朝霞市役所採用の難易度・年収モデル

朝霞市役所採用の難易度・年齢別の年収モデル

 

都心の利便性と自然がバランス良く調和している朝霞市は、1960年代の高度経済成長期の人口急増に伴い、東京のベットタウンとして都市開発されたエリアです。今でも閑静な住宅地が広がり、商業施設や病院、教育施設など充実しているので暮らしやすいまちです。

 

ここでは、朝露市役所採用試験を検討している方のために、大卒、高卒等の試験難易度をはじめ、職員の平均年収や学歴別の給与、給料などもまとめていますので参考にして下さい。

 

 

 

朝露市職員採用試験の難易度を徹底検証！

 

朝霞市では、市民の視点に立って主体的に考え、社会の変化に柔軟に対応することのできる人、朝霞市を担うという自負をもち、持てる力と情熱を朝霞市の発展のために注いでくれる人を求めています。

 

採用試験の情報

 

令和5年9月採用	・事務職（大卒・短大卒・高卒） ・保育士、民間企業等経験者（保育士）
令和6年4月採用	・事務職（大卒・短大卒・高卒） ・事務職障害者対象（大卒・短大卒・高卒） ・事務職(スポーツ採用) ・土木（大卒・短大卒・高卒） ・建築（大卒・短大卒・高卒） ・保育士 ・管理栄養士

※Ｒ５年度採用試験実施

 

朝霞市役所の採用試験は、6月から7月にかけて実施される今年度9月採用試験と、9月～11月にかけて実施されるＲ６年４月採用試験の2回実施されています。事務職は上級（大卒）、中級（短大卒）、初級（高卒）の学歴区分があり、障害者対象、スポーツ枠なども設けています。

 

朝露市の各職種試験難易度ランク

 

ここでは、事務職をはじめ、消防士、技術職など、それぞれの採用試験の難易度を倍率と試験内容から総合的な観点からA～Dまでランク付けしてみましたので参考にして下さい。

 

Aランク（偏差値60以上） ※国家一般職（大卒）、外務省	なし
Bランク（偏差値59～55） ※地方上級（政令都市）、東京消防庁	・一般事務（上級）
Cランク（偏差値54～50） ※地方中級、国家一般職 （高卒）、消防士（大卒）	・一般事務（中級・初級） ・一般事務（スポーツ枠） ・消防士（上級・中級・初級） ・保育士・管理栄養士
Dランク（偏差値49～45） ※地方初級、警察官（大卒）、消防士（高卒）	・技術職（土木・建築）
Eランク（偏差値44～40以下） ※警察官（高卒）、自衛官	なし

※各ランクの相当するレベル

 

朝霞市採用試験は、全体的に全国平均並みの難易度

 

朝霞市役所で最も難易度の高い試験は事務（上級）になりますが、倍率は高めでも試験内容は全国平均並みということでＢランク、偏差値55ぐらいかと思われます。その次にやはり倍率高めの中級、初級の事務で、消防士よりやや高めの難易度になると思います。

 

事務（一般行政）の過去3年間の倍率

 

	R４	R３	R２
一般事務（上級）	10月採用：10.3 4月採用：6.3	5月実施：6.7 9月実施：4.2	4.8
一般事務（中級）	10月採用：合格者なし 4月採用：6.0	5月実施：6.0 9月実施：合格者なし	合格者なし
一般事務（初級）	10月採用：合格者なし 4月採用：合格者なし	5月実施：22.0 9月実施：5.5	4.5
一般事務（スポーツ枠）	5.0（上級）	3.0（上級）	6.0（上級）
消防士（上級）	4.0	6.8	7.4
消防士（中級）	12.0	3.7	5.0
消防士（初級）	合格者なし	3.8	4.0

※消防士は埼玉県南西部消防局

 

朝霞市事務＆消防士の倍率は全国平均より高め！

 

事務職は上級、中級、初級どの区分も比較的高い倍率を推移しており、スポーツ枠についてもやや高めかと思われます。また、消防士は、学歴合わせた倍率が過去３年では5～8倍なので、他の自治体に比べると少々高いと感じられます。

 

事務（一般行政）の試験内容！対策まとめ

 

1次試験	教養試験・事務適性検査
2次試験	作文試験・集団討論
3次試験	面接試験

 

