【2020年】埼玉県庁の難易度・偏差値を判定

【2020年】埼玉県庁の難易度・就職偏差値を判定

40の市、22の町、1つの村がある埼玉県は、人口約734万人が居住している関東地方にある、海に面さない内陸県です。市の数40は日本の都道府県で最多、市町村数63は日本国内第3位になります。

 

そこで、地方公務員を目指すにあたり、候補の一つに埼玉県をピックアップしている高校生、短大・大学生、社会人もいることでしょう。採用試験は、大卒程度に上級試験(一般行政、福祉、心理、設備、設備(警察)、総合土木、建築、化学、農業、林業、小・中学校事務、警察事務)、免許資格試験(薬剤師、獣医師、保健師、保健師(警察)、管理栄養士、栄養士、司書)があります。

 

また、高卒程度に初級試験(一般事務、設備、総合土木、小・中学校事務、警察事務)、社会人向けに経験者試験(民間企業等職務経験者区分、海外活動等経験者区分)があります。さらに、埼玉県警察はⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類、国際捜査Ⅰ類、武道・体育指導Ⅰ類、サイバー犯罪捜査Ⅰ類・Ⅱ類など、採用試験を設けています。

 

そして、就職氷河期世代を対象とした職員採用選考についても埼玉県でも実施しており、2020年は一般事務5人程度の募集を行っています。

 

ここでは、埼玉県職員試験区分別の難易度、偏差値、倍率を検証!事務職、技術職、公安職合格を目指す人は参考にして下さい。また、政令都市や市町村役場等の地方公務員、国家公務員で迷われている方も受験先の比較としてご覧くださいね。

 

埼玉県職員採用試験の難易度・偏差値

 

上級試験(一般行政)

 

Aランク/偏差値65

 

試験勉強時間/期間

 

1000時間 / 1年間

 

地方上級にあたる埼玉県職員採用試験は、都庁よりかは易しく、東京特別区や他、主要都市の県庁と同じぐらいの難易度かと思われます。過去3年は、5~6倍を推移しているので、簡単に合格することはできません。埼玉県一般行政試験は、一次試験で教養試験、専門試験の2つが課せられ、同等の配点になりますので、双方の試験対策が必要になります。

 

ちなみに、埼玉県小・中学校事務採用試験については、一般行政よりか難易度は下がりますが、倍率が7~8.0倍で推移しているので、最終合格するには難しいと考えられます。

 

免許資格(薬剤師、獣医師、保健師、保健師(警察)、管理栄養士、栄養士、司書)

 

Bランク/偏差値60

 

試験勉強時間/期間

 

800時間 / 1年間

 

獣医師、保健師は2.0台の倍率で比較的合格しやすいですが、管理栄養士、司書については高倍率になっています。特に、司書は人気があり、過去3年9~10.0倍を推移しています。倍率が高い職種については、平均以上に高得点を狙うための勉強量が必要になります。

 

Ⅰ類警察官

 

Cランク/偏差値52

 

試験勉強時間/期間

 

500~800時間 / 6ヵ月~1年間

 

埼玉県警採用試験は、2回に分けて実施され、昨年(2019)に関しては1回目の方が高かったですが、どちらかというと2回目のほうが倍率が高い傾向になっています。一次試験では武道における加点が設けられていますが、その点は5点。配点の高い教養試験と体力検査ともに十分な対策をして、ライバルを引き離す必要があります。

 

初級試験(行政一般)

 

Cランク/偏差値52

 

試験勉強時間/期間

 

400~600時間 / 6ヵ月~10ヵ月

 

初級一般事務(埼玉県)の合格倍率は、200人以上の受験者数に対し20人程度の採用であることから、毎年11.0倍以上になります。高卒程度の試験内容であるため、それほど難しくはありませんが、受験生レベルが高いことから高得点を取らなければ一次試験突破できません。

 

Ⅱ類・Ⅲ類警察官

 

Cランク/偏差値48~50

 

試験勉強時間/期間

 

400時間 / 6ヵ月

 

Ⅱ類警察官については、毎年、高倍率を推移し、特に男性は過去3年間1回目は20.0倍以上になります。2018年度に関しては1回目、2回目ともに20.0倍の実施結果になります。また女性も男性同様に高い倍率の傾向があります。

 

そして、Ⅲ類については、Ⅱ類よりも倍率は下がりますが、それでも過去3年間平均は男性8,0倍、女性10.0倍になります。埼玉県警短大卒、高卒試験は、主要都市のなかでも倍率、難易度が高い傾向があります。

 

埼玉県職員の出身大学が気になる!

 

上級一般行政職に関しては、MARCHレベルの地元大学の学部卒が占める一方で、地元国立大学や埼玉出身の東大、早稲田の高学歴者も一定数います。また、初級一般事務に関しては、県内トップクラスの公立高校、私立高校レベルの学力があれば、一次試験突破は容易であると思われます。

 

二次試験については、人物重視になるので、頭の良い学校出身だからといって、必ずしも合格できるとは限りませんが、しっかりと対策することで現役合格が期待できそうです。

 

埼玉県職員採用試験の受験者数・合格者数・倍率推移

 

上級試験

 

試験区分 令和元年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

一般行政 1251人/241人/ 5.2倍 1458人/244人/6.0倍 1448人/252人/5.7倍
福祉 88人/33人/2.7倍 65人/32人/2.0倍 69人/2.7人/2.6倍
心理 36人/13人/ 2.8倍 31人/11人/2.8倍 38人/13人/2.9倍
設備 受験57人※うち新方式12人

合格19人※うち新方式6人
3.0倍、※新方式2.0倍

受験64人※18人

合格17人※7人
3.8倍※2.6倍

受験60人※11人

合格22人※8人
2.7倍※1.4倍

設備(警察) 2人/1人/2.0倍 募集なし 募集なし
総合土木 受験88人※うち新方式7人

合格35人※うち新方式2人
2.5倍、※新方式3.5倍

受験102人※8人

合格45人※1人
2.3倍※8.0倍

受験121人※7人

合格44人※0人
2.8倍※ー

建築 受験19人※うち新方式5人

合格10人※うち新方式2人
1.9倍、※新方式2.5倍

受験22人※5人

合格6人※0人
3.7倍※ー

受験18人※6人

合格7人※1人
2.6倍※6.0倍

化学 39人/9人/4.3倍 62人/14人/4.4倍 70人/5人/14.0倍
農業 50人/17人/2.9倍 65人/16人/4.1倍 62人/16人/3.9倍
林業 14人/6人/2.3倍 16人/7人/2.3倍 12人/6人/2.0倍
小・中学校事務 166人/24人/6.9倍 219人/26人/8.4倍 219人/29人/7.6倍
警察事務 135人/39人/3.5倍 172人/34人/5.1倍 149人/25人/6.0倍

 

免許資格試験

 

試験区分 令和元年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

薬剤師 35人/8人/4.4倍 42人/6人/7.0倍 41人/13人/3.2倍
獣医師 30人/13人/2.3倍 28人/18人/1.6倍 36人/16人/2.3倍
保健師 26人/11人/2.4倍 19人/10人/1.9倍 20人/8人/2.5倍
保健師(警察) 受験者なし 4人/1人/4.0倍 募集なし
管理栄養士 41人/3人/13.7倍 23人/3人/7.7倍 33人/2人/16.5倍
栄養士 24人/5人/4.8倍 募集なし 募集なし
司書 134人/15人/8.9倍 179人/16人/11.2倍 170人/18人/9.4倍

 

初級試験

 

試験区分 令和元年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

一般事務 264人/20人/13.2倍 278人/25人/11.1倍 187人/15人/12.4倍
設備 5人/3人/1.7倍 5人/1人/5.0倍 2人/1人/2.0倍
総合土木 11人/6人/1.8倍 9人/3人/3.0倍 6人/3人/2.0倍
小・中学校事務 173人/28人/6.2倍 177人/25人/7.1倍 171人/30人/5.7倍
警察事務 171人/15人/11.4倍 141人/16人/8.8倍 130人/10人/13.0倍

 

警察官(1類・2類・3類)

 

試験区分 令和元年

受験者数/合格者/倍率

平成30年

受験者数/合格者/倍率

平成29年

受験者数/合格者/倍率

1類(男性) 1回1,137人/152人/7.5倍

2回294人/51人/5.8倍

1回1,266人/271人/4.7倍

2回512人/46人/11.1倍

1回1,309人/262人/5.0倍

2回592人/70人/8.5倍

1類(女性) 1回336人/33人/10.2倍

2回89人/30人/3.0倍

1回359/61/5.9倍

2回128人/13人/9.8倍

1回431人/82人/5.3倍

2回141人/19人/7.4倍

2類(男性) 1回436人/21人/20.8倍

2回69人/9人/7.7倍

1回726人/33人/22.0倍

2回88人/4人/22.0倍

1回712人/30人/23.7倍

2回611人/102人/6.0倍

2類(女性) 1回127人/8人/15.9倍

2回25人/1人/25.0倍

1回230/9/25.6倍

2回31人/2人/15.5倍

1回264人/15人/17.6倍

2回42人/3人/14.0倍

3類(男性) 1回624人/70人/8.9倍

2回597人/15人4/3.9倍

1回668人/73人/9.2倍

2回605人/91人/6.6倍

1回721人/102人/7.1倍

2回611人/102人/6.0倍

3類(女性) 1回179人/17人/10.5倍

2回210人/49人/4.3倍

1回151人/14人/10.8倍

2回178人/15人/11.9倍

1回189人/21人/9.0倍

2回203人/34人/6.0倍

 

採用試験概要

 

上級試験(一般行政、福祉、心理、設備、総合土木、建築、化学、農業、林業)

 

一般方式

 

試験科目 試験内容 配点
1次試験(教養試験) 【知能分野】 22 問必須解答 【知識分野】 28 問中 18 問選択解答 120分・100点
1次試験(専門試験) 一般行政:事務職員としての専門的知識、その他の能力について、選択解 答制による 多肢択一式により行います。【50問中40問選択解答】

 

その他職種:職種に応じた専門的知識、技術、その他の能力について、多肢択一式により行います。【40問必須解答】

120分・100点
2次試験(論文試験) 文章による表現力、課題に対する理解力、思考力、その他の能力について900字1,100字の記述式による筆記試験を行います。 75分・100点
2次試験(人物試験) 社会性、積極性、信頼性、達成力などについて、集団討論及び個別面接(2回)による試験を行います。また、人物試験の参考とするため、公務員として職務遂行上必要な素質及び適性についての検査 集団討論100点

個別面接300点

 

新方式試験(設備・総合土木・建築)

 

試験科目 試験内容 配点
1次試験(専門試験) 職種に応じた専門的知識、技術、その他の能力について、多肢択一式により行います。【40問必須解答】 120分・100点
2次試験(人物試験) 社会性、積極性、信頼性、達成力などについて、個別面接(3回。うち1回はプレゼンテーションを含む 。)による試験を行います。また、人物試験の参考とするため、公務員として職務遂行上必要な素質及び適性についての検査を行います。 個別面接400点

 

初級試験(一般事務 、設備、総合土木)

 

試験科目 試験内容 配点
1次試験(教養試験) 公務員として必要な一般的知識及び知能について、多肢択一式により行います。【50 問 必須 解答】 120分・100点
1次試験(専門試験)

設備・総合土木のみ

職種に応じた専門的知識、技術、その他の能力について、多肢択一式により行います。 【40問必須解答】 120分・100点
2次試験(作文) 文章による表現力、課題に対する理解力、思考力、その他の能力について、700字~900字の記述式による筆記試験を行います。 60分・100点
2次試験(人物) 社会性、積極性、信頼性、達成力などについて、個別面接(2回)による試験を行います。また、人物試験の参考とするため、公務員として職務遂行上必要な素質及び適性についての検査を行います。 個別面接300点

 

警察官(1類・2類・3類)

 

試験科目 試験内容 配点
1次試験(教養試験) 1類:大学卒業程度の一般的知識及び知能について、多肢択一式により行います。50題必須解答(以下、出題分野)

社会科学(公務員倫理(地方公務員法の服務に関する部分)を含む)、人文科学、自然科学、文章理解(英文を含む。)、判断推理、数的推理、資料解釈

 

2類・3類:高校卒業程度の一般的知識及び知能について、多肢択一式により行います50題必須解答(出題分野については、Ⅰ類と同じ。)

120分・100点
1次試験(資格加点)

1類・2類・3類

資格区分「武道」の資格を有し、申請を行った人に一律に加点します 5点
1次試験(論文試験)

1類・2類のみ

文章による表現力、課題に対する理解力、思考力、その他の能力について、700字から900字の記述式による筆記試験を行います。 60分・100点
1次試験(作文試験)

3類のみ

文章による表現力、課題に対する理解力、その他の能力について、700 字から900字の記述式による筆記試験を行います。 60分・100点
2次試験

(身体・体力検査)

身体検査:警察官として職務を執行するのに必要な身体についての検査

 

体力検査:警察官として職務執行上、必要な体力について、腕立て伏せ、上体起こし、反復横跳び及び握力の検査を行います。

体力200点
2次試験(人物試験) 人物について、個別面接による試験を行います。 300点
2次試験(資格加点) 資格区分「情報」、「財務」又は「語学」の資格を有し、申請を行った人に最大で20 点まで加点します。 20点

※国際捜査Ⅰ類、武道・体育指導Ⅰ類、サイバー犯罪捜査Ⅰ類及びサイバー犯罪捜査Ⅱ類については、埼玉県警HPで確認下さい

 

埼玉県庁公務員試験対策

 

47都道府県の職員採用試験のなかでも、埼玉県は人気、倍率の高い自治体になります。受験生レベルは優秀なので、一般的な合格基準点ではなく、高得点を狙うつもりで試験勉強する必要があります。そのためには、独学よりも、公務員専門の予備校・専門学校(通学・通信)の利用が得策になります。

 

受験ノウハウのあるスクールでは、無駄なく、効率的に高い学習効果を発揮するための講義、教材、カリキュラムを用意しています。そして、一次試験だけでなく、最終合格を果たすための二次試験までトータルサポートしているのも受講するメリットの一つです。

 

また、挫折させないための学習サポート、フォロー体制が整っており、学業や仕事など両立して勉強できるスタイルが選べるのも魅力です。そして、高校生については、無料で公務員講座を開講している受験スクールが複数ありますので、積極的に受講してみると良いでしょう。やる気次第では現役合格できるまでの実力UPが期待できます。