的な知識や論理的思考力、発想力などを問う論文を出題します(記述式)。
○「択一式(法律)」
・法律面における素養(リーガルマインド)などを問います。
・憲法、民法、行政法、刑法、政治学・行政学、社会事情について 30 問中 25 問選択解
教養試験(18-21)と学校事務 45問中40 問選択解答
◯人文・社会・自然科学の知識分野について20問中15 問選択解答
◯文章理解・判断推理・資料解釈などの知能分野等について25問全問解答
SPI適性検査(22-25)と(26-34)
言語的理解力、数的処理能力及び論理的思考力など能力検査のみ実施します。

 

大阪市職員(一般行政職)の年収・給与・賞与について徹底調査!

 

平均年収 640.7万円
平均年齢 43.4歳
平均給料月額 314,200円
平均給与月額 437,992円
平均ボーナス 171.9万円
平均諸手当総額 123,792円
平均退職金 2262.5万円

※2022年実績

 

大阪市役所の年収は高い?安い?

 

7位/大阪府全44自治体
36位/全国地方公務員(全1788自治体)
4位/政令指定都市(全20自治体)

 

大阪市事務は全国上位の年収自治体!

 

全国地方公務員、市役所のなかで高い水準になる大阪市役所ですが、府庁所在地でありながら、以外にも大阪府内では7位という結果になります。

 

新卒職員の初任給(地域手当含む)

 

大卒 184,300円
高卒 154,200円

※R5年4月1日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給 

 

経験年数&学歴別平均給料モデル

 

経験年数5年 経験年数10年 経験年数15年 経験年数20年 経験年数30年
大学卒 27歳 215,900円 32歳 253,600円 37歳 283,400円 42歳 343,100円 52歳 426,100円
高校卒 23歳 177,100円 28歳 209,600円 33歳 246,500円 38歳 305,900円 48歳 346,500円

※令和4年4月1日時点

 

年1回の昇給により大卒、高卒限らず年収上昇!30代以降、民間企業より高めの年収

 

大阪市事務の給料は、一定のペースで毎年、昇給し、入庁、20代こそサラリーマンより少ない年収ですが、採用から10年後の30歳前後になると大卒、高卒に限らず450万、40歳で600万以上の年収が見込めます。また、管理職手当が加算される50代職員になると給料はそれほど変わりませんが、年収の差が大きく広がります。特に管理職の割合が多い大卒職員のほうが高年収を得ているということになります。

 

しかし、大学でかかった学費を考えると、大卒、高卒の生涯年収は同じぐらいであると思っても良いでしょう。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級 職務内容 1号給~最高号給の給料月額 職員割合
1級 20代 係員 137,900円~229,900円 8.1%
2級 20~30代 高度業務の係員 166,200円~304,300円 22.8%
3級 20~40代 主務 222,200円~344,000円 23.6%
4級 30~50代 係長 264,300円~372,500円 28.0%
5級 40~50代 課長代理 339,000円~413,800円 8.2%
6級 40~50代 課長 371,400円~450,800円 6.7%
7級 50代 部長 473,500円~482,000円 1.8%
8級 50代 局長 518,600円~564,500円 0.6%
公募区長 660,900円~720,300円 0.6%

※令和4年4月1日時点
※大阪市一般行政職員数10,753人

 

大阪市行政(事務)は1級から8級までの階層、その上に公募区長があります。4級までに8割の職員が占め、1級は新卒職員、20代前半、2級は30代前半あたりまでの職員が属しています。3級の主務は、早ければ20代後半、一般的に30歳ぐらいに昇任されている職員が多いようです。

 

また、4級の係長は40歳以降に昇級している職員が多いですが、5級以降になると属している職員の割合がぐんと下がり、係長で定年を迎える職員か、昇進する職員に分かれてきます。そこで、課長になると大卒職員が多く占めていますが、高卒職員も能力&業績により承認されています。ただ、部長、局長になると大卒職員でもほんの一握りの職員のみ昇進できる役職で、最高等級の8級は年収1000万円以上見込まれます。

 

大阪市職員(行政職以外)の給与、平均年収を調査!

 

職種 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額
技能労務職 52.7歳 280,300円 363,175円
高等(専修)学校教育職 61.7歳 283,600円 331,234円
小・中学校(幼稚園)教育職 39.5歳 326,800円 410,311円

※令和4年4月1日時点

 

大阪市職員の年収は、行政職と教育職(小中学校)を比べると給料は教育職のほうが高めですが、給与は行政職のほうが高いため、総合的に行政職のほうが高い年収になります。そして、技能労務職については、他市の同業種と比べると平均より高めの水準になっています。

 

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