朝霞市事務採用試験は3次試験まで実施！筆記＆人物試験対策必須

 

Ｒ５年度採用試験の受験案内が削除されているため、詳しいことはわかりませんが、朝霞市は教養試験、集団討論及び面接試験等で最終合格者が決定されます。

 

1次試験の教養試験は公務員として必要な一般的知識及び知能について問う問題が出題されます。2次試験に進むためにも、得点力ＵＰできるよう過去問で対策しておく必要があります。そして、事務適性検査は、事務職員としての適応性について、正確さ、迅速さ等の作業能力の面からみる試験で、一般的には得点として加算されない検査になります。

 

2次試験の集団討論、作文試験、3次の面接試験は人物評価のための試験になるため、万全な体制で試験に臨めるよう繰り返しの練習が必要です。

 

朝露市職員（一般行政職）の年収・給与・賞与について徹底調査！

 

※2022年実績

 

市職員の年収は高い？安い？

 

 

朝霞市事務職は全国平均より高年収！県内ではトップクラス

 

埼玉県自治体のなかでは5位にランクイン、そして、全国地方公務員、市役所のなかでも高水準の年収を得ている自治体です。諸手当等が平均10万以上ということが年収引き上げていると思われます。

 

職員の初任給

 

※Ｒ５年４月１日時点
※上記金額のほかに諸手当、期末手当、勤勉手当が支給
※卒業後に一定期間以上の経歴がある場合には、加算措置があります。

 

経験年数＆学歴別平均給料モデル

 

	経験年数１０年以上 １５年未満	経験年数２０年以上 ２５年未満	経験年数２５年以上 ３０年未満	経験年数３０年以上 ３５年未満
大学卒	32～36歳　289,160円	42～46歳　365,107円	47～51歳　401,939円	52～56歳　415,053円
高校卒	28～32歳　職員数3名以下	38～42歳　職員数3名以下	43～47歳　358,788円	48～52歳　385,056 円

※令和4年4月1日時点

 

学歴による給料差、年収の格差は比較的大きい

 

朝霞市事務の大卒、高卒は、採用後の経過年数や同年齢で換算すると他の自治体よりも高い傾向にあります。また、40代以降においては管理職手当等の諸手当においても大卒のほうが高いため、年収にすると大卒、高卒の差はかなり大きいと感じます。ただ、大卒職員は大学でかかた学費を差っ引くと、生涯年収にすると最終的に高卒と同じぐらいかと思われます。

 

級別職員の年代及び給料

 

等級	職務内容	１号給～最高号給の給料月額	職員割合
1級	20代　主事補	146,100円～247,600円	7.4%
2級	20代後半　主事	195,500円～304,200円	18.2%
3級	30代　主任	231,500円～350,000円	28.4%
4級	40～50代　係長	264,200円～381,000円	22.3%
5級	40～50代　課長補佐	319,200円～410,200円	9.8%
6級	40～50代　課長	362,900円～444,900円	8.9%
7級	50代　部次長	408,100円～468,600円	2.4%
8級	50代半ば　部長	458,400円～527,500円	2.6%

※令和4年4月1日時点
※朝霞市行政職員数461人

 

朝霞市職員（事務）は1級から8級までの等級があり、3級までには5割の職員が属しています。新卒者は主事補に任命され、その後、主事、30歳ぐらいで主査に昇進している職員が多いようです。そして、係長へは採用20年後の40歳ぐらいで昇級し、その後、能力、実績により課長補佐へ昇進する職員もいます。その一方で係長で定年を迎える職員もいます。

 

また、課長クラスになるとほとんどが大卒職員が占め、部次長、部長は、ほんの一部の職員のみが昇級できる役職になります。ちなみに最高等級になる8級では1000万円以上の年収も期待できます。

 

朝露市職員（行政職以外）の給与、平均年収を調査！

 

職種	平均年齢	平均給料月額	平均給与月額
技能労務職	55.8歳	283,643円	328,577円
教育職	45.2歳	402,967円	531,956円

 

朝霞市職員の行政職と教育職の年収を比べると、教育職のほうが給料、給与ともに高めとなりますが、それほど大差はないように思います。そして、職員全体のなかで最低水準の技能労務職は、他の自治体と比べると低めの年収になります。ただ、朝霞市民の平均年収と比較すると高めの水準になります。

 

